月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
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カブディリナン・22

2024-04-25 03:16:02 | 詩集・瑠璃の籠

あくどいことをして
得た自分の幸せを
食うている馬鹿者よ
恥ずかしくはないのか

逃げることはできない
本当の自分から逃げ続け
嘘と幻の
豪華な家に住む
その暮らしが
苦しくはないのか

黄金の夢を食いながら
のんきに踊っている
おまえの下で
暗い不幸に泣いている
人間が千人いる

その痛みを
かけらも感じないのか
自分だけが幸せであればいいと
本気で考えているのか
汚い馬鹿者よ

神の鉄槌が
おまえに下る
おまえは
愛のない
永遠の迷いの野に
ひとり置き去りにされる

おまえは
誰にも愛されず
誰も愛さず
孤独にもまれた心臓を
永遠に噛む
哀れな馬鹿になる



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ガラクシア・81

2024-04-24 03:03:25 | 詩集・瑠璃の籠

逃げることはできない自分を
正面から受け入れ
神の示す正しき道を
まっすぐに行きなさい

汚い我欲の塵にまみれ
盗んできた花で着飾り
自分をたいそうゆがんだものにしている
馬鹿者を神は悲しむ

暗い迷いの道に踏み込み
悔いることもせずそのまま行けば
おまえは人間を失うのだ
神が創った
すばらしい人間の宝を

ゆえにもう
馬鹿に迷うのはやめなさい
自分のことだけを考えて
愛を馬鹿にして食い散らす
愚かな真似をやめなさい

まちがったことをしてきたことを
すべて悔い改め
神にも人にも
正直に謝り
すべてをやり直すのだ

人間の宝を
失う前に
すべての汚い嘘を捨て
神が創ったそのままの
美しい愛の姿に
戻りなさい



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レグルス・18

2024-04-23 03:18:15 | 詩集・瑠璃の籠

ほう
どこからそのつらを
盗んできた

汚いことをして
自分を飾っている自分を
恥じることもしないのか
馬鹿者め

いずれは馬鹿になると
わかっていながら
今が良ければいいと
人のものを盗んで作った
人生は楽しいか

むごいことをして
人を不幸の檻に
閉じ込めていながら
自分は平気で
うまい肉を食うている
そのおまえの
卑しい根性を
たたきなおしてやろうぞ

逃げることはできない
おまえの正体を
おまえにたたきつけ
何もしてこなかった
いやらしいことばかりしてきた
おまえの本当の人生に
無理やり落としてやる

馬鹿ばかりをやり
おまえが世間にまき散らしてきた
糞を全部食え
一粒たりとも
残してはならぬ



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ルナ・82

2024-04-22 03:55:06 | 詩集・瑠璃の籠

やめなさい
もうやめなさい
嘘ばかりついて
自分をごまかすのは

かけがえのない
本当の自分に戻り
美しい愛の道を
まっすぐにゆきなさい

そうすれば
爛漫の春のように
あなたの中に
愛の花が咲き乱れ
あなたの魂は
幸福に酔いしれるだろう

逃げることはできない
本当の自分こそが
魂の天国の
入り口だったのだと
あなたは知るだろう

さあもうやめなさい
寒い冗談のような
馬鹿らしい嘘をかぶるのは

人間の本当の幸福は
自分が本当の自分であることなのだ
愛のままにすべてをやってゆく
美しい自分であることなのだ



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ソル・32

2024-04-21 04:07:01 | 詩集・瑠璃の籠

太陽は
偉大なる愛のしるし
地球上の
すべての命への
めぐみ

その光を生むために
神々がどんな努力を
なさってきたのかを
思いなさい

悠久に等しき
年月を費やし
宇宙の中に
愛を積み重ねてきた
神々のご苦労を
思いなさい

地球上のすべての命は
自分だけで育ってきたのでは
ないのだ
幾万幾億の
愛の粒を燃やし
神々がずっと
温めてきてくださったのだよ

無尽蔵に降ってくる
愛の光を浴びて
君たちは
大いなる神々の心に
育てられてきたのだ

さあもう
閉じた目の闇に迷うのは
やめなさい
目を開けて
真実の光を受け入れなさい

光に照らされて
君たちは本当の自分の姿を
見るだろう
それは神々が
億年をかけて
創ってきてくださった
すばらしい自分自身なのだ



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エリダヌス・15

2024-04-20 03:10:14 | 詩集・瑠璃の籠

来い
来い
神のもとに
来い

美しいものを
分けてやろう
すばらしい未来に
導いてやろう

嘘をついて
自分をごまかし
人の不幸を見ぬふりを
するような
馬鹿は二度とするな

神は
人間の闇に
こらえてこらえて
こらえてきたが
もうこらえぬ

あほうはやめ
みなまことの道に
帰れ
そうすれば
夢のような美しい世界に
導いてやろう




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ケンタウルス・23

2024-04-19 03:47:49 | 詩集・瑠璃の籠

神は愛を惜しむ
馬鹿者に注ぐ愛を
惜しむ

繰り返し繰り返し
真実を教えても
いまだに嘘に浸りこみ
自分を変えようとしないものは
もう愛したくはない

悪の闇に迷い
愛を馬鹿にし
暴虐の酒に酔い狂うて
世界を破壊し続ける
馬鹿者を
もう神は拒否する

楽園と称して
馬鹿がこの世に造った
エゴの祭りの都市に
神は鉄槌の雷を
落とす
もう愛しはしない

虚無の壁に身を打つ
自分の愚かさに気づき
悪しきことをなしてきた
自分を悔い改め
何もかもをやり直していくと
誓うものは
癒されるだろう



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アークトゥルス・84

2024-04-18 03:53:56 | 詩集・瑠璃の籠

あきれ返る
嘘ばかりつき
自分の人生を
ごまかすことをやめよ

玉を並べるように
盗んできた幸福を並べて
自分はもっているものだと
うぬぼれている人間は
醜い

人間はなぜ嘘をつく
神が与えてくださる
苦い薬を飲むのが
そんなに嫌なのか

試練の崖を登っていく
本当の強さも
人を愛するものの
本当の美しさも
神の薬を飲まねば
得られないものだぞ

逃げることはできない
自分から逃げ続け
嘘と盗みで作った
幻想の幸せに浸かり
ぼんやりと
魂を腐らせている
馬鹿者よ

最も苦い
神の薬が降ってくる
巨大な鉄の林檎のような
愛の鉄槌が降ってくる



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アルマァズ・57

2024-04-17 03:37:50 | 詩集・瑠璃の籠

仏という存在は
ありません

それはいわば
虚無の化身

阿弥陀如来や
観音菩薩に
救いを願っても
虚しいばかりなのです

空即是色
色即是空

この世は虚しい世界だという
ありがたい仏の教えとは
すべて嘘なのです

虚しいうつろに
極彩色の筆で
楽土の幻を描き
この世の苦しみから逃れようとした
それは人間の
悲しい間違いなのです

仏教とは
永遠の虚無への
あこがれ

かなうことのない
化身への夢

仏の導く
魂の楽土は
ありません



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カノープス・93

2024-04-16 03:40:06 | 詩集・瑠璃の籠

もう人間は
変わってゆかねばならない

いつまでも
刺激的な幸せばかり
追いかけて
魂の真実を
見失うでない

一生
安心して食える
一生
楽して生きられる
そんな人生ばかり追いかけて
魂の勉強を
怠るでない

本当の幸福は
冒険に満ちた人生を
生き抜いて
伸びてゆく
美しい自分の力を感じながら
すべての幸福のために
働くことだ

エゴの壁を破り
愛の高空に飛んで行く
新しい自分に目覚めなさい
そうすれば
夢のような天国を知るだろう

本当の自分は
こんなにも美しい
すばらしいものだったのかと



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