私が以前働いてた地元のNO-KILL シェルターの獣医さん、ドクターC.
彼女は自ら立ち上げたというアニマルレスキューがあるのを以前から聞いていたので、ぜひ話を聞きたいなんて思いながら、なかなか彼女の時間がとれず、話もできないまま、時間がたってしまいました。
先週、大学の授業の一環で”ゲストスピーカー”に彼女の名前がでてたので、ようやくゆっくりと彼女の話を聞けると喜んでました。
彼女はもともと獣医になるかどうかってわからなかったそうです。でも子供のころから大の動物好き。 高校からはじめたアニマルシェルターでのボランティアをきっかけにいつか、アニマルシェルターで働けたらいいなぁと思い、そうこうするうちに、大学の卒業。。あるポストに”メキシコのアニマルシェルターのボランティア募集”をみて、彼女はスペイン語も話せるし、動物も好きということで、メキシコにいったそうです。
メキシコでも、かなりの小さい町。彼女が育ったカルフォルニアとはまったく違う発展途上国。
そこに小さいアニマルシェルターがあり、彼女は動物の檻の掃除などを担当することに。
彼女はそのアニマルシェルターをみて、絶句したそう。
小さい檻に何千という犬が動きが取れない状態でいたといいます。
小さい犬は大きい犬に踏み潰されて死んでたり、噛み殺されてたり。。
それはそれは、見るに耐えない状態だったそうです。
その小さいアニマルシェルターには2000匹以上の犬、5百以上のネコがいたといいます。
ほとんどは処分。
メキシコでは動物たちに水をぶっかけ、電気ショックで処分を行うところがほとんどです。
電気ショックで死なない場合は、生きてるまま壁にぶちあてて殺すということもいまだに行われてます。
ドクターCはそこで、呆然とした2週間を過ごし、ある日これではいけないのではないか?!
このままでいいのか?!
処分ではなく、病気を治して、里親に出そうよと職員に話したそうですが、なんせ発展途上国の獣医ですから、治療の仕方もわかりません。
獣医でもなかったドクターCはそこのアニマルシェルターにあるすべての薬をみて、ある1匹の犬を治療し、里親に出したんです。
”私、獣医になってこの国の動物を救うわ” そのときそうおもい、アメリカにもどり勉強をしなおして、獣医に。
最初はメキシコネイティブの旦那さんとポケットマネーから1ぴきずづ、メキシコの犬をアメリカに連れて帰って来てたそうです。
Compassion Without Boarder 2001年に彼女と旦那さんで立ち上げたアニマルシェルター。
彼女はSonoma Humane Societyのシェルター獣医でもあります。
そして、いまメキシコでは3件のアニマルシェルターでは電気ショックではなく、”安楽死”という方向で犬猫を処分することまで、彼女は彼らに教育をしていったのです。
いまなお、彼女率いるアニマルシェルターはメキシコのアニマルシェルターに何件か事務所をおき、獣医、スタッフを教育し、”避妊、去勢”をすべてさせ、野良犬や野良猫を減らすという運動も盛んになってます。
そして、このアニマルシェルターは子供をターゲットに、教育をしはじめ、それが大成功を放たしています。
絵本をつくり、野良猫、野良犬を減らす勉強や、電気ショックでの処分廃止のことを、絵本で簡単に説明し、あまり子供にショックを与えないように、教育をしていってます。
地元のアニマルシェルターでも年2回、メキシコからの犬を何匹もひきうけ、私が働いてるMarin Humane Societyでも毎回犬を、彼らか引き受けることにしてます。
ドクタークリスティーのような獣医が日本にいたら、どれだけの犬猫を助けられることでしょう。彼女は本当に心から、動物を愛し、”助けたい”という理由で獣医になったに違いありません。
彼女をみて、本当の獣医とはこうあるべきではないのか?と思います。
最後にドクタークリスティー率いる、アニマルシェルターのビデオです。
日本の獣医に彼女の爪を煎じて飲ませてあげたいぐらい。
今日もお付き合いありがとうございました。

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彼女は自ら立ち上げたというアニマルレスキューがあるのを以前から聞いていたので、ぜひ話を聞きたいなんて思いながら、なかなか彼女の時間がとれず、話もできないまま、時間がたってしまいました。
先週、大学の授業の一環で”ゲストスピーカー”に彼女の名前がでてたので、ようやくゆっくりと彼女の話を聞けると喜んでました。
彼女はもともと獣医になるかどうかってわからなかったそうです。でも子供のころから大の動物好き。 高校からはじめたアニマルシェルターでのボランティアをきっかけにいつか、アニマルシェルターで働けたらいいなぁと思い、そうこうするうちに、大学の卒業。。あるポストに”メキシコのアニマルシェルターのボランティア募集”をみて、彼女はスペイン語も話せるし、動物も好きということで、メキシコにいったそうです。
メキシコでも、かなりの小さい町。彼女が育ったカルフォルニアとはまったく違う発展途上国。
そこに小さいアニマルシェルターがあり、彼女は動物の檻の掃除などを担当することに。
彼女はそのアニマルシェルターをみて、絶句したそう。
小さい檻に何千という犬が動きが取れない状態でいたといいます。
小さい犬は大きい犬に踏み潰されて死んでたり、噛み殺されてたり。。
それはそれは、見るに耐えない状態だったそうです。
その小さいアニマルシェルターには2000匹以上の犬、5百以上のネコがいたといいます。
ほとんどは処分。
メキシコでは動物たちに水をぶっかけ、電気ショックで処分を行うところがほとんどです。
電気ショックで死なない場合は、生きてるまま壁にぶちあてて殺すということもいまだに行われてます。
ドクターCはそこで、呆然とした2週間を過ごし、ある日これではいけないのではないか?!
このままでいいのか?!
処分ではなく、病気を治して、里親に出そうよと職員に話したそうですが、なんせ発展途上国の獣医ですから、治療の仕方もわかりません。
獣医でもなかったドクターCはそこのアニマルシェルターにあるすべての薬をみて、ある1匹の犬を治療し、里親に出したんです。
”私、獣医になってこの国の動物を救うわ” そのときそうおもい、アメリカにもどり勉強をしなおして、獣医に。
最初はメキシコネイティブの旦那さんとポケットマネーから1ぴきずづ、メキシコの犬をアメリカに連れて帰って来てたそうです。
Compassion Without Boarder 2001年に彼女と旦那さんで立ち上げたアニマルシェルター。
彼女はSonoma Humane Societyのシェルター獣医でもあります。
そして、いまメキシコでは3件のアニマルシェルターでは電気ショックではなく、”安楽死”という方向で犬猫を処分することまで、彼女は彼らに教育をしていったのです。
いまなお、彼女率いるアニマルシェルターはメキシコのアニマルシェルターに何件か事務所をおき、獣医、スタッフを教育し、”避妊、去勢”をすべてさせ、野良犬や野良猫を減らすという運動も盛んになってます。
そして、このアニマルシェルターは子供をターゲットに、教育をしはじめ、それが大成功を放たしています。
絵本をつくり、野良猫、野良犬を減らす勉強や、電気ショックでの処分廃止のことを、絵本で簡単に説明し、あまり子供にショックを与えないように、教育をしていってます。
地元のアニマルシェルターでも年2回、メキシコからの犬を何匹もひきうけ、私が働いてるMarin Humane Societyでも毎回犬を、彼らか引き受けることにしてます。
ドクタークリスティーのような獣医が日本にいたら、どれだけの犬猫を助けられることでしょう。彼女は本当に心から、動物を愛し、”助けたい”という理由で獣医になったに違いありません。
彼女をみて、本当の獣医とはこうあるべきではないのか?と思います。
最後にドクタークリスティー率いる、アニマルシェルターのビデオです。
日本の獣医に彼女の爪を煎じて飲ませてあげたいぐらい。
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寂しげな眼差し
でも新しい家族と新しい生活を手にした
ワンコ達の笑顔に涙した
みんな幸せになるのが当たり前やのに
その願いがかなわない子が多いんやろね
ホント、その彼女の爪のアカを日本のアホゥ達に飲ませたいです
定春を保護した時にその近辺に張り紙してたから
本当の飼い主かは不明確です
安心して、手放すことは無いからね(笑)
嫁に私が放り出されてもワンコ達は残るでしょう(笑)
突然申し訳ありません。
実家の猫についてです。
2ヶ月前に獣医から安楽死を勧められました。
癌で、1度手術したものの再発。手術ももうすることができず、両脚で破裂。
それでもごはんは食べ、外に出たくて鳴き、走り回っていましたが、今日立ち上がれなくなりました。
安楽死させた方が良いのでしょうか。
動物は生きることだけを考える
という、誰かの言葉を信じ、安楽死は選びませんでしたが、
ご意見聞かせていただけると嬉しいです。
やっぱり、張り紙で父さんのことわかったんやね。日本はいまだに張り紙で捨て犬探しなんかな??
遅れてるぞぉ~~といいたいけど、こちらもたまに見かける。でも、ほとんどアニマルシェルターに連絡するのが一番はやいなぁ。。後はほとんどの犬猫にマイクロチップがはいってるから、その番号から飼い主さんの連絡先わかるものね。
よかった。父さんのところで引き取られた方がよっぽどいいもん。
★はな様★
ご訪問ありがとうございます。
正直はなさんのネコちゃんをみてないので、どういう状況か判断できないので、”安楽死したほうがいい”とか”しないほうがいい”とかって言うのは難しいです。
でも一ついえるのは、人間のエゴで安楽死をさせたり、しないでいつまでも痛みを感じたりしてるのにもかかわらず、生かせておくっていうのも私は嫌です。
まだ、はなさんが元気といえるのであれば、安楽死はしないほうがいいのでは?
動物って一番身近にいるひとに、訴えるんです。
来る日がきたら、ちゃんと彼らは、”もういいよ。逝かせてくれ”と訴えることができるんですが、対外の人はその時点でぱにくってるので、”生かせたい”気持ちばかりが強くなって、エゴが邪魔をするんですね。
うちのSHIMBAというネコは死ぬ直前まで食べてましたよ。
次の日に自分の好きな場所で息を引き取ってました。
去年安楽死をさせた、猫のサバはとてもじゃないけど、生かせておくのは、私のエゴと判断したので、安楽死を選びました。ご飯ももちろん、水も飲めない。肺に水がたまり、抜いても抜いても5分後には水がたまり、痛みとめの薬もきかなかったんです。手術しても50%の確立ということで、もしかしたら手術中になくなる可能性も大ということで、私は眠らせました。
難しい決断ですが、身近にいるはなさんがしっかりした気持ちで、ねこちゃんをみてるとわかるかとおもいます。
本人が訴えてくる...うちの子は、母のことが大好きなので、母に話してみます。
昨日まではフラフラになりながらもトイレも自分でして、ご飯も食べていました。
今日は何か、違う気がします。
本当にありがとうございます。
うちの子は、一昨日息を引き取りました。
獣医に安楽死を勧められたのが8月。
死ぬ直前まで、口の中の傷にも耐え、食事も取って必死に生きようとしていました。
安楽死を選ばず、母も私も、自分の選択に間違えがなかったのだと自信を持って言えます。
本当にありがとうございました。
シェルター、応援しています。
きっと、今は痛みのない世界で走り回ってることでしょう。
まだ、はなさんやお母様のそばに魂はいるので、あまり落ち込まないであげてください。
49日が過ぎると、虹の橋をわたらないといけないので、行かせてあげてください。
幸せだったって。。ありがとうって。。聞こえます。
お疲れがでませんように。。