クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

「信ぴょう性に欠けるよね・・・」確かに

2016年06月03日 | ヘアケア
最近はインターネットにより、誰もが簡単にある程度の専門的な知識を得る事が出来ますね

特に女性の育毛に関しても多くの情報が氾濫していて、ある意味どれを信じて良いかわからなくなっています

そんな中、昨日は鋭い質問を受けました

それは「頭皮に良いものと、髪に良いものは違うのですか?」と言う質問です

その質問とは、以前に行かれた美容室の男性オーナーが「当店は髪良いシャンプーをオリジナルで作っている」と言っていたのに、その本人の髪が薄く(いわゆる前頭ハゲ)毛髪に良いものと頭皮の良い物は別なのか?と単純に疑問に思われたそうです

勿論、そんな事はありません

って言うか、髪が何処で出来ているかを考えればわかると思います

毛髪は当然のことながら頭皮の中(僅か2ミリの世界)で生まれているからです(つまり元は同じ素材)

逆に言えば髪に良い影響を与えるものならば、当然育毛効果もあるのです

だから、どんなに難しい理論を並べても開発した人が薄毛なら、その商品に?マークが付くのは当然ですね

むしろ「これは毛髪だけに良い」なんて理屈は通らないのです

そんな説明をしたら「それなら髪の薄くなった人が良いシャンプーを開発したと言っても信ぴょう性に欠けるよね~。それなら表に出ないほうが得策じゃない!」と、お客様に言われました・・・

確かに、その通りだね(最近の消費者は本当に鋭いです)

例えば、虫歯だらけの歯医者さんに歯を治せるとも思えないし、そんな先生が「これオリジナル開発の虫歯予防の歯磨き粉だよ」と言われても誰も買わないそれと同じだね

これだけはハッキリ言えます
「髪に良い物は頭皮に良いし、頭皮に良い物は髪にも良い」それは髪も頭皮も同じヒト幹細胞から生まれてくる事は間違いないからです

最後に「ネットでも色々あるけど、シャンプーは開発した人の髪を見て選ぶのがいいね」って笑って帰られました(それを言ったら大手メーカーの開発者に会わないとね)

でも、そんな人も増えているから、美容師も自覚を持たないといけないね


コメント
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