大人になれよ

2006-01-11 22:05:11 | Weblog

ハリぼんの世評ナナメ読み:中国が反対しても日本は国連の常任理事国になれる?

>その理由を知るには、まず世界の安全保障の歴史の法則を知る必要がある。
 必要な法則は3つある。

  第1法則 大国の力が世界の安定を保つ
  第2法則 行使する意志のない力は無力である
  第3法則 法の精神により制御されない力は暴力である

歴史的には紛争というのは小国同士の間で起こるもので、大国というのはその紛争を止める、抑止する役割を果たす。大国の力がしっかりしていれば、紛争は戦争にまでエスカレートする前に調停されるが、大国がその役割を果たさなくなると、小国同士の武力衝突・戦争による決着という事態が起きるのである。

本日も目が覚める気分です。

人間ってそんなものなのに、国家間の場合にもそれが当てはまるのにまったく気がつきませんでした。詳しくはハリぼんさんのブログでお読みいただくにしても、日本の歴史を紐解いて戦国時代がどうやって収束したかを思い出せば、人類の平和とはどういう状態を言うのかの答えは出るわけでした。

経済感覚に優れた人間が豊かさを独占しているにせよ、選挙権だけは公平にもてる国アメリカと、政治感覚がすぐれた人間が豊かさを独占するシステムを維持するために公平さを失った中国と、どちらが大国としてましなのかもはっきりしているわけで、中国が大国としての使命をアメリカほどに果たせる可能性は皆無です。

そして軍事力がなぜ必要なのか、小学校の学級会レベルでしか考えない永遠の純粋君にもそろそろ大人になってもらいたいものです。

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (ハリぼん)
2006-01-11 22:47:26
あーどうもどうもまいどっす(^o^)

「人間ってそんなもの」・・・確かにそうですよね。

喧嘩の手打ちには親分が出てくるのが通例ってわけで
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こんばんは~ (クレ)
2006-01-12 23:09:37
わかってみればあたり前のことでも、気がつかないでいることってほんと多いです。



アメリカも自国民の命を犠牲にしてやるのは、それが巡り巡って自分のところに返ってくることなのでしょうけれど、大国であるのも楽じゃないですねえ。



アメリカを行動を共にする日本の今後は私にはわからないです。できれば、戦争って形で犠牲者を出さないで済むに越したことないですが。いつか日本も、犠牲を最小に抑えることが精一杯なんて事件があるかもですねえ。



地震やインフルエンザ、有事と・・・あんまり生きてると何か経験してしまいそうです。



それにしてもいつも役立つ日記とコメントに感謝です。また教えてくださいね。
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