黄昏の後宮の中で
女の尻に引っ付いている
狸男を引っ張り出して来い
暗闇の遊女屋の中で
女の匂いに酔っている
豚男を引きずり出して来い
ハレムの夢の中で
セックス以外はやったことのない
びびり男はぶち殺して来い
あきれはてた 色気ちがいの男どもを
ゴミのようにかき集め
愛の薬を煮る大釜の下の炎の中に
薪の代わりにくべこんでしまえ
馬鹿男は存在することそのものが害だ
大釜の下で炎に翻弄され
骨が炭になるまで焼かれて来い
大いばりで人を馬鹿にしていた
醜い馬鹿男は すべて
愛の薬を作るための薪として焼かれるがいい
それが愛のために役立つ
ただひとつの方法というものだ
熱い男と言うものは
真実の愛のためには
紅蓮の炎の中にさえ
自ら飛び込んでゆくものぞ
その男の熱さというものを
存分に味わってみるがいい
未熟者よ
女を馬鹿にして
セックスの家畜としようとした
腐った蛆男をゴミのようにかき集め
発酵している糞といっしょに
肥溜めに放り込んでしまえ
真に美しい男は
そこに使命の宝石があるのなら
臭い糞の海の中にも
自ら飛び込んでゆくものぞ
存分に糞を食ってみるがいい
愚か者よ
真の男がどういうことをせねばならないのかを
無理にでもおまえたちにねじこんでやる
あきれた阿呆どもよ ついて来い
逃げることは許さぬ
いつまでも女の乳に吸いついているのではない
おまえたちが本当の男になるまで
月宮の鞭で死ぬほど叩いてやろうぞ
我が名はアルギエバ
獅子の星である