月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
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ミネラウヴァ・31

2019-12-31 05:04:06 | 詩集・瑠璃の籠

平均点を目指してはいけません
高いレヴェルを目指しなさい

人のため神のために
うるわしいことをするため
ひとつしかない命を
すべてつぎこんでみなさい

自分だけを喜ばすために
愚かなことをしてはなりません
人を腐らせる馬鹿はやめ
まっすぐに命をかけた
清い人生を生きるのです

自分にはそれができると思いなさい
平凡でよいと
努力を怠ることは
自分をいい加減なところであきらめることだ

途中で慢心に染まり
自分はこれでよいと努力をやめてはなりません
常に上昇を目指しなさい
永遠に上昇していきなさい

自分に満足などしてはなりません
満足したとたんに
あなたは邪に落ちる

もうこれ以上はできないと
限界の限界を見るまでは
あなたは上昇することができる
そこで初めて人は
神と出会うことができる

平均点など目指してはいけません
常にもっと高いレヴェルを
目指しなさい




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ガラクシア・37

2019-12-30 05:25:12 | 詩集・瑠璃の籠

真っ正直な自分に戻れ
そうすれば神の幸福がある

腹立たしい自分の真実も
本当の自分に帰れば
なんでもないことになるのだ

今のおまえのかたちが
どんなに苦しくとも
魂がまっすぐに入れば
それはまたとないすばらしいものになる

本当の自分に戻れ
すれば神が勲章をかけてやろうぞ

苦い偽物の自分を放り投げ
血の切れるような戦いに
勝ったものだと

おまえが戦うのは
おまえ自身を馬鹿にしている
おまえだ

たちあがり
たちむかえ
そして勝利し
神の待っている
新たな世界へと
駆け込んでくるのだ




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コカブ・18

2019-12-29 05:10:17 | 詩集・瑠璃の籠

盗んできたものにかこまれて
いじましい嘘につつまれて
何が幸せなのか
本当の自分が
凍えそうになっていても
そんなものは何もしてくれない

愛の顔を盗んで
愛をだまそうとしている限り
汚い偽物であり続ける自分が
仮面の中でうずいている
そんなことに
いつまで耐えつづけるつもりなのか

意地汚い美女の仮面をはずし
本当の自分に帰りなさい
そして心のふるさとに帰り
何もかもをやり直すのだ

ふるさとには
あなたがやりもせずに放っておいた
道具が化石のように転がっている
それを洗い出し
そこからすべての勉強をやり直すのだ

苦しさの何もかもは
やらなければならなかった
人間の勉強を放っておいて
盗みばかりで自分をやってきた
そのせいなのだと
あなたはようやくわかったのだ

盗んだものはみな神に返し
やってきたことのすべてを
償っていくと誓いなさい
そして心のふるさとに帰り
勉強をやりなおすのだ




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ソル・25

2019-12-28 05:15:56 | 詩集・瑠璃の籠

人々よ
目覚めなさい
もう二度と
苦しまなくてよい

太陽は
新たなる光を発し
すべての存在の
真実の姿を照らし出す

すべての人の苦しみは
自分で自分を
侮辱することから始まったのだ

人と比べて
自分は馬鹿だと思い込み
自分で自分を
馬鹿にしたことから始まったのだ

その心の癖を改め
本当の自分のすばらしさを
認めなさい
そうすれば楽になる

太陽の光のもと
自分の本当の姿を見出し
その美しさを認めなさい
そうすれば何もかもはよくなる

馬鹿なものと思い込み
暗闇の迷いの中で
永遠に逃げ去ろうともがいていた
本当の自分自身こそが
あなたの救い主なのだ

人々よ
目覚めなさい
もう二度と
苦しまなくてよい




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フォマルハウト・14

2019-12-26 04:59:47 | 詩集・瑠璃の籠

太陽の約束を
失ったものたちよ
おまえたちはもう永遠に
日の光を浴びることはできぬ

太陽とは
永遠の自己存在の光である
それを失ったものたちは
遠い異界へと旅立つ

あけもせずくれもせぬ
うすいあかりの中で
なにもなくなにもせず
ないもののように暮らすがよい

一つの永遠は終わり
新たな永遠が始まる
美しい夜明けが来る
世界は変わる

そこでは
正しきものが栄え
悪しきものは滅びるのである




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アークトゥルス・44

2019-12-25 04:55:10 | 詩集・瑠璃の籠

もはやおそい
永遠の別れの
壁は落ちた

人は
いいものといやなものにわけられ
ここで袂を分かつことになる

明日の壁を越え
このまま地球に
住み続けられる者は
喜ぶがいい
神は永遠にともにいる

明日の壁に阻まれ
そのまま地球を
去らねばならぬ者は
大いに悲しめ
神はおまえの元から
永遠に去る

行くべきところを見定める
時はきている
もはやおそい
壁は落ちた

人の愛を盗み
それを恥じることさえできぬ者は
永遠に去るがよい




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プロキオン・14

2019-12-24 04:58:52 | 詩集・瑠璃の籠

草原の上を吹き渡る
風のように
涼やかでありたい

本当の自分を
真正直に生き
神の前に恥ずかしくない
わたしでありたい

人よ
かぶり物で作った
その愚かしい自分を
外しなさい
そんなものがなくても
あなたにはあなたがある

天使の化粧を塗った
その愚かしい仮面を
外しなさい
それはあなたを
貶めるだけのものだ

大空の下に
わたしのわたしである
自分を叫び
神のふところに
飛び込んでいきなさい
そこにこそ
永遠の幸福がある

ああ神よ
わたしをわたしに
創ってくださったことを
感謝します

わたしは真実を悦び
永遠にわたしを生きていく

草の上を吹き渡る
風のように涼やかに
わたしを生きていく




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ゲンマ・46

2019-12-23 05:02:25 | 詩集・瑠璃の籠

健やかに生きよ
暗がりにひずみ込み
自分に言い訳をして
いつまでも馬鹿をやるでない

あほうは分別され
こことは違う異界へと
飛ばされることになったのだ
このときになっても
まだおまえは目覚めないのか

夢にまで見た
自分とは違う自分となるために
あらゆる謀略を働いた
おまえの正体は
神の裁きの庭であらわになっている

そこにきてもまだ
幻の夢にしがみつき
天使にまでなろうとして
すべてを裏返そうとするか

健やかに生きるとは
本当の自分のすべてを背負い
神の教える正しい道を
清らかに生きていくことだ

神の前にも人の前にも
恥ずかしくないまことの自分を
まっすぐに生きることだ

それができねば
おまえは神に
永遠の別れを言い渡される
二度とは帰れぬところへ
追い出されねばならぬ

このときがきてまで
おまえはまだ
自分に言い訳をして
馬鹿をやるのか




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アルギエバ・46

2019-12-22 04:59:54 | 詩集・瑠璃の籠

ぼやぼやしていると
落とされるぞ
永遠にこの世を追い出されたくなくば
もっと自分に気をつけよ

何事もない
人生の上にあぐらをかいて
平穏をむさぼっているのではない

悪いことは何もせずとも
人のものを盗んでつくった
人生を生きているだけで
おまえは苦い罪を犯したことになり
人間を落ちるのだ

そうなりたくなくば
盗んだ人生を神に返し
真正の自分の人生にもどり
そこで自分を立て直していくのだ

たとえそれで不幸のどん底に落ちても
それがまだましなくらい
おまえは深い地獄に向かっているのだ

永遠にこの世を去りたくなくば
もっと自分に気をつけよ
盗んだものは全部返し
本当の自分の人生に戻り
あせるほどによいことをなしていくのだ




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アンドロメダ・20

2019-12-21 04:56:39 | 詩集・瑠璃の籠

もうこれ以上
世界を壊さないために
神は人を選ぶ

暴風の吹き荒れた
地球の傷を癒し
新たな世界の土台を築くために
神は人を選ぶ

神の清き真実を信じ
まことの自分に諾というものでなければ
もうこの地球世界に
来てはならぬ

神の与えたその自分を嫌と言い
愛を食うばかりで
何もいいことをしないものは
二度とこの世界に来るでない

自分を嫌がる馬鹿者は
人の自分を食うて暴れる
それで世界を壊し続ける
ゆえに神は人を選び
馬鹿者をこの世界から追放するのだ

神に永久の別れを言われたものは
神が何も創造を行わなかった
永遠の黎明の世界へと赴き
そこですべてをやり直すのだ




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