![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/97/2026492e01fe6e7890c5b1c9fa34dfbc.jpg)
皆様、お早うございます。
今日は朝からブログが書けるのでラッキーです。
ところで、私事ですが、本日5月11日…○○歳の誕生日でございます。
実際の年齢…言いたく有りません。(笑)(笑)(笑)
でも、このブログに遊びに来られていて、コメントを下さっている方々とは、ほぼ同年齢で有ることは間違いないです。
認めたくないが、(絶対に認めたくないが:強調)所謂、「中年」…です。
でも、しかし…私の実物…決してイケメンでは、有りませんが、実年齢よりも10歳以上若く見られます。★チョッピリ自慢!
髪は(白髪)は、染めてますが、頭髪は未だ充分有ります。★小さな自慢?
まぁ、そんな訳で、今後も宜しくお願い致します。
さて、今日はトップ・バッターで「コルトレーン」が、かなりエモーショナルに吹き上げた、渋めの1枚を紹介しましょう。
アルバムタイトル…バイーア
パーソネル…リーダー;ジョン・コルトレーン(ts)
フレディ・ハバード(tp)
ポール・チェンバース(b)
アート・テイラー(ds)
ウィルバー・ハーデン(tp)※3曲目、4曲目
ジミー・コブ(ds)※3曲目、4曲目
曲目…1.バイーア、2.ゴールズ・ボロ・エクスプレス、3.マイ・アイディアル、4.アイム・ア・ドリーマー、5.サムシング・アイ・ドリーム・ラスト・ナイト
1958年7月11日※3曲目、4曲目、12月26日 録音
原盤…Prestige PR-7353 発売…ビクター音楽産業
CD番号…VICJ-23629
演奏について…クレジットに表記したが、このアルバムには二つのセッション演奏が含まれていて、それぞれにトランペッターとドラムスが代わって録音されている。
それぞれを代表する演奏として、3曲目「マイ・アイディアル」と、ラストの5曲目「サムシング・アイ・ドリーム~」をまず最初に取上げてみよう。
3曲目「マイ・アイディアル」…「コルトレーン」が非常にリラックスした感じで、伸びやかに、そして情緒たっぷりに歌い上げるテーマ演奏から始まる。
「ジミー・コブ」のシンバル・ワークと「レッド・ガーランド」の抑えたブロック・コードが、さりげなく「コルトレーン」をアシストして、正に珠玉の演奏と相成った。
次いで「ウィルバー・ハーデン」が「コルトレーン」の演奏を正面から受けて、音色は幾分明るめの物の、これまた叙情的に、丁寧にインプロヴァイズして飾り立てて行く。
「ガーランド」は一寸サロン風に、軽やかに寛いだアドリブで、センス抜群の演奏で花を副える。
フィニッシュは、勿論、もう一度「コルトレーン」に戻り、いかにも彼の「プレスティッジ」時代らしい、若々しいストレートな表現で吹き上げて終わる。
とても気持ちが良い曲&演奏です。
一方、5曲目「サムシング・アイ・ドリーム・ラスト・ナイト」ですが…「ガーランド」の序奏に導かれて、「コルトレーン」が、ノッケから正攻法のバラッド演奏でストレートに押してくる。
しかし、3曲目から約半年後の演奏なのだが、やはりと言うか、流石と言うべきか、「コルトレーン」は確実に進化しているのがハッキリ見て取れる。
同じ様に、メロディ・ラインをかなり忠実に、色付けしないでストレートに吹き切るにしても、微妙なパッセージ&ニュアンスと、何よりも音色が違うんです。
この曲では、インパルス時代の「バラード」の前進って言うのが、若干判る音色で、若々しい「コルトレーン」から、少し熟成された…ボジョレ・ヌーヴォよりも寝かされて芳醇さが増した「コルトレーン」が存在します。
終盤に来ての「チェンバース」のソロ・ボウイング演奏も渋くて素敵で、「ハバード」もブリリアントな美音で、シンプルにアドリブを決めてきます。
聴き比べてみると「ハバード」は、やっぱり「ハーデン」よりも一枚上手のトランペッターですね。
そして最後はもう一度、大将「コルトレーン」が、じっくりと高尚なバラードを演ってくれて…フィニッシュとなります。
どちらのバラード演奏も素敵ですが、白黒・優劣をつけるとなると、やっぱり後者の方が勝っていると思います。
タイトル曲「バイーア」…私、大好きなラテン・リズムから曲が始まって、ラテン大好きな「ガーランド」が、ラテン・コードでノリノリ、上げ上げでインスパイアして行くと、「コルトレーン」も早いパッセージで、「コルトレーン・チェンジ」を演り捲くって、皆をエキサイトさせて行きます。
それから、再度「ガーランド」に廻り、今度は魅惑のラテン調、シングル・トーンで右手をぶん廻して、エキゾティックなアドリブを決めてくるんです。
この曲では、重厚にリズムを刻むドラムス「アート・テイラー」と、終盤ボウイングで、ギコギコを言わす「チェンバース」が、しっかりとフロント・トップを下から支えてくれて、良い仕事をやってますよ。
ここでもフィニッシュはお決まり?で、「コルトレーン」がバッチリ吹き上げます。
ノリが抜群のオープニング曲ですね。
2曲目「ゴールズ・ボロ・エクスプレス」…「コルトレーン」オリジナル曲で、演奏は「ガーランド」抜きでなされており、とても早いパッセージの疾走ナンバー
系です。
とにかく、この演奏は「コルトレーン」が「ジャイアント・ステップス」風にバリバリ、ブイブイと吹き捲くり、彼のすごさと本領が充分に発揮された1曲なんですが、その相手を務める「アート・テイラー」の早敲き、超絶ドラミングが、それに勝るとも劣らず、えぐくて、超かっこいい!
この超人2人のバトル演奏…痺れちゃいますよ~!
気品とエモーショナル抜群なバラード曲(名曲)の間に咲き誇る…素晴らしい1曲ですね!!
4曲目「アイム・ア・ドリーマー」…「ウィルバー・ハーデン」が、かなりフューチャーされていて、期待に違わず、ブリリアントに華麗アドリブを演ってくれます。
「コルトレーン」は、(1、2、5曲目に比べて)やはり、演奏に若さが垣間見れて、それはそれで清々しさが有って良いもんです。
「ガーランド」は、この曲が一番「ガーランド」節を出してくれている感じがするねぇ。
華麗で、お洒落で、華やぎと寛ぎが上手くミックスされたソロ演奏です。
「チェンバース」もいつものヤツ…終盤で演ってくれて…お決まりです。
「ジミー・コブ」も最後に一発演りますよ。
いかにも太鼓敲きらしいフレーズが、楽しいです。
この曲は、このアルバムでは、ティー・ブレークの役目を果たしてくれます。
寛ぎの1曲です。
今日は私の誕生日と共に、世の中では「母の日」ですね。
このアルバム…「母の日」と言う日に合うと思いますよ。…きっと!
じんわりとした優しさが滲み出てくるアルバムです。
今日は朝からブログが書けるのでラッキーです。
ところで、私事ですが、本日5月11日…○○歳の誕生日でございます。
実際の年齢…言いたく有りません。(笑)(笑)(笑)
でも、このブログに遊びに来られていて、コメントを下さっている方々とは、ほぼ同年齢で有ることは間違いないです。
認めたくないが、(絶対に認めたくないが:強調)所謂、「中年」…です。
でも、しかし…私の実物…決してイケメンでは、有りませんが、実年齢よりも10歳以上若く見られます。★チョッピリ自慢!
髪は(白髪)は、染めてますが、頭髪は未だ充分有ります。★小さな自慢?
まぁ、そんな訳で、今後も宜しくお願い致します。
さて、今日はトップ・バッターで「コルトレーン」が、かなりエモーショナルに吹き上げた、渋めの1枚を紹介しましょう。
アルバムタイトル…バイーア
パーソネル…リーダー;ジョン・コルトレーン(ts)
フレディ・ハバード(tp)
ポール・チェンバース(b)
アート・テイラー(ds)
ウィルバー・ハーデン(tp)※3曲目、4曲目
ジミー・コブ(ds)※3曲目、4曲目
曲目…1.バイーア、2.ゴールズ・ボロ・エクスプレス、3.マイ・アイディアル、4.アイム・ア・ドリーマー、5.サムシング・アイ・ドリーム・ラスト・ナイト
1958年7月11日※3曲目、4曲目、12月26日 録音
原盤…Prestige PR-7353 発売…ビクター音楽産業
CD番号…VICJ-23629
演奏について…クレジットに表記したが、このアルバムには二つのセッション演奏が含まれていて、それぞれにトランペッターとドラムスが代わって録音されている。
それぞれを代表する演奏として、3曲目「マイ・アイディアル」と、ラストの5曲目「サムシング・アイ・ドリーム~」をまず最初に取上げてみよう。
3曲目「マイ・アイディアル」…「コルトレーン」が非常にリラックスした感じで、伸びやかに、そして情緒たっぷりに歌い上げるテーマ演奏から始まる。
「ジミー・コブ」のシンバル・ワークと「レッド・ガーランド」の抑えたブロック・コードが、さりげなく「コルトレーン」をアシストして、正に珠玉の演奏と相成った。
次いで「ウィルバー・ハーデン」が「コルトレーン」の演奏を正面から受けて、音色は幾分明るめの物の、これまた叙情的に、丁寧にインプロヴァイズして飾り立てて行く。
「ガーランド」は一寸サロン風に、軽やかに寛いだアドリブで、センス抜群の演奏で花を副える。
フィニッシュは、勿論、もう一度「コルトレーン」に戻り、いかにも彼の「プレスティッジ」時代らしい、若々しいストレートな表現で吹き上げて終わる。
とても気持ちが良い曲&演奏です。
一方、5曲目「サムシング・アイ・ドリーム・ラスト・ナイト」ですが…「ガーランド」の序奏に導かれて、「コルトレーン」が、ノッケから正攻法のバラッド演奏でストレートに押してくる。
しかし、3曲目から約半年後の演奏なのだが、やはりと言うか、流石と言うべきか、「コルトレーン」は確実に進化しているのがハッキリ見て取れる。
同じ様に、メロディ・ラインをかなり忠実に、色付けしないでストレートに吹き切るにしても、微妙なパッセージ&ニュアンスと、何よりも音色が違うんです。
この曲では、インパルス時代の「バラード」の前進って言うのが、若干判る音色で、若々しい「コルトレーン」から、少し熟成された…ボジョレ・ヌーヴォよりも寝かされて芳醇さが増した「コルトレーン」が存在します。
終盤に来ての「チェンバース」のソロ・ボウイング演奏も渋くて素敵で、「ハバード」もブリリアントな美音で、シンプルにアドリブを決めてきます。
聴き比べてみると「ハバード」は、やっぱり「ハーデン」よりも一枚上手のトランペッターですね。
そして最後はもう一度、大将「コルトレーン」が、じっくりと高尚なバラードを演ってくれて…フィニッシュとなります。
どちらのバラード演奏も素敵ですが、白黒・優劣をつけるとなると、やっぱり後者の方が勝っていると思います。
タイトル曲「バイーア」…私、大好きなラテン・リズムから曲が始まって、ラテン大好きな「ガーランド」が、ラテン・コードでノリノリ、上げ上げでインスパイアして行くと、「コルトレーン」も早いパッセージで、「コルトレーン・チェンジ」を演り捲くって、皆をエキサイトさせて行きます。
それから、再度「ガーランド」に廻り、今度は魅惑のラテン調、シングル・トーンで右手をぶん廻して、エキゾティックなアドリブを決めてくるんです。
この曲では、重厚にリズムを刻むドラムス「アート・テイラー」と、終盤ボウイングで、ギコギコを言わす「チェンバース」が、しっかりとフロント・トップを下から支えてくれて、良い仕事をやってますよ。
ここでもフィニッシュはお決まり?で、「コルトレーン」がバッチリ吹き上げます。
ノリが抜群のオープニング曲ですね。
2曲目「ゴールズ・ボロ・エクスプレス」…「コルトレーン」オリジナル曲で、演奏は「ガーランド」抜きでなされており、とても早いパッセージの疾走ナンバー
系です。
とにかく、この演奏は「コルトレーン」が「ジャイアント・ステップス」風にバリバリ、ブイブイと吹き捲くり、彼のすごさと本領が充分に発揮された1曲なんですが、その相手を務める「アート・テイラー」の早敲き、超絶ドラミングが、それに勝るとも劣らず、えぐくて、超かっこいい!
この超人2人のバトル演奏…痺れちゃいますよ~!
気品とエモーショナル抜群なバラード曲(名曲)の間に咲き誇る…素晴らしい1曲ですね!!
4曲目「アイム・ア・ドリーマー」…「ウィルバー・ハーデン」が、かなりフューチャーされていて、期待に違わず、ブリリアントに華麗アドリブを演ってくれます。
「コルトレーン」は、(1、2、5曲目に比べて)やはり、演奏に若さが垣間見れて、それはそれで清々しさが有って良いもんです。
「ガーランド」は、この曲が一番「ガーランド」節を出してくれている感じがするねぇ。
華麗で、お洒落で、華やぎと寛ぎが上手くミックスされたソロ演奏です。
「チェンバース」もいつものヤツ…終盤で演ってくれて…お決まりです。
「ジミー・コブ」も最後に一発演りますよ。
いかにも太鼓敲きらしいフレーズが、楽しいです。
この曲は、このアルバムでは、ティー・ブレークの役目を果たしてくれます。
寛ぎの1曲です。
今日は私の誕生日と共に、世の中では「母の日」ですね。
このアルバム…「母の日」と言う日に合うと思いますよ。…きっと!
じんわりとした優しさが滲み出てくるアルバムです。
実は私も5月生まれで、つい先日(中年の)ゾロ目になったばかりなのです。
それはさておき、このアルバムはこの5月に国内廉価で再発予定になっておるようです。買おうかどうかと思っていましたが、“エモーショナル”かつ“じんわりとした優しさが滲み出てくるアルバム”ということをお聴きしたからには、購入リストのるのは間違いありません。
毎度、良い盤のご紹介ありがとうございます。
それは、おめでとうございます。
更に親近感湧きますねぇ。
ってもう、実際はおめでたい歳では無いですよね?(爆笑)
ところで、ゾロ目になられたんですか?
多分、私はgarjyuさんより、1歳だけ若いです。来年ゾロ目です。ハイ!
最後にこのアルバム…真面目にgoodです。
お聴きになる事をノー・プロブレムで推薦します。