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今日も名曲、名演の2拍子が揃ったライヴ・アルバムを行っちゃいましょうか?
「キャノンボール・アダレイ・クインテット」が、東京、サンケイ・ホールで興行した時の演奏を収めたアルバムがこれなんです。
まぁ、「キャノンボール・クインテット」の来日と言う事で、演奏している曲は、まんまこのコンボの代表曲ばかりで、実質ベスト盤みたいな物でしょう。
「アダレイ・ブラザース」のベスト・パフォーマンスはもとより、若き日のエレピやシンセでは無く、アコースティックなピアノを奏でる、「ザビヌル」の演奏なんか、とても興味が湧きますよね。
アルバムタイトル…キャノンボール・イン・ジャパン
パーソネル…リーダー;キャノンボール・アダレイ(as)
ナット・アダレイ(cornet)
ジョー・ザビヌル(p)
ヴィクター・ガスキン(b)
ロイ・マッカーディ(ds)
曲目…1.ワーク・ソング、2.マーシー・マーシー・マーシー、3.ジス・ヒヤー、4.マネイ・イン・ザ・ポケット、5.ザ・スティックス、6.ジャイヴ・サンバ
1966年8月26日 東京サンケイ・ホールにて ライヴ録音
原盤…Capitol 発売…東芝EMI
CD番号…CDP-7-93560-2 (輸入盤)
演奏について…コンボとしての演奏パフォーマンスが高いのは、まず3曲目の「ジス・ヒヤー」…「ボビー・ティモンズ」作曲のファンキーの王道曲ですが、序奏は「アダレイ・ブラザース」のユニゾンから始まって、その後の「キャノンボール」が思い切り良く吹き切るのと、「ナット・アダレイ」のブリリアントなコルネットを活かした快演のアドリブ比べが気持ち良いですね。
それに続く「ザビヌル」も、かなり「ファンキー」なアドリブ・ソロを弾いて、「アダレイ・ブラザース」に見事に同化した演奏をしています。
4曲目「マネー・イン・ポケット」…この曲も「ザビヌル」の作曲だが、変拍子から始まる、完璧なまでものファンキー・チューンです。
ラテン調&ファンキー節のこの演奏は、このグループに敵うバンド(コンボ)は皆無でしょう。
「ナット」がスタートから猛ダッシュを駆けたアドリブをかます。
アドリブの途中でまたまた「ワーク・ソング」の1小節を吹いちゃう所なんかが笑えます。
兄貴「キャノンボール」も、弟に触発されたのか、ぶいぶいアルトを吹き捲り、続く「ザビヌル」のピアノ・ソロ…抜群ですね。
この思索型にお人が、こんなにもファンキーに弾けるなんて…しかし、曲の後半では音を極力排除して、とても間を活かしたアドリブを弾いたりして、この曲にアクセントをつけています。
この辺は学者肌の「ザビヌル」らしい感じがします。
3曲目と並ぶ、ベスト・パフォーマンス演奏です。
そしてエンディング曲の「ジャイヴ・サンバ」…サンバのリズムに乗って、ベース「ガスキン」、ドラムス「マッカーディ」の二人は、フロントの2管の二人、そして「ザビヌル」に比べると幾分地味なアーティストだが、このライブの成功は、偏にこの二人のドライヴィング力から来ていると思程、素晴らしい推進力の演奏をしている。
曲の最後には、この二人のアドリブも有るので、嬉しいですね。
「キャノンボール」…素晴らしいフレーズを連発し、最後の盛り上げに集中力も最高潮に達したかな?
「ナット」は、前半は兄貴に合わせるイメージ演奏だが、ソロに入ってからは、とても輝かしい魅力的なコルネット演奏をする。
「ザビヌル」のラテンチックなアドリブ・ソロもとても魅力的で、ヨーロッパのゲルマン民族らしからぬ、(確かオーストリー出身だよね?)このノリはどこから来てるの?
この曲の演奏は、エンディングに相応しい、パワーと遊び心の両面が良く出された名演奏でしょう。
オープニング曲「ワーク・ソング」は、このコンボの代名詞的な曲で、「キャノンボール」が思い切りバウトしてぶいぶい言わせてます。
ファンキーな持ち味を保持しつつ、非常にフリーキーなトーンのアドリブを連発していて、「キャノンボール」に新たな魅力を発見できるでしょう。
他のメンバーは「キャノンボール」を引き立たせる演奏に従事しています。
2曲目「マーシー~」は、「ジョー・ザビヌル」作曲の名曲ですが、この演奏ではメロディに忠実に、AOR的な大人のブルースが展開されています。
誰でも口ずさめる、このメロディ良いですよねぇ。
但し、ジャズはアドリブ重視と考えると、一寸ポップスすぎるかなぁ、なんて老婆心がでちゃいますね。
「ザビヌル」のピアノをメインにしているので、ベース「ガスキン」とドラムス「マッカーディ」のリズム・セクションの二人も、自己主張を少しばかり見せてくれます。
「キャノンボール・アダレイ・クインテット」が、東京、サンケイ・ホールで興行した時の演奏を収めたアルバムがこれなんです。
まぁ、「キャノンボール・クインテット」の来日と言う事で、演奏している曲は、まんまこのコンボの代表曲ばかりで、実質ベスト盤みたいな物でしょう。
「アダレイ・ブラザース」のベスト・パフォーマンスはもとより、若き日のエレピやシンセでは無く、アコースティックなピアノを奏でる、「ザビヌル」の演奏なんか、とても興味が湧きますよね。
アルバムタイトル…キャノンボール・イン・ジャパン
パーソネル…リーダー;キャノンボール・アダレイ(as)
ナット・アダレイ(cornet)
ジョー・ザビヌル(p)
ヴィクター・ガスキン(b)
ロイ・マッカーディ(ds)
曲目…1.ワーク・ソング、2.マーシー・マーシー・マーシー、3.ジス・ヒヤー、4.マネイ・イン・ザ・ポケット、5.ザ・スティックス、6.ジャイヴ・サンバ
1966年8月26日 東京サンケイ・ホールにて ライヴ録音
原盤…Capitol 発売…東芝EMI
CD番号…CDP-7-93560-2 (輸入盤)
演奏について…コンボとしての演奏パフォーマンスが高いのは、まず3曲目の「ジス・ヒヤー」…「ボビー・ティモンズ」作曲のファンキーの王道曲ですが、序奏は「アダレイ・ブラザース」のユニゾンから始まって、その後の「キャノンボール」が思い切り良く吹き切るのと、「ナット・アダレイ」のブリリアントなコルネットを活かした快演のアドリブ比べが気持ち良いですね。
それに続く「ザビヌル」も、かなり「ファンキー」なアドリブ・ソロを弾いて、「アダレイ・ブラザース」に見事に同化した演奏をしています。
4曲目「マネー・イン・ポケット」…この曲も「ザビヌル」の作曲だが、変拍子から始まる、完璧なまでものファンキー・チューンです。
ラテン調&ファンキー節のこの演奏は、このグループに敵うバンド(コンボ)は皆無でしょう。
「ナット」がスタートから猛ダッシュを駆けたアドリブをかます。
アドリブの途中でまたまた「ワーク・ソング」の1小節を吹いちゃう所なんかが笑えます。
兄貴「キャノンボール」も、弟に触発されたのか、ぶいぶいアルトを吹き捲り、続く「ザビヌル」のピアノ・ソロ…抜群ですね。
この思索型にお人が、こんなにもファンキーに弾けるなんて…しかし、曲の後半では音を極力排除して、とても間を活かしたアドリブを弾いたりして、この曲にアクセントをつけています。
この辺は学者肌の「ザビヌル」らしい感じがします。
3曲目と並ぶ、ベスト・パフォーマンス演奏です。
そしてエンディング曲の「ジャイヴ・サンバ」…サンバのリズムに乗って、ベース「ガスキン」、ドラムス「マッカーディ」の二人は、フロントの2管の二人、そして「ザビヌル」に比べると幾分地味なアーティストだが、このライブの成功は、偏にこの二人のドライヴィング力から来ていると思程、素晴らしい推進力の演奏をしている。
曲の最後には、この二人のアドリブも有るので、嬉しいですね。
「キャノンボール」…素晴らしいフレーズを連発し、最後の盛り上げに集中力も最高潮に達したかな?
「ナット」は、前半は兄貴に合わせるイメージ演奏だが、ソロに入ってからは、とても輝かしい魅力的なコルネット演奏をする。
「ザビヌル」のラテンチックなアドリブ・ソロもとても魅力的で、ヨーロッパのゲルマン民族らしからぬ、(確かオーストリー出身だよね?)このノリはどこから来てるの?
この曲の演奏は、エンディングに相応しい、パワーと遊び心の両面が良く出された名演奏でしょう。
オープニング曲「ワーク・ソング」は、このコンボの代名詞的な曲で、「キャノンボール」が思い切りバウトしてぶいぶい言わせてます。
ファンキーな持ち味を保持しつつ、非常にフリーキーなトーンのアドリブを連発していて、「キャノンボール」に新たな魅力を発見できるでしょう。
他のメンバーは「キャノンボール」を引き立たせる演奏に従事しています。
2曲目「マーシー~」は、「ジョー・ザビヌル」作曲の名曲ですが、この演奏ではメロディに忠実に、AOR的な大人のブルースが展開されています。
誰でも口ずさめる、このメロディ良いですよねぇ。
但し、ジャズはアドリブ重視と考えると、一寸ポップスすぎるかなぁ、なんて老婆心がでちゃいますね。
「ザビヌル」のピアノをメインにしているので、ベース「ガスキン」とドラムス「マッカーディ」のリズム・セクションの二人も、自己主張を少しばかり見せてくれます。