利害の一致か、波長の一致か

不思議なもので、この年になると仲良く付き合える人か関わらない方が無難な人か、一瞬に感じてしまうものだ。
大人ですから、波長の合わない人でも、お互いの利益が一致すれば助け合ってそこそこの関係は築くけれど、まあ本心それほど深い付き合いはしたくないと思うし、しないのがお互いのためでもある。

政界の人間関係がどんなもんだか知らないけれど、利害のほうが大きく左右する世界だろうとは思う。でも波長が一致していると、利害が反してもなんとなく暖かい気持ちの交流が見えることがある。ちょうど、管さんと小泉さんの国会の論議みたいに。（笑）

岡田さんと小泉さんの関係を見ていたら、もう絶対一生理解しあうことは不可能だろうなあって見える。使ってる言語自体違うに違いない。
たぶん、岡田さんに波長が合う人は、小泉さん嫌いなんじゃあって想像したりもする。（確かめたわけじゃないけれど）

私は小泉さんとは波長が合う面が多い。だからファンとか言う。でも、例え波長があっても、やることなすこと私にとって気に入らないことだったら、利害が一致しないので応援はしない。もしかすると、私の望むように動いて見えるから、波長の一致以上に好きになったのかもしれない。最初はきもい変人に見えたし・・・汗

郵政民営化は私はすべきだと思う。きょうの議会採決では反対賛成半々の結果だったように、世の中いつも半分は私とはまったく違った価値観と考えで生きている人たちなんだってことなんだねえ。「当たり前」って言える価値観なんて、そうはないんだろう。

ところで、上田さんのところで紹介されてた記事に、イタリアのボランティア団体か、中国を人権問題で訴えたみたいだけれど、日本の地球市民さんはなぜそれしないんでしょうか？とっても不思議。日本の戦争犯罪の比じゃないと思うんですけれどねえ。中国も北朝鮮も。