サドル・４

人生は
容易に開かぬものぞ
神は
人間に勉強させるために
苦しい試練の種をまく
そうしなければ
なかなかあほうが
治らないからだ

若い時から
人生がすいすいとうまくいき
簡単に夢がかなうときは
魔を疑え
魔がおまえの人生を
支配しているのだと思え

馬鹿者は
人生の苦労など何もない
楽な人生を欲しがる
そして嘘と盗みで
栄華の人生を作り
そればかり生きようとする
そして
傲慢の鼻のとがった
はなもちならぬあほうになる

霊魂が痛く歪んだ
醜いものになり
世間に自分を押し付けて
はばからない
とてもいやなものになってしまう

人間をそんなものにしないために
神は人に試練を与えるのだ
そこから逃げていては
人は永遠に
あほうが治らぬ

試練がつらいからと言って
魔に自分を明け渡してはならぬ
つらいことを耐え
人に頭を下げていくことを学び
人間の正しい態度を
身につけよ

ヴィンデミアトリックス・９５

愛を馬鹿にし
愛に生きる人をわらい
悪の限りを尽くしてきた
嫌らしい馬鹿者を
神はもう捨てる

万年の時を耐え
悔い改めを待ち続けてきた
神が
絶望のため息を
あほうに浴びせる

億年をかけて
愛してきた神の
尊い心を
馬鹿者はすべて
あほうと言ったのだ

逃げることはできない
自分から逃げ続け
嘘と盗みを盛大にやり
幻想の神になり
この地球を
神から奪おうとした
馬鹿者よ
神はもうおまえを
二度と愛さないと
おっしゃる

誰よりも偉い
自分一人を連れて
この美しい地球から
出ていくがよい
永遠に
帰ってきてはならない

サビク・９８

かわいそうに
まだ嘘を捨てられないのか

もう神の指が
あなたの襟をつかんで
つまみだそうとしているのに

もはや手遅れになっても
手遅れになっても
手遅れになっても
まだ待ってくれていた愛が
すべて
目を閉じようとしているのに

あほうに凝り固まって
嫌なことばかりして
作った偽物の自分を衒い
平気で善人のふりをする
あなたに
世界中の愛が泣いている

見捨てたくなかった
だが見捨てざるを得なかった
あなたは
すべての愛を馬鹿にして
自分が太陽になろうとしたのだ

遠いところにいく
愚か者の魂よ
せめて
あなたを見捨てた神の
痛みを
いつか理解できるように
なりなさい

メンカリナン・４３

人間よ
まだやるのか
まだ馬鹿をやめないのか

盗んだ美貌に驕り
人を馬鹿にして
得意げに世間を歩いている
そのおまえの姿が
どんなに醜いものか
いつおまえは気づくのか

天使のように美しくなり
夢のような人生を送りたいと
ひどい盗みをして
偽りの人生を生きている
それがどんなに愚かなことか
いつおまえにわかるのか

漫画のような顔に
ゆがんだ目をつけて
いてはならないところに
強引に自分を縫い付け
幻の幸せを
むさぼり食うている
おまえのその馬鹿さ加減が
どんなに神を呆れさせているか
知らないのか

いい加減にせよ
そのまま自分を改めないでいると
もうすべての愛が
おまえを見捨てるぞ
だれもおまえを
愛さなくなる

愛を失いたくないなら
今すぐにすべての嘘を捨て
盗んだものを返し
本当の自分に戻れ
そして神の前に
やり直しを誓うのだ

スコルピウス・４６

おまえは
嘘をついている

ゆえによるな
神によるな
汚い嘘をかぶって
きれいな人間のふりをして
平気の顔で
神によって来るな

神によって来たいなら
汚いものを
全部洗い流してから
来い
あほうに濡れて
汚れ切った自分を
改めなおしてから
来い

神は
嘘の人間を拒否する
盗んだ美貌に驕り
きれいなもののふりをして
人を神を
だまそうとするふとどきものを
すべて拒否する

陰で
愛ではないことを
やっておきながら
平気で愛のふりをする
いやなものは
神によって来るな

帰れ

ウェヌス・１３

小さなよいことを
こつこつと積み重ね
少しずつ美しくなっていきなさい
女性たちよ

暗い間違いを犯して
少し醜くなってしまっても
やり直せる機会は
いくらでもある

自分自身を愛に染め
みなの幸福のために
正直な自分で
まじめに働いていきなさい

そうすればあなたがたは
だんだんと美しくなってくる
あなたがたが世にしるした愛が
跳ね返ってきて
あなたがたを美しく照らしてくれる

神に親しみ
神の心を学び
神のために
美しい愛を
この世に表現していきなさい

そうすれば
この世界は
美しく整えられて
幸せが増えてくる

女性たちよ
あなたがたは
美しい神の贈り物
水のように
人々の心に愛を注ぎ
すべてを満たしてくれる

アルデバラン・９１

もうやめよ
人間よ

嘘をかぶって
愛の真似をして
清い人間のふりをするのを
やめよ

馬鹿なことをした
自分など嫌だと
遠い記憶の向こうに
自分を置き去りにして
すべてをごまかすのを
やめよ

愛は
おまえのすべてを見ている
矛盾の回転の中で
こすれた心臓の痛みを
ごまかすために
おまえが何をしているのかを
すべて見抜いている

逃げることはできない
自分から逃げようと
もがき続ける魂の
愚かな地獄の様を見ている

もうやめよ
人間よ

おまえがやってきた
すべての罪を認め
本当の自分に帰れ

嘘と盗みで作った
幻の自分を捨て
神が創って下さったそのままの
正直な自分に帰れ

サビク・９７

自分以外の
何かいいものになりたいと
妙な服を着て
妙な顔をかぶり
妙なことをしている
馬鹿者よ

それはずいぶんとおかしいぞ
神が創って下さった
美しい自分を
妙なかたちにゆがめて
おまえはたいそう
変なものになっている

ありがたい神の愛を断って
自分で勝手に作り替えた
自分を生きている
その姿が
どんなに滑稽なものか
いまだにおまえは
わからないのか

もうやめなさい
おかしなことをして
自分をごまかすのは
奇天烈な格好をして
自分を忘れようとしても
おまえは
自分から逃げられはしない

神が創って下さった
本当の自分の姿に戻り
それを正直に生きていきなさい
それだけでおまえは
よきものになれる

神はおまえを
すばらしいものに
創って下さった
その愛を理解し
美しく自分を
生きていきなさい

フェクダ・２４

もう
逃げることは
許さない

影に押し込めた
本当の自分を解放し
すべての真実を
認めなさい

汚い罪に汚れた
自分から逃げるために
やってきたすべての馬鹿を
受け入れるのだ

馬鹿に馬鹿を重ねて
山のように膨らんだ
罪の影を
すべて支払うために
自分の魂の活動を
始めなさい

逃げてはならない
人間には
それができるのだ
神は人間を
どんな難も乗り越えていける
強いものに
創ってくださってある

その自分の
真の力を信じ
本当の自分を
実行しなさい

アラドファル・４６

何でこんなにつらいのかと
暗闇をさまよいながら
ぶつぶつとつぶやいている
馬鹿者よ

おまえは自分で自分の
尻尾を噛んでいるのだ
にげることはできない
自分からにげつづけ
激しい矛盾の回転の中で
おまえは自分の背中に
噛みついたのだ

こんないやらしい自分は嫌だ
他のもっといい自分になりたいと言って
自分をきつく馬鹿にしているから
おまえはつらいのだ

もうやめよ
頑固に噛みついている
その口を開け
自分を解放しなさい
あほうはやめ
本当の自分をうべない
愛に帰ってくるのだ

そうすれば
万年の闇の苦しみから
解き放たれ
おまえは楽になる

人間の本当の幸せをつかみ
永遠の魂の平安を
得ることができる