comodo日和

comodoとは音楽用語で「気楽に」という意味です。パン作りにまつわる出来事を気負わずに綴っていきます。

クーゲルホフ&ラ・ムーナ

2015-11-18 10:09:10 | 講師研究科

昨日は講師研究科のレッスンを行いました。

メニューはこの時期にぴったりの「クーゲルホフ」と「ラ・ムーナ」。

両方ともリッチなブリオッシュ系のパンです。

 

「クーゲルホフ」は真ん中に穴が開いているパンで

お坊さんの帽子(クーゲル)の形に似ている型(クグロフ型)を使って

焼かれるため名付けられたとか。

 

クグロフ型を使ったパンは、日本ではクリスマスっぽいイメージですが、

発祥元のヨーロッパ各地では、季節を問わず一年中食べられているそうですよ。

でも、白い魔法の粉を振ったらやっぱりクリスマスモード全開

 

実はこの3個、材料がそれぞれ違います。

準備段階でもう頭がおかしくなりそう

 

教室では一度に全種類作りましたが、

慣れないうちは各種類別々に集中して作った方が良さそうです。

 

手前から「ウイーンタイプ」「アルザスタイプ」「フランスタイプ」。

生徒さんの絶妙なフォローのおかげで、無事に全種類焼けました。

それぞれ特徴のある味で、全部美味しい

 

フランスタイプは、大きいクグロフ型で作った方が美味しいと思います。

食感は、ふわふわサクサクで・・・もう完全にお菓子

 

「ラ・ムーナ」は、スペインのムーナ地方で生まれたパンで

イースターなどの祭事に食べられていたとか。

スペインと言えばオレンジ。

このパンにはオレンジピールがたっぷり入っていて、

バターたっぷりの生地とも相性抜群です。

オレンジが大好きな生徒さん、大喜びでした。

 

さらに、生地を冷蔵保存できちゃうのでとっても便利。

 

今回は前日に作って冷蔵しておいた生地を使いましたが、

正直こっちの、冷蔵保存(結果的に低温でじっくり発酵)の方が美味しいと思う。

オレンジの風味もしっかり生地に馴染んでいます。

 

相変わらずポップシュガーは良い仕事をしてくれる

お楽しみメニューは「秋薫るマドレーヌ」。

空洞無くばっちり

 

全て無事に焼き上げホッとしましたが、

生徒さん混乱しなかったかな・・・

 

講師メニューはレベルもアップして学ぶことがたくさん

やりがいもありますね。

 

次回はドーナツの講師研究科ver.

がんばろうっ

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。