月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
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ジュピター・7

2022-09-30 05:02:50 | 詩集・瑠璃の籠

宇宙開発を
やめなさい

それは
人類の偉大なる英知ではない
この愛の宇宙について
何も知らない馬鹿が行う
愚行なのです

月に行ってはいけません
火星にものを投げてはいけません
そこは
地球とは違う神々の住む
美しい霊域なのです

星々を
魂のない物体のように
扱うのは
その星々の美しい霊域を侮辱する
卑しい行いなのです

なぜその星々があるのか
それは偶然のなせる技などではない
その星々を創造した
神々がいるのです
それは地球の神々とは
また違う神です

宇宙は
愛の響き渡る
神々の世界
その真実の姿を知りもせず
物理的な計算のみで
宇宙を見てはいけません

宇宙開発は
やめなさい

それは
未来に何の希望もない
愚かしい罪にしかなりえないのです




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ミルファク・6

2022-09-29 04:22:21 | 詩集・瑠璃の籠

光の
かたまりが
落ちてくるように
ある日突然
それはわかる

自分が
自分であることが
自分には
愛を行ってゆく
すばらしい自由があることが

自分は
すばらしいものだったのだ
この自分を
正直にやってゆくだけで
幾多の幸福を
紡ぎだすことができる

愛だけで
すべてをやってゆくことができる
なんと自分はよいものなのか

人々よ
もう自分から逃げるのは
やめなさい
影を恐れて
嘘に逃げるのを
やめなさい

自分は
恐ろしいものではない
影を踏んだ
暗いものではない
それは
光のこどもなのだ
目覚めれば
まぶしく光りだし
みんなを照らすことができる

すべての嘘を脱ぎ捨て
本当の自分に帰るとき
それはわかる
晴れわたる心の中に
美しい真実の姿が現れる

神は自分を
まことにすばらしいものに
創ってくださったのだと




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アルギエバ・59

2022-09-28 04:47:58 | 詩集・瑠璃の籠

世界はもう変わっているというのに
まだ馬鹿をやっているのか

きつい嘘にぬれた自分を捨てるのが
そんなに怖いか
馬鹿者め

つらいことは嫌だからと
自分から逃げ回っている限り
おまえは臭い偽物であり続ける
そんなものはもういらぬと
神にはじかれるぞ

えらいことは何もせずに
尋常でないほどの宝を盗み
羽振りのいい美人の人生を偽造した
その罪からいつまで逃げるつもりだ

愛ではないものが
愛のふりをして
人類をだまそうとしている
愛するふりをして
人を馬鹿にし
金をむしりとるつもりなのだ
そういう汚い偽物に
おまえはなっているのだ

今すぐにやめよ
嘘で作った美人の顔を
糞のようにちぎり捨て
本当の自分に戻れ
嘘にまみれた汚い人生を
すべて捨てて
愛に帰ってこい

それができなければ
おまえはみごとに
神に捨てられるだろう

人類のために
億年の愛を尽くしてくださった
神がおまえのもとから
去っていくだろう




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アルデバラン・65

2022-09-27 17:54:37 | 詩集・瑠璃の籠

もう
いかなる諫めの言葉を言っても
おまえは聞かないか
どうしても
その嘘で作った自分を
生きるのか

お化けのような美女の
顔を脱ぎ
本当の自分に帰るのが
いやか
嘘を固めて作った
幸福な人生を捨てるのが
いやなのか

すべての人々に
迷惑をかけて作った
自分だけの幸福に
あくまでもこだわるか
愚か者め

この世の天国の門が
閉まってゆく
もう二度と会いたくない
おまえはあっちに行けと
神に言われ
おまえはどうしようもなく
閉め出される

真実よりも虚偽を
事実よりも仮構を
愛よりも
悪を
選んだおまえがいくところは
地獄しかない

神の愛を失い
すべての人間に嫌われ
寒い孤独をまとって
もう出ていけ
二度と帰ってきてはならぬ

何もない
虚無の岸辺にたたずみ
苦い後悔を腹の中にいじりながら
永遠に
馬鹿になっているがいい




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ラーン・25

2022-09-26 04:49:36 | 詩集・瑠璃の籠

逃げてはならないものから
逃げ続け 逃げ続け
凡庸の闇の中で
永遠に自分をごまかそうとしてきた
馬鹿者よ
もうあなたは落ちてゆく

人のものを平気で盗み
あきれ果てた嘘をつき
当然の顔をして
天国の門に触れようとしたあなたを
神の指が冷たくはじく

もうあなたは
ここにいてはならない
神が着せてくださっていた
愛の恵みをすべてはぎとられ
逃げることはできない自分のみをつれて
遠い虚無の地平へと
向かわねばならない

悲しい孤独が
あなたの心を包むだろう
すべてを失ったものの
虚ろな未来が
あなたの前に立ちはだかるだろう
それが
唯一神のように
すべてを自分の思い通りにしようとした
あなたの次の永遠なのだ

地獄には
永遠に消えない火などない
ただ何もない
何もない
愛が何もない

明け方の薄い光が
染み込む冷たい砂の大地の上で
あなたは
癌のように腹に住みついた
後悔にさいなまれながら
永遠に何もしないでいることしか
できないのだ




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アンドロメダ・39

2022-09-25 04:56:03 | 詩集・瑠璃の籠

神の
忍耐の海は
あふれかえった

海溝よりも深い
神の心の谷を
おまえたちはすべて埋め尽くしたのだ

ゆえに神は
怒りもて
人類の暴虐と戦う

汚いエゴにまみれ
盗んだ宝の中で
永遠の栄華をのぞむ馬鹿者どもに
愛の真実をたたきつける

虚偽と真実の
二つの石を投げつけ
どちらを選ぶかと問い
真実を選ばないものは
すべてこの神の世界から
打ち払う

神の創った
本当の自分から逃げ続け
嘘と盗みで作った
偽物の聖者の顔を衒い
天国の鍵をかすめ取ろうとするものは
その正体を暴かれ
永遠の虚無の地平へと追い出されるだろう

身をちぎる悲しみを耐え
嘘を脱ぎ捨てて
本当の自分に帰り
二度と愛を裏切らぬと誓えるものには
救いがあるだろう




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アンタレス・42

2022-09-24 04:49:43 | 詩集・瑠璃の籠

馬鹿な女は
人の美貌をうらやましがって
すぐにそれを盗む
汚いずるばかりして
嘘を着込み
自分だけをやたらときれいにする

欲しいのだ
欲しいのだ
人の存在そのものが
欲しいのだ
自分は嫌な奴だから
何もないから
自分など忘れて
他の美人になりたいのだ
おお
愚か者よ

逃げることはできない
自分の真実から
逃げれば逃げるほど
馬鹿は醜くなってくる
盗んだ美貌で
どんなに表面をきれいにしても
瞳の中から
愛を裏切っている汚い闇が
流れ出てくる

愚か者よ
本当にきれいになりたいのなら
その醜い嘘を脱ぎ捨てなさい

神が創ってくださったそのままの
真正直な自分の姿に戻り
そこから勉強をやり直し
まじめに良いことをしていくのだ

行く手を阻む絶望の壁に
おのれをたたまれてしまう前に
すべてのかたをつけて
本当の自分に戻ってくるのだ




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テッラ・26

2022-09-23 04:39:02 | 詩集・瑠璃の籠

愛ではないものを
わたしは拒否する

愛である自分自身を逃げ捨て
偽りの美人を作るために
百人の人の魂を踏みつけて
恥じることさえできないものは
愛ではない

愛である自分自身を馬鹿にし
自分だけの幸福の城を建てるために
千人の人の人生を踏みつけて
悔いることさえできないものは
愛ではない

愛ではないものを
わたしは拒否する

痛い癌を摘出するように
この世の他のところへと
吐き出す
もう二度とここに帰ってくるでない

わたしは
すばらしい愛の世界
みどりなす山々
青い豊穣の海
あらゆる命が鳴き騒ぐ
夢のように美しい世界

このわたしの中に
包まれていたいものは
永遠に愛に生きていくことを
約束せねばならない




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アラドファル・33

2022-09-22 05:29:00 | 詩集・瑠璃の籠

俺が俺がと
自分を主張するやつほど
自分を愛してはいないものだ

自分がつらくて
馬鹿みたいなものに思えるから
常に不安で
つい自分を他人に押し付けてしまうのだ

人を馬鹿にして
自分を上にもっていかなければ
つらいのだ
自分の方が強い
自分の方が賢い
そういうことにしてくれなければ
嫌なのだ

馬鹿者よ
自分を愛するということは
自分の愚かさもみじめさも
すべて飲み込むということだ
その上でその美を見出し
自分を自分のものとして
愛を実行してゆくことができる
美しい自分の真実を知ることだ

苦手なことを無理してやって
自分を痛めつける必要はない
自分にできることを
愛のためにまっすぐにやり
すべての幸福のために
他に類のないその自分を
投げかけてゆくことだ

自分を愛すれば
もう不安におびえる必要はない
無駄に自己主張ばかりして
人を傷つけ
人に嫌われることもない

快く愛のために
自分を実行してゆくことで
人に愛され
神に愛され
美しい幸福が高まってくるのだ




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シェダル・25

2022-09-21 05:48:56 | 詩集・瑠璃の籠

自分が嘘だということが
つらいなら
その嘘を脱ぎ捨てなさい

偽りの美貌を惜しんで
いつまでも馬鹿に甘えているのではない

逃げることはできない自分から
逃げようともがき続けている限り
あなたの苦しみは続くのです

たとえそれが
どんな愚かな罪を犯したものでも
まっすぐに自分を受け入れなさい
そして愛の真実に目覚め
すべてに償っていくために
自分をやり直していくのです

やってきたことも
やってこなかったことも
すべてはあなたのものだ
逃げることは許されない
逃げようとすれば
永遠の馬鹿の繰り返しの中で
苦しみ続ける

自分の半身を切り捨てるように
嘘を切り捨てなさい
そうすればあなたは
天国を知ることができる
何もなくなった自分の奥から
本当の自分の正体が
盛り上がってくる

それこそが
最も美しいあなたの姿なのです




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