夢中人

sura@cosmic_a

資本主義

2010年02月03日 | Weblog
マルクスの事が気になって、再び図書館へ行って本を見ていたんですよ。
漫画になっているやつもあったのですが、それらを見ていて私は感動しました。
それは、「資本論」の主人公は労働者達のように感じたからです。
資本主義の最初の19世紀頃の労働者達はとても過酷だったようですね。
大人はもちろん、子供まで長時間労働をしていたとか。
それらは映画などで観たことがあります。「レ ミゼラブル」はこの時代じゃないかな。
日本でも「あぁ、野麦峠」という映画があてはまるのじゃないかな。
あの時代の労働者が立ち上がって動いてくれたから、今の労働者がいるのだなと思った。

資本主義以前の生活というのは、いわゆるアーミッシュとかターシャ・テューダーの生活みたいなんですね。衣食住が自給自足。
それはそれでいいのかもしれないけど、でも、それこそ仕事に縛られている生活じゃないかな。
まぁ、資本主義でも、19世紀の労働者達は長時間の拘束時間に縛られていたみたいなんですが、今は21世紀。
19世紀の労働者と21世紀の労働者のあり方って。。。違いますよね?
どうかな。。。まぁ、日本しか知らないのですけど、多分、多少は違うのじゃないかな。
あと、物が物をよぶという言い方や、人は物に左右されるというものあるみたいなんですが、
特に否定はしないのですけど、物が溢れているというのは、言い換えれば選択の幅が広がるということではないかと思ったのですが。
いわゆる「選択の自由」ってやつですか。
物事が発生すると、プラスの面とマイナスの面が発生すると思うのですが。。。どう感じたらいいのだろうか。
また、人間が資本の歯車になっているという言い方もあるみたいなんですが、それも真っ向否定はできないと思うのですが、
でもそれにもプラスの面と、マイナスの面があるのじゃないのかなぁと思うのですが。
その言葉をそのまま鵜呑みにしてはいけないような気がする。

今、なんとなく思うのは、19世紀の状況を知っていくよりも、今を知っていく方がいいのじゃないかと思うワケで。。。
とりあえず日本型の資本主義というか、日本型の会社システムというのがあって、それがイマイチなのかなぁ。。。それがJAL?
日本の従来のスタイルというのは、時代にそぐわないということなのかもしれませんね。
あのJALというのは、現場でお仕事されているパイロットとか客室乗務員は時代にそぐうように一生懸命なんだろうけど、
経営陣が時代にそぐわなくてああいうふうになっちゃったのかな。
もしそうだとしたら、現場でお仕事をされている方々が気の毒ですよね。。。そう思うのですけど。

なんかですね、日本全体が変わらなければならないというのがなんとなく見えてきたような気がします。
というか、世の中は動いているのだけれど、肝心の所が動いていないということなのかな。
なんか、ぐしゃぐしゃに縺れた毛糸をほどいていくような感じもするのですが、
自分は、その中で生きてるから、難しく考えないのがいいでしょうね。
とりあえず、資本主義の主人公は労働者じゃないのかなと感じた。
労働者の意思が世の中を動かしているのではないのだろうか。。。
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