人権擁護とか共謀罪とか、わかりずらいことばかり

2005-07-14 02:09:20 | Weblog
絵が合わないと気づいたら――共謀罪

次から次へと私には理解できない怪しげな法律をよくぞ考えてくれるものです。
法律の条文なんて到底読みこなせる能力はないので、「共謀罪」って結局なに?って思っていたらとてもわかりやすい解説が見つかりました。

<行為を罰する、計画があっても着手しなければ罰しないという今の刑法の考え方。これは、過去に痛い目にもあいながら、現在の私たちの社会が手にした到達点だ。
 しかし、「国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約」というものをを批准するために、行為がなくても共謀しただけで罰することにしたいという。つまりこれは、もともとほかの国内法とは合うはずのないものだ。>


なんてわかりやすい。

痛し痒しって言葉があるけれど、法律や人権を守るってことはほんと矛盾に満ちています。
なにせ、子供に猥褻な行為を行いそうな人がいようが、誰かを殺しそうな人がいようが、犯罪を犯すまではなんの打つ手ももないのですから。

襲われるまで、あるいは殺すまで待つ・・・でも殺されてからでは被害者には間に合わないのです。

アメリカ映画並みに、「あんたはもうすぐ犯罪を犯す予定だから、今から逮捕します」なんて訳にはいかないのはわかるけれど、なんかすっきりしない事件が多い。先に手を打っておいたら殺されずにすんだのかもしれないのにと。

「テロ」に至っては、その被害の大きさを考えると「怪しい」という理由だけでもなんらかの人権侵害がをしても仕方ないような気さえする。

とりあえず、「大量無差別殺人」の計画については、実行の如何に関わらず、罪としていいのでは。

追伸
これ書いてからネットサーフィンしていたところ、言葉通りの意味で犯罪を「共謀する」組織を組織ごと捕まえるって言う意味のほうが強そうですね。う~~~~んもう一度ぶらぶらしてきます。(汗)



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