シクル・マーモット(Cycles Marmotte)

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フロントメカ調整がうまくいかない方へ

2016年11月01日 | 6.自転車メカニック情報

以前、リアメカ調整の方法について説明してからかなり経ってしまいましたが、http://blog.goo.ne.jp/cyclesmarmotte/e/f2836c830b8af23a9890fd62933d0f3b

今回は、フロントメカ(シマノ)の調整方法について、ご説明します。

基本的に、フロントディレイラーの取付位置、サポートボルトの当て方、ワイヤセッティング位置(2通りあり)がマニュアル通りに取り付けてあれば、あとは、シフトワイヤーのテンションさえ適正であれば、変速はスムーズに行くはず・・・・なのですが、

そのワイヤーの張り具合については、現行のシマノのディレイラーの場合はかなり強く張る必要があり、プライヤーなどでワイヤーを強く引っ張りながら止めたとしても、これだけでは不十分で、必ず2枚目の写真にあるようなアジャスターで更にテンションを高める必要があります。(アジャスターの片側から突起が出てくる方向に回していけば張力が高まります。)

この時に、もし強く引っ張りすぎた場合は、インナーギヤに入れたチェーンが変速機のプレート内側にあるプラスチック板(スキッドプレート(Di2にはありません))に当たってしまうので、ぎりぎり当たらないところまで戻せば、ほぼ適正なテンションになります。

このテンションが維持されていれば、基本的にインナー側にチェーンは落ちないのですが、例えテンションが下がってもチェーン落ちしないように、念のため、ロー側のストローク調整ボルトによってチェーンとスキッドプレートの間が0.5mm以内に保たれているか確認しておくと安心です。

もし、上記の方法だけで調整しても不具合がある場合は、フロント変速機を一から付け直してみる必要があり、当店でご購入頂いたバイクや、パーツの取付またはメンテナンスをされたバイクについては、すぐに無償で作業いたします。

他店や通販でご購入の場合は、製品不良や作業手順の不備も考えられるので、まず購入元にご相談頂きたいと思いますが、引っ越しされたなどで購入元が遠方になってしまってお困りの場合は、当店まで気軽にご相談ください。(但し、持込工賃となりますので予めご容赦ください)

なお、かなりの距離を乗られたバイクの場合は、ワイヤーが切れていたり、変速機が腐食等によって動作不良を起こしている可能性も考えられ、修理又は交換が必要になるケースもあります。 

シクル・マーモット」のHP(店頭在庫状況やイベント情報、営業予定表、アクセスなど)& メールアドレス 
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