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今日紹介するのは、あまりにも有名なアルバムなので、ちょっと気が引けますが、まぁ良いでしょう。
ウィントン・マルサリスのデビュー3作目にして、「チャレンジ・ザ・クリフォード・ブラウン」とも言える、「ウィズ・ストリングス・アルバム」です。
とにかく、コンセプトはシンプルで非常に真面目で正統的なジャズです。
演奏曲も渾身のバラードばかりで、マルサリスの技量と知性と感情移入の三要素の絶妙なバランスの素晴らしさが、良く出ているアルバムです。
では、アルバムの詳細について説明しましょう。
アルバムタイトル名…「スターダスト」
パーソネル…リーダー;ウィントン・マルサリス(tp)
ブランフォード・マルサリス(ts,ss)
ケニー・カークランド(p)
ロン・カーター(b)
ジェフ・ワッツ(ds)
ケント・ジョーダン(fl)
ロバート・フリードマン(cond/arr)
&ストリングス・オーケストラ
1984年5月30日&31日 NY録音
曲目…1.スターダスト、2.レイジー・アフタヌーン、3.フォー・オール・ウィ・ノウ、4.星に願いを、5.ジャンゴ、6.メランコリア、7.ホット・ハウス・フラワーズ、8.アイム・コンフェッシン
演奏(曲)について…アルバムタイトルの「スター・ダスト」はオープニングを飾るのにふさわしい演奏であり、マルサリスのブリリアントな音色と抑制した時のデクレシェンドの対比が素晴らしい。
2曲目のミュートプレイは、まるでマイルスのそれを聴いているような錯覚を起すほど、知的で青白い炎が小さく、しかししっかりと燃える様なオーラが出ている。
兄貴のブランフォードも弟に追従した演奏で好ましい。
4曲目のディズニー曲は、そのままオリジナル演奏すると、陳腐になりそうと思ったのか、ストリングスはフリードマンにビッグバンド風にアレンジされ、マルサリスの演奏もかなりアドリブに重きを置いて、そしてハイセンスな演奏にまとめている。
5曲目の「ジャンゴ」は個人的に大好きな曲であるが、(まぁこの曲のベスト1演奏は当然、本家MJQの初録音であるが…)MJQの様に「渋め」の演奏ではなく、ここでマルサリスはこのアルバム1とも言える程、パワー系の音量で吹き切っていて、これも中々いける味わいである。
そして、このアルバム中ベスト1の演奏は、似非マイルスでは無い、マルサリスオリジナルとも言える、新境地のミュートプレイがなされている、6曲目「メランコリア」ではないかと思う。
7曲目の「ホット~」は、全員がアドリブ参加していて、チームが最高潮に盛り上がっている感じがします。
各人のソロは現代的なセンスの良い演奏を展開しています。
夜聴く「ウィズ・ストリングス」のバラードは良いですぞ!
ウィントン・マルサリスのデビュー3作目にして、「チャレンジ・ザ・クリフォード・ブラウン」とも言える、「ウィズ・ストリングス・アルバム」です。
とにかく、コンセプトはシンプルで非常に真面目で正統的なジャズです。
演奏曲も渾身のバラードばかりで、マルサリスの技量と知性と感情移入の三要素の絶妙なバランスの素晴らしさが、良く出ているアルバムです。
では、アルバムの詳細について説明しましょう。
アルバムタイトル名…「スターダスト」
パーソネル…リーダー;ウィントン・マルサリス(tp)
ブランフォード・マルサリス(ts,ss)
ケニー・カークランド(p)
ロン・カーター(b)
ジェフ・ワッツ(ds)
ケント・ジョーダン(fl)
ロバート・フリードマン(cond/arr)
&ストリングス・オーケストラ
1984年5月30日&31日 NY録音
曲目…1.スターダスト、2.レイジー・アフタヌーン、3.フォー・オール・ウィ・ノウ、4.星に願いを、5.ジャンゴ、6.メランコリア、7.ホット・ハウス・フラワーズ、8.アイム・コンフェッシン
演奏(曲)について…アルバムタイトルの「スター・ダスト」はオープニングを飾るのにふさわしい演奏であり、マルサリスのブリリアントな音色と抑制した時のデクレシェンドの対比が素晴らしい。
2曲目のミュートプレイは、まるでマイルスのそれを聴いているような錯覚を起すほど、知的で青白い炎が小さく、しかししっかりと燃える様なオーラが出ている。
兄貴のブランフォードも弟に追従した演奏で好ましい。
4曲目のディズニー曲は、そのままオリジナル演奏すると、陳腐になりそうと思ったのか、ストリングスはフリードマンにビッグバンド風にアレンジされ、マルサリスの演奏もかなりアドリブに重きを置いて、そしてハイセンスな演奏にまとめている。
5曲目の「ジャンゴ」は個人的に大好きな曲であるが、(まぁこの曲のベスト1演奏は当然、本家MJQの初録音であるが…)MJQの様に「渋め」の演奏ではなく、ここでマルサリスはこのアルバム1とも言える程、パワー系の音量で吹き切っていて、これも中々いける味わいである。
そして、このアルバム中ベスト1の演奏は、似非マイルスでは無い、マルサリスオリジナルとも言える、新境地のミュートプレイがなされている、6曲目「メランコリア」ではないかと思う。
7曲目の「ホット~」は、全員がアドリブ参加していて、チームが最高潮に盛り上がっている感じがします。
各人のソロは現代的なセンスの良い演奏を展開しています。
夜聴く「ウィズ・ストリングス」のバラードは良いですぞ!
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