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月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
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スコルピウス・52

2025-03-31 02:11:41 | 詩集・瑠璃の籠

邪悪なものが
神に寄って来る
おお
臭い
汚い

猿のように
幼稚なプライドに
偽物の天使の衣を
引っかけて
いかにも自分は
清いものだとうぬぼれている
馬鹿者が
神に寄って来る

嘘ばかり吐き
神の光と称して
汚い欲望の闇を
まき散らす

人々よ
気を付けるがよい
神を語るものの中には
阿呆がまぎれている

神を利用し
自分の位を
大きく高めようとする
邪悪なものがいる

愛ではないことを
愛のふりをしてやる
恐ろしく汚い
偽物の聖者がいる

騙されてはならない



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アリエス・2

2025-03-30 01:30:46 | 詩集・瑠璃の籠

清らかに
愛のみになって
人を愛せ

おまえたちは
同じ神の元に生まれた
兄弟
同じ血が流れ
同じ目をしている

無知の籠に閉じこもり
自分以外の存在を
捕食者のように恐れて
牙をむくでない

あるいは
自分だけを偉いものにして
他の存在を馬鹿にし
蛙のように嫌って
石を投げるでない

逃げることはできない
自分の真実に目覚め
愛に目覚め
心を開きあって
深く互いを
愛するのだ

そうすればこの世に
愚かな争いはなくなる
人は愛の中で
心を結び
助け合って
あらゆるよきことを
するようになる

人を愛せ
人は愛せ
永遠の愛の国に入り
すべてを
愛してゆけ



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アンゲテナル・42

2025-03-29 00:51:34 | 詩集・瑠璃の籠

汚い嘘をついて
世間をだまし
自分だけの幸せを
ごろごろと回している
うつけものよ

神がおまえに
別れを告げる

億年の愛の
きずなを断ち
おまえを
遠い虚無の砂漠に
見捨てる

何百何千度と
愛に帰れと
諫めて下さった
神の言葉に耳をそらし
おまえは永遠に
嘘で生きていくと
言ったのだ

人を食い
神を盗み
自分だけの栄光のきぬを
堂々とまとい
おまえは世界を
神から盗もうとしたのだ

ゆえに神は
この世を守る為に
腐った果物を捨てるように
おまえを
切るのである

かわいそうな
馬鹿者よ
切れた縁の糸を
なびかせながら
おまえは落ちてゆく

永遠に
這い上がることのできない
孤独の穴に
落ちてゆく




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ラーン・56

2025-03-28 01:43:51 | 詩集・瑠璃の籠

神が
呆れている

陰で
恐ろしく愚かなことを
しておきながら
平気で善人の皮をかぶり
この世に幅を利かせている
馬鹿者に
呆れている

汚いものは
もう神に寄るな
馬鹿者が
神に愛をもらおうとして
寄っていくと
神が嫌な顔をする

あほうは去れ
その汚い嘘の仮面を
取り外し
幻の幸福を
すべて投げ捨て
本当の自分に戻るまで
神の元に来てはならない

神はもう
人間を選ぶ

本当の自分を
正しく背負い
美しい愛のために生きる
正しい人間でなければ
もう許さない



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ミネラウヴァ・72

2025-03-27 01:50:19 | 詩集・瑠璃の籠

美とは
神の流れである

神の心に従い
美しい愛を行うとき
自分の中に
神が流れてきて
人は美しくなる

その美を
横から盗み
エゴの皮で巻き取って
醜い欲望のために
使うとき
人は魔になる

盗んだ美を餌に
人の魂を釣り
自分のための
苦しい奴隷に
しようとするのだ

美が
醜いことをするとき
それは破壊的に
嫌なものになる

人よ
その真実を知り
決して
美を盗んではならぬ

嫌らしい魔物に
自分を
落したくないなら
醜いことを
間違ったことを
してはならない



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ヴィンデミアトリックス・103

2025-03-26 01:18:17 | 詩集・瑠璃の籠

愛が
おまえを見て
苦い顔をしている

おまえが
汚い嘘をかぶり
堂々と
世間をだまして
生きているからだ

美人の顔も
優れた技も
大過ない暮らしも
すべては盗みだ

人のものを
当然のように盗み
すべて自分のものにして
偽りの人生を
生きている

逃げることはできない
本当の自分を
はらわたの奥に
閉じ込めて
嘘で作った
善人の仮面を
生きている

おお汚い
何と臭い
馬鹿なのか

愛が
逃げてゆく
おまえの汚い嘘に
あきれ果てて
逃げてゆく



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サドル・6

2025-03-25 00:53:31 | 詩集・瑠璃の籠

エゴとは
まだ幼い魂を
守る為に
神がかぶせてくださる
鎧のごときものである

霊魂とは愛であるが
まだ小さいうちには
それが弱く
少しのことにも
深く傷ついてしまう
恐れがある

ゆえに神は
その愛を守る為に
自己保存を最優先する
エゴをかぶせるのだ

まだ幼いうちは
それが有効に働くが
十分に大きくなってくると
それは害になる
自分のことだけを考える
エゴが
他者をひどく傷つけ
社会を荒らすようになるからだ

ゆえに自己存在は
ある程度育ってきた時点で
エゴの鎧を
脱ぎ捨てねばならぬ

それはときに
自分で自分の
生皮をはぐように
苦しいことだが
乗り越えねばならぬ

そして自己存在は
新しい
愛の存在として
生まれ変わるのだ



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アークトゥルス・99

2025-03-24 01:07:18 | 詩集・瑠璃の籠

愛のために生きよ
それ以外に
正しい道はない

エゴに迷い
おのれのためだけに
生きる道は
外道と言う

外道は
人を食い
神を盗み
この世を
汚い糞のごとき
あほうで汚す

神はもう
その外道を
お許しにならない

外道を生きる者は
すべて
愛ではないものの
しるしを押され
この愛の世界を
追い出される



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テッラ・39

2025-03-23 01:57:55 | 詩集・瑠璃の籠

地球の愛は
馬鹿者を
サポートすることを
やめる

人間を
美しいものにするために
やっていた
すべての活動に
制限を入れる

もはや
われわれは
人間の迷いを
許さない

ふらふらと
エゴの闇をさまよい
愛を食うだけ食って
自分からは
何も愛そうとしない
馬鹿者を
もう地球は
受け入れない

この美しい地球で
これからも
生きていきたいなら
エゴを脱ぎ捨て
愛に目覚め
すべての愚行を改め
やり直しを
誓わねばならない



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ルナ・89

2025-03-22 01:47:18 | 詩集・瑠璃の籠

間違ったことを
したのなら
すぐに改めなさい

人はまだ若いから
知らないうちに
馬鹿な失敗を
やってしまうものだ

それを恥ずかしがって
意地になって
自分を正しいことにして
理屈を曲げては
いけない

失敗をしたら
正直に頭を下げて
迷惑をかけた人に謝り
正しいことを学んで
やり直しなさい

そのようにして
人は
失敗をするたびに学んで
大きく自分を育てていくものだ

同じ失敗は
二度としないように
気をつけて
美しく自分を
整えていきなさい



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