comodo日和

comodoとは音楽用語で「気楽に」という意味です。パン作りにまつわる出来事を気負わずに綴っていきます。

とかち野酵母でグラハムブレッド

2020-05-22 13:57:05 | パン

昨日、北海道の緊急事態宣言は継続となりましたが

日に日に感染者の人数は少なくなってきています。

解除まであと少し、がんばろう

 

今日、ようやくとかち野酵母の封を開けました

早速酵母起こしから。

1分後にはこんな感じ。

そして10分後↓

元気いっぱいの酵母達

 

手始めは食材整理も兼ねてグラハムブレッドを。

ゆめちから35%

春よ恋35%

グラハム粉30%

シュワシュワという音とフルーティな香りが楽しいです

 

50分後には一次発酵が終了。

 

成型後↓

仕上げ発酵40分後の状態↓

メリメリッていう感じではなく、優し〜い膨らみ方です

一次も仕上げも、発酵にはもっと時間がかかると思っていましたが・・・

これならレッスンでもできるかも。

 

焼き上がりはこんな感じになりました。

いい香りです〜

クープはもっと深く開ければよかったかな〜

酵母の特徴なのか、配合によるのか、

ふんわりとした焼き上がりになりました。

 

なるほどね〜〜

思っていたよりずっと扱いやすいので重宝しそう。

これからいろいろなパンに挑戦してみようと思います。

 

 

 


スープのある生活

2020-05-18 16:34:24 | パン

東京に住んでいる妹が送ってくれました↓

Soup Stock Tokyo

4種類のスープがカチコチに冷凍されて到着。

東京に行ったときに駅ナカとか駅近でよく見かけて

なんかオシャレやな〜と思っていました

 

ダンナがライ麦パンと一緒に食べたいと言い出し

材料の在庫整理を兼ねて急遽パン捏ね。

 

本当はとかち野酵母をここで試したいところだけど

時間が無いのでドライイーストを使用。

強力粉は道産小麦のゆめちからを50%。

残りの50%はというと・・・

粗挽きのライ麦が少し残っていて、それだけでは足りなかったので

JHBSのNR1というライ麦を細かく挽いたものを混ぜちゃいました。

さらにレーズンをIN。

 

ゆめちからのせいもあるのか?

むっちり&しっかりとした感じのが焼き上がりました

 

焼きたてのライ麦パンとスープのある生活・・・

な、なんてオシャレなんでしょ〜〜

今夜はハイソな(死語?)気分を味わえそうです。

 

妹よ、ありがとう

 


JHBSの「山食」と、いろいろ

2020-05-14 11:19:00 | パン

昨日は「山食」の確認。

JHBSの山食は、

今までもちょっと油断すると上手に焼けなかったりを繰り返してきたので

自分なりに定期的に確認が必要です。

今回はどうかな・・・

 

こっち側(表)と

反対側(裏)

中央部

カットして

うん、なんとかウデは保たれているようです。

とりあえずホッとしました

これが全てではないけれど、レッスン再開に向けて自信を取り戻しました

 

さて、最近我が家の近くにオープンしたパン屋さんをご紹介します。

その名は「Chet Bakery」

古民家をリノベーションしているのですが、

こんな素敵なところがあったんだなあ〜とびっくり

お店の前には大きな桜の木があって、満開の頃はさぞきれいなのではと思います。

今年の花は終わってしまったけれど、秋の紅葉も楽しみです。

コロナが落ち着いたらカフェもオープンするとのことなのでそれも楽しみ。

 

パンはまだ品数が少ないですが、桜に因んだものに目を惹かれます。

高級食パンの焼き印も桜マーク

こちらはふわふわもっちりという食感です。

個人的には焼かないで食べるのがオススメ。

写真には無いけれど、クリームパンも美味しかった

 

気が付けばこの付近にはカフェが3店、パン屋さんが2店となりました。

我が家からは全店お散歩コースというくらい近場です。

「私もここでパン教室やっていますよ〜〜」とアピールしようかな。

なんだか面白い界隈になりそうな予感です

どこのお店も駐車場は完備しているので、遠くからでもぜひ巡ってみて欲しいです。

 

もうひとつ

最近なかなか手に入り難くなってしまったらしい「とかちの酵母」をゲット。

十勝平野に咲くエゾヤマザクラのさくらんぼから分離された酵母。

こちらは予備発酵が必要なタイプだけど、前から使ってみたかった。

 

粉も江別製粉の北海道産強力粉「香麦」を買ってみました。

ベースは春よ恋とのことで、タンパク質は12g。

吸水性も良いらしくとても扱いやすいようです。

 

道民としての血が騒ぐこの二品。

近々形にしたいと思い、いろいろ妄想中

 

エンジンがかかってきましたよ

あとは収束を待つのみ

 

 


今できること

2020-05-11 14:00:18 | パン

本当にしばらくぶりの投稿となりました。

私は元気です

 

気が付けば春真っ盛り。

北海道ではこれからが一番良い季節です。

世の中がこんな事になっているなんて、花たちには関係ないのですよね。

今年もかわいく咲いてくれました

 

我が家的にも本当に色々な事が重なり、

たまたまコロナとかぶるようにして、この1ヶ月半というものドタドタバタバタしておりました

 

こんな風に書くと大事のように感じるかも知れませんが

家族はみんな元気だし、コロナさえ収束してくれたらパン教室も復活させます

早く早く、そんな日が来たらいいなあ・・・。

 

最近はやっと家の中が落ち着いてきて、

パンを作らなくちゃという気持ちにもなってきたところです。

 

私に今できることはというと・・・

自分と家族の健康を守ること。

いつでもレッスンを再開できるように技術を守ること。

とりあえずこの二つを目標にしていきたいと思います

 

というわけで、最近作ったパン達を久しぶりにご紹介。

パン作りに必要ないろんな技術がぎゅ〜〜っと詰まっているので

私にとっては絶対に外せないものをピックアップ。

 

先ずはJHBSのフランスパン。

やったっ

2本ともクープが割れたぞ

天使のささやきからのひび割れもバッチリ。

ちょっとコツが掴めてきました(毎回言ってるかも

 

この流れで、最近のJHBS新メニューの中では超お気に入りの「もっチーズ」も。

これ、本当に美味しいです

早く生徒さんにも教えてあげたい。

 

お次は「山食」・・・と言いたいところですが

あえてプルマンを選択。

道産小麦の「春よ恋」と「ゆめちから」をブレンドして作りました。

発酵のタイミングもちょうど良く、

ホワイトラインもちゃんと出た

2斤ではなく、中型の型を使って作るとちょうど良いサイズ感なのです。

次回はちゃんと山食を作りましょう

 

コロナ前の最後のレッスンは

4月に入って直ぐにマスクをしながら行った体験レッスン。

イチゴの季節に突入の時期でした。

生徒さんはとても喜んで下さり、入会も約束して下さいました。

あの時はまさかこんなに長引くとは思わず

落ち着いたらすぐに連絡しますねといって別れました。

もう少し先になりそうです。

 

まだまだ我慢の日々は続きそうですが、

「今こそ自分が社会に貢献できることは何かを真剣に考える良い機会」

とiPS細胞研究者の中山伸弥教授がおっしゃった言葉を思い出します。

 

ひとりひとりが理性と感謝の気持ちを忘れずに行動すれば

きっとこの困難を乗り越えることができると信じて

 

とりあえず、

今週は家族と自分のために「山食」を作ります