夢中人

sura@cosmic_a

波長

2009年02月18日 | Weblog
あるホームページの動画を観ていたら、「各国の構造改革が世界経済を回復させる」とあった。
お話を聴いてみると、あの国はこことここ、この国はここをなんて言われていて、
日本の事ももちろん言われていた。
その言われていた項目が他の国より多かったんですよね。
まぁ、日本向けの発信だったからそうなったのかなぁとは思ったんですけど、
「各国が構造改革をすれば世界経済が回復する」ってだよ、世界経済とはなんぞやとは
わからないんですけど、でもそこに「波長」があるんだなと感じました。

日本は貿易国で、それは、外国との交流なくして今の日本はなっかたわけでしょう。
それはずっと以前からそうみたいで、聖徳太子の時代だって、空海和尚の時代だって、
外国との交流があったわけですよね。
もしかしたら彼らの時代は「波長」を探っていた時代だったのかもしれない。
でも、日本はだんだんと「波長」を合わせてきて、合わせることができ、そして
いまの日本があるんですね。それでずっとやってきた。
でも、時代と共に「波長」は変わっていくんだ。
それで世界の国々は、その「波長」に合わせて変化(改革かな)をしていった。
でも、日本は最近、その変化(改革)がイマイチ進んでいないのかな。
この辺が「世界に遅れをとっているということ」かな?
もしそうだとしたらまずくない?
だって「波長」がずれるということだよ。

確かに「みんな違ってみんないい」んですよ。それはそうなんですよ。
みんな一緒である必要はないんですよ。またそれを認めあっていかなければいけない。
でも、一国だけの考えだけじゃ、その国の民の全体が幸せにはなれないのかも。
やはり、外国との繋がりは大事なんですね。
外国との繋がりがあってこそ今の日本があるんですね。
そしてそこから文化が生まれた。
で、ですよ、その培ってきた日本文化なんですが、これって日本の個性ですよね。
まさに日本なんですよ。
これを守っていくにはですよ、「気持ち」というのも大事なんですよ。
でも、それよりもっと現実的に必要になってくるのが「お金」だと思うんですよ。
例えば「法隆寺」。
あの法隆寺は建ってから1000年以上経つわけですよ。でも、現代に存在しているんです。
それはですよ、「日本人として保存していかなければいけないという気持ち」と
それとともに莫大な「お金」がかかっていると思うんですよ。きっとかかっているはず。
あと、伝統芸能にしても、それは受け継いでいらっしゃる方々のそれそうとうなお気持ちとお力が
当然あると思うんですが、たしか「衣装」は国が買っているようなことを言われていたような気がするんですよ。
狂言や歌舞伎の衣装って、結構高価なものと聞きました。
衣装にも伝統がありますもんね。それは国が守ってくれている。
やはりそこにも「お金」がかかるんですね。
もしかしたら「文楽」のお人形も国で買っているのかもしれないなぁ。
よくわからないんですけどそう感じてきました。
より日本の個性を守っていこうとするならば「お金」は必要なんですね。
もしだよ。もしもしも。
経済が悪くなっていって、それこそこの日本文化の保護が弱くなってしまうと
それは大変なことですよ。
それはまずいと思う。っていうか嫌だし。

やはり経済状況というのはいろんな所に影響していて大事なんですね。
もしですよ、日本の改革が世界の国々より遅れているとするならば、
それは、今までの日本の歴史に反していることではないかなと感じます。
だって、今までの日本は「波長」を探ってきて、そして合わせてきたんですよね。
まぁ、全部の歴史を知っているわけじゃないけどそうなんじゃなかと思います。
でも、一時期「波長」を打ち切った時代があるんですよね。
それは「鎖国」。
外国との交流をやめたんですよね。まぁ、この「鎖国」もあったからこそ今の日本があるのかもしれないけど、
私的には「鎖国」は好ましくないです。
うちにこもるだけってありえない。
もしかしたら、改革を進めていかないって「鎖国」っぽい感じなのかな。
それこそ日本だけとり残されてしまう。。。そうかもしれない。
もしそうだとしたら悲しい

この改革にあたって「アメリカのいいなりだ」なんて言われている方がいらっしゃるじゃないですか。
あれってどうなんだろうと思っていたんですけど、よくよく考えてみたらですよ、
あれはアメリカが「波長」を共有化しようとご提案してくださっているのではないかと
思いました。
そして、それをどうするかは自分達で決めるのではないのでしょうか。
だからテレビがいう「いいなり」というのはちょっと違うんじゃないかな。
この辺もテレビが言ってることはニュアンスが違うような気がします。

そんなこんなで「波長」を合わせていって、豊かな国が出来てきた。
それはそれでいいとは思うんですけど、そこで必要になってくるのが「理性」なんでしょうね。
私が観たホームページの動画では、「法人税を下げるのは雇用の確保のためですよ」と言われていたんですよ。
たぶん、ホールみたいなところでお話されていたから、そのお話を聴いているのは
経営者の方々が中心じゃないかと思うんですよ。
たぶん場所も六本木ヒルズみたいだからそうなんじゃないかな。
その方々にそう言うということは、「あなた方経営者の得の為ではないですよ」と
はっきり言われているということではないでしょうか。
それは国民の為ですよと言われているような気がしました。

豊かになっていくということは、そうなればなるほど物質的なものに
冷静さと理性をもっていかなければいけないんですね。
お金は大事。食べ物は大事。地球資源をやたらめったら無駄に使わない。
などなどもっといっぱいあるようです。
そんな冷静さと理性をもって、でも、生きていくこと、学んでいくことに対しての
情熱はしっかりと持っていかなければなんですね。
もしかしたらその国の経済というのは、その国民の「やる気」と比例してるのかな?
わからないけどそう感じました。

冷静と理性、そして情熱なんですね。
コメント
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