シクル・マーモット(Cycles Marmotte)

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SBAAプラス資格取得は今回も見送りにしました・・・

2016年12月14日 | 1. 店舗インフォメーション

最近、スポーツバイクの世界でも海外通販の勢いが増すとともに、他産業から自転車販売に参入した並行輸入業者や中古品販売業者が増えてきていて、益々、スポーツ用自転車の安全性を確保することが難しくなってきています。

このような中で、安全・安心なスポーツ用自転車の販売を目的として、スポーツ用自転車の製造に関して安全基準をクリアした証明であるSBAA(SPORTS BICYCLE ASSOCIATION(JAPAN) APPROVED)マーク制度があります。 詳しくは ⇒ http://sbaa-bicycle.com/about/index.html

また、スポーツ用自転車の安全な組立整備はもちろんのこと、正しい乗り方も指導できる者だけが販売した自転車に貼ることの出来る「SBAAプラス」という制度があり、(一社)自転車協会による講習会を受講し、その後の試験に合格した者に資格が付与される仕組みとなっています。

理念としては間違ってなく、むしろもっと徹底してもらいたい所なのですが、その実態はあまりにも現実と乖離して、お役所仕事(協会の収入源)的であることは否めません。

まず、その資格を得るのに、3年以上の実務経験とそれなりの(この基準が曖昧)技量を持ったものが、わずか2日間の講習のあとペーパー試験を受けて合格すればよく、ただし、試験に合格したら、特別賛助会員への入会金1万円に加え、毎年、会費として2万円を納めないと資格が無くなってしまうという。。。

もちろん、制度の維持にはコストがかかるとは思いますが、これが適正なコスト負担の在り方であるのかどうかということと、SBAAプラスの効果がどれだけあるのか大変疑問です。スポーツ用バイクは、新車購入後にパーツを付け換えたりするのが頻繁に行われるもので、定期点検を含め、自転車の整備を全てSBAAプラス資格者が行った記録が残せるように、バイク1台ごとに車検証や整備記録を残したカルテのようなものが無いと、いつまでも安全な自転車であることは確保できないはずです。

コスト面からの検証で、私が役所勤務で公益法人検査をした経験から公開されている決算書類をちょっと調べてみたら、退職給与引当金が約5,600万円あり、常勤役員が1名の社団法人としては非常に大きな額で、いろんな理由があるのかもしれませんが、企業等の天下り先の温床?・・・という疑いをどうしても持ってしまいます。

あと、どうしても解せないのが、講習会の内容を説明した理解不能な文章や誤字の多さで、これを見ただけで協会の運営能力が疑われてしまうし、講習を受けたい気がそがれてしまいます。

 

長文となってしまいましたが、先日、自転車協会からSBAAプラス資格取得講習会への申込書が届き、そろそろ資格を取得しなければと一旦は考えたのですが、結局、今回も提出しませんでした。

以上、他者を批判することは容易なことで、自分として何が出来るかという点を考えなくては。。。

今後とも、当店の「シクル・マーモットステッカー」が「SBAAプラスマーク」よりも信頼が得られるように、前述した車検証のようなものを準備しなければと考えております。

ここまで、お読み頂き有難うございました。今後とも、ご支援ご指導のほど、宜しくお願い申し上げます。

 

シクル・マーモット」のHP(店頭在庫状況やイベント情報、営業予定表、アクセスなど)& メールアドレス 
ホームページ:    http://marmotte.server-shared.com/

● メールアドレス:   marmotte@chime.ocn.ne.jp  

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コメント (4)
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