紫のオルフェ~何でもかんでも気になる音楽、名曲アルバム独り言

ジャズ、ラテン、クラシックを中心として、名曲、アルバム演奏者を紹介します。&私の独り言を…

トレーンとバレルのデュオがgood!…ケニー・バレル&ジョン・コルトレーン

2008-06-05 23:08:34 | ジョン・コルトレーン
今日は「ジョン・コルトレーン」が、プレスティッジ時代に遺した好演盤を紹介しましょう。
「コルトレーン」のやや辛口のバラッド演奏を、ブルージーな「ケニー・バレル」、美しく華麗な「トミー・フラナガン」、そしてウォームな「ポール・チェンバース」と手堅い「ジミー・コブ」と言った、名人達の魅惑のサイドメンによるサポートが真に美しい必聴盤なんです。

アルバムタイトル…ケニー・バレル&ジョン・コルトレーン

パーソネル…リーダー;ジョン・コルトレーン(ts)
      ケニー・バレル(g)
      トミー・フラナガン(p)
      ポール・チェンバース(b)
      ジミー・コブ(ds)

曲目…1.フレイト・トレーン、2.アイ・ネヴァー・ニュー、3.リレスト、4.ホワイ・ワズ・アイ・ボーン?、5.ビッグ・ポール

1958年3月7日録音

原盤…Prestije NJ-8276  発売…ビクター音楽産業
CD番号…VDJ-1533

演奏について…オープニング曲「フレイト・トレーン」…「トレーン」の名を冠しているが、作曲は「トミー・フラナガン」で、ミドル・アップ・テンポのバップ・ナンバーです。
序奏から「コルトレーン」がハードでパワフルなテナー・サックスを奏でて、それを受ける「ケニー・バレル」のウォーム系の音色でありながら、非常にブルージーでハイな行けてるソロを演って繋いでくるんです。
それから「トミー・フラナガン」が、小洒落てイマジネイティヴなアドリブをかまして、曲を色付して来ます。
その後「チェンバース」が、十八番のボウイングでギコギコ言わせて、フィニッシュでは「ジミー・コブ」の一発ソロも有って、ご機嫌でバッピッシュな演奏が煌くのです。
スタートから掴みはOKの演奏です。

2曲目「アイ・ネヴァー・ニュー」…「トミ・フラ」と「バレル」がノッケから行けてるアドリブを決め捲くり、「トレーン」もカデンツァ的なスーパー・アドリブで向こうを張って行く。
…続きはまた明日 see you next


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