3月2日~5日まで台湾に行って来ました。
3泊4日だけど、実質フルで動けたのは2日間だけ。
空港からホテルまでの行き帰りのみガイド付きで、あとは自由行動。
数十年ぶりの海外旅行で、行く前はかなり不安でしたが・・・
台湾は想像していたより遙かに近代的で
とっても過ごしやすい国でした
国の中心部である「台北」は、とにかく交通網が発達していて
地下鉄、バス、タクシーを使いこなせば、どこへ行くにも移動には全く困らない。
しかも交通費が安いっ
こ~んなすごいビル「TAIPEI101」がそびえ立っていると思えば・・・
市民の台所でもある(台湾の人は夕食を外で食べる頻度が非常に高いらしい)
台北市内無数にある「夜市」は昔ながらの伝統的な雰囲気で、
地元民と観光客でごったがえし
毎日が、まるでお祭りみたいな賑わい。
「今(未来)」と「伝統」が共存し合い、ぎゅ~~っと詰まって
とにかく活気に満ちた、すごく元気な街でした
私達も3つの大きな夜市を制覇。
こんなケーキ(?)も売ってたし
これはマカロン(もどき?)
実は・・・
旅立つ前にsumikoさんから
「台湾に、世界一のパン職人がいるパン屋さんがあるよ」
という情報をゲットしていたので行ってきました。
台北市内の大きな商業施設の中にあるパン屋さん。
店内はお客さんでいっぱい 並ぶの必須
↓そしてこれが
「2010年マスター・ド・ラ・ブーランジュリー(ベーカリーマスターズ)」で
このお店のパン職人・呉宝春さんが、パン部門で1位になったパン。
「荔枝玫瑰麵包(ライチ薔薇パン」
因みに・・・
同大会で、2014年には日本人の「長田有起さん」という方が優勝しています。
すごいっ
私が買ってきたのは・・・
同大会の4年に一度行われる団体戦で、2008年に台湾チームとして2位になったパン。
「酒醸桂圓麺包(リュウガンパン)」
両方ともデカイです
直径30cm位でずっしり重い。
なんで1位のパンを買ってこなかったのかというと・・・
店内が激混みで「winner of the Bakery World Cup」
の文字しか目に入らなかったから。
それと、こっちの方を買っている人が多かったから
後で調べたら、
2位のパンの方がクセがあって、よりアジアンチックとのことらしい。
結果オーライ。 望むところよ
・・・というわけで
えっこら日本に持ってきて、ワクワクしながらいよいよカット。
断面は想像通り。
さあ、味はどうかな・・・。
???
なんだろう?
何か食べたことのない味がする。
スパイスとも違うような・・・すごく不思議な味
説明書は・・・読めない漢字ばっかり
英語文をダンナに訳してもらったら、
台南特産の「東山竜眼(リュウガン)」という果実を
6日間燻製にした物が入っているとのこと。
なるほど
独特の香りはスモークされたからだったのか~。
製法についてはこの部分が胆だと思うけど・・・
「The 10-year fermented dough,
the natural yeast fermented for at least 3 days」
直訳すると変だから、パンの専門家なら理解できるかも。
私の予想では・・・
何年も継ぎ足され、熟成された発酵種を使っているのかな・・と
まるで老舗のウナギのタレみたいな(例えがイマイチ?)。
う~~ん。
当たり前だけど、まだまだ知らない事ばかり・・・。
面白いなあ
さて、
台湾で定番のお土産と言えば、ご存じ「パイナップルケーキ」
何年か前にいただいたきり、どんな味か記憶も薄れていましたが・・・
今回、せっかくだから専門店に行ってみようということになりました。
正直、お土産品ということで、侮っていた自分が恥ずかしくなるくらい
すごく、すご~く美味しかったです
台湾に行ったら、ぜひ専門店に行ってみて下さい。
久しぶりの海外旅行も、メインはやっぱり「食」。
そういう意味で、台湾はおいしい物がたくさんあって
お手軽に行けて良いところかも。
どうしても、どうしても、なじめなかった香り(香辛料?)を除いては・・・
「八角」か何かかなあ・・・でも、もっとクセがあった。
突きとめてきたかったけど、時間切れ。
どなたか、知っていたら教えて下さい