月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
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アルヤ・47

2019-07-31 04:38:59 | 詩集・瑠璃の籠

愛には従順でありなさい

反抗することにも
時には重要な意味が生じるが
いつまでもそれではいけません

大いなる愛の世界では
ただ愛だけですべてがうまくいく
その愛の本当の姿を知れば
愛に歯向かうことが
いかに愚かなことかとわかる

愛は愛するがゆえに
すべての人を幸福に導くのです
それが幽玄微妙
広大無辺なる世界の現象として
永遠に響き合うのです

その美しい調和の中に
従順に従っていれば
人は幸福になれるのです

愛を知りなさい
真実を知りなさい
美しい愛の調和の中で
限りない幸福のありかを探りなさい

愛には反抗をしてはなりません
存在の小さなうちは
自分の境界を守るために
それが必要なときもあるが
愛の偉大なる美しさを知ったあとでは
愛に反抗してはなりません

愛こそが
すべてを幸福にするのです
愛に逆らってはなりません
愛は絶対君主ではない
人々をむさぼったりしない

愛は愛ゆえに
時には下僕のように人々に仕え
何でもして
人々を幸福にしようとするのです




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ヴィンデミアトリックス・41

2019-07-30 04:35:48 | 詩集・瑠璃の籠

人に頭を下げるということが
できない魂は
もう神に切られます

それは何よりも自分を
大事にするという心だからです

この時代に降りた美女の天使は
その大切な試験のための
道しるべだと思いなさい

あの美女の形をした天使に
頭を下げることができれば
合格なのです

それができるものは
神によって吸い上げられ
次の時代に赴くことができます

しかしそれができないものは
もう切り捨てられるのです

厳しいとは思わないように
人類世界の次の時代は
人と人が愛し合う
あまりにも美しい時代になる
それに適応できぬものは
みな落ちるのです

美女というものほど
人類世界において愚弄されてきた
存在はありません
人間は
美女が欲しいばかりに
美女になりたいばかりに
美女という美女を馬鹿にしてきたのです

ゆえにこの
人類の進化試験において
その美女が最も大きな道標となったのです
ここでつまずけば
もう人間ではない

人間として
これからも人類世界で生きたいなら
美女に頭を下げなさい
膝を折りなさい

最も謝りたくないものに
謝りなさい




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アンドロメダ・16

2019-07-29 04:33:49 | 詩集・瑠璃の籠

おなごを馬鹿にするでない

神は言うのに
おまえたちはおなごを馬鹿にする

こっちへ来いと
いい道を教えてやるに
おなごがいやだからと
あっちにいく

それでいつも
大変なことになる

おなごはいいことをしようとしているのだ
おなごの導く道に
神の宝があるのだ

何度も何度も教えたに
おまえたちは
おなごがいやだからと
どうしてもあっちにいく

大きな遠回りをせねばならない

神を行ずる女を
馬鹿にするからそういうことになる

おなごを馬鹿にするでない
上手に馬鹿にするでない

馬鹿にするでないと言ったら
おまえたちは逃げる
馬鹿にするのではないと
言いながら
上手に逃げる

それですべてをだめにする




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ガラクシア・25

2019-07-28 04:29:47 | 詩集・瑠璃の籠

母乳に釘をまぜて
子熊に飲ませた
子熊は愛だと信じ込んで
それを飲み
喉をつぶして死んだ

いやらしいことをするでない
いやらしいことをするでない
神の与えた愛に
いらぬ毒をまぜるではない

神の与えたものに
悪意を混ぜて
神の愛を馬鹿にするでない

母の乳は
神の蜜じゃ
飲めば大きくなる
飲めばよいものになる
美しう育て
たくましく育て
神はいつも麗しく愛するに
おまえたちがいらぬ毒を混ぜるので
悲しい

いやらしいことをするでない
いやらしいことをするでない
神の愛は
自然に従い
素直に流せ
そうすればすべてがよくなる

いやらしいことをするでない




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スコルピウス・6

2019-07-27 04:28:43 | 詩集・瑠璃の籠

初陣を果たせ

いつまでも
母親の前掛けを
握りしめているのではない

戦え
初陣を果たせ

おまえが戦うべきものは
うんかのごとく迷う
無知無明の群れだ

何も知らぬことを
鉄壁の武装とし
美しい愛の世界を
愚弄の糞で塗りたくる
いやらしい馬鹿の群れだ

戦え
美しい女を愚弄し
神の愛を破壊した
汚いものは徹底的に掃除せよ

戦え
初陣を果たせ

戦わぬものは
糞とみなす
神の敵とみなす

血をたぎらせ
怒りを剣とし
神とともに
戦え

馬鹿どもは
永遠に
神の国から追い出す

二度とは
帰ってこれぬところに
追い出す




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シェダル・12

2019-07-26 04:44:34 | 詩集・瑠璃の籠

愛をいじめるのはやめなさい

愛は愛ゆえに
無作法なことはできない
愛は愛ゆえに
傷つけることができない

その愛の
美しい弱さをついて
道化のようにからかい
いじめるのをやめなさい

愛が柔らかいからと言って
勝ち誇ったように
槍でつきあげるのではない

愛が美しいからと言って
嘘でくるんで
引きずり落そうとするのではない

愛をいじめるのはやめなさい
そんなことばかりしつづけていれば
いずれ愛が消えてしまう
星のない夜空のように
暗黒があなたをつつむ

愛は滅びはしない
けれどあなたの世界から
愛が一斉にいなくなるのです

だれもあなたを愛してくれない
だれもあなたと関わろうとしない
永遠の孤独の中であなたは
なまりのような自分の舌を
味わっていることしかできなくなるのです

愛が悲し気な顔をするのを
おもしろがって
馬鹿なことをしてはいけません

愛はあなたが愛を拒否することを
悲しがっているのだ
愛は自分を馬鹿にされるとき
何もしないで消えていく
愛が迷惑ならと
消えていく

最後の一粒が消えるまで
馬鹿にし続けるつもりですか




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アンゲテナル・16

2019-07-25 04:31:36 | 詩集・瑠璃の籠

虚偽と虚栄が
魚群のように踊っている水の中を
はしたない人間が生きている

永遠の自分存在を
蝋で作ってそれをかぶり
すべてに嘘をついて生きようとした
それですべての罪を忘れようとした

矛盾にねじられる心の苦しみも
酒や薬でごまかせば何とかなる
だれかをいいものにするための
アニメの設定のような言葉が躍り
舞台裏で示し合わせる狸が笑う

よろこべ馬鹿者どもよ
解脱とはこうするのだ
化粧をした仮面に
真正の自己の判子を押し
架空の蟻塚に登録すればいい

こんな自分では
魂が息ができないというのなら
神の世界から
酸素を盗んでくればいい

嘘を本当にするために
何でもやればいい
何でもやればいい
永遠にそればかりやっていけばいい

崩壊していく自分の音を
聞こえないことにするために
耳をつぶせばいい

薄汚い美女の仮面を磨きながら
はしたない人間が泳いでいる
虚偽と虚栄が
魚群のように踊る水の中を
泳いでいる




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ゲンマ・41

2019-07-24 04:33:19 | 詩集・瑠璃の籠

自己存在とは
進化していけばいくほどに
美しくなるものである

それがゆえに
勉強の遅れたものが
勉強の進んだものの美しさに嫉妬し
馬鹿にしてしまうことは
その進化の過程で必ず起こる現象である

あなたがたはこの事実を確かにつかみ
勉強していかねばならぬ
あらゆるケースを集め
分類し分析し
自分の糧とせねばならない

なぜならあなたがたも
いつかは後発の創造によって嫉妬される
その運命に向かわねばならないからである

嫉妬する後発の存在の苦悩を理解し
どのようにして正しい進化の空に導いていけばよいか
あなたがたもまた
われわれのように苦悩せねばならないのである

そのときのために
今自分たちがおぼれている
あらゆる現象の海を泳いでいきなさい
どのような存在が
どのような存在に嫉妬し
何をしてどうなったか
あらゆる現象を観察し
知識を蓄えておきなさい

いつか必ずそれが役に立つ日が来るだろう
あなたがたもまた
後発の存在に愛をかきたてられ
何かをせずにはいられなくなるだろうからである




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テッラ・13

2019-07-23 04:38:53 | 詩集・瑠璃の籠

正しい世界が来る
間違いは吹き払われる

永遠の境界を越え
去っていくものたちよ
帰ってはこれなくなるまで
嘘をつらぬいたものたちよ

神はおまえたちに
絶縁状をつきつける
もう二度と
神の世界を見るでない

青き豊穣の世界を見るでない

正しい世界が来る
間違いは吹き払われる

苦渋の闇の中にも
真実を守って
生き抜いたものたちよ
自分自身の光を
いやなものにしなかったものたちよ

新たな段階を学び
永遠なる地球創造の事業に
参加しなさい
もう奪うだけではいけない

風を知り光を知り
この世に流れる永遠の愛の正体を知り
自らもその一部として
使命を果たしなさい

正しい世界が来る
間違いは吹き払われる
この最も重要な
人類の世界試験において
次の永遠が決められる




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ミネラウヴァ・28

2019-07-22 04:33:36 | 詩集・瑠璃の籠

かなしみの殻の中に閉じこもった自分を
いつまでもなめているのではありません

もうとっくに割れてしまった卵の中に
いつまでも無理やり隠れているのではありません

出て来なさい
ここには何もこわいものなどありません
すべてが
自分という美しいものなのです

神が
おつくりになられた
万色の美しい霊魂の群れを
見たくはありませんか

それらがどんな
美しいことをしているか
見たくはありませんか

出て来なさい
もうとっくに夜明けは終わった
朝告げ鳥は忙しく
こどものために働いている

ゆうべみた夢の中で
やってしまった罪の影を
忘却の中に隠そうとして
いつまでも苦しんでいるのはやめなさい

もう闇夜は終わった
あなたは
欠けてしまった卵の中で
罪を抱きしめながら
ぼんやりとまどろんでいる姿を
神に見られているのです

もうやめなさい
すべては終わった
かなしみの殻の中で
いつまでもいやな自分を抱いて
眠っているのではない
本当の自分として目覚め
美しい霊魂の群れに入りなさい




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