紫のオルフェ~何でもかんでも気になる音楽、名曲アルバム独り言

ジャズ、ラテン、クラシックを中心として、名曲、アルバム演奏者を紹介します。&私の独り言を…

ブルージー・バレル~ケニー・バレル

2007-05-11 23:27:14 | ジャズ・ギター
皆様こんばんわ。えりっく$Φです。
実は今日誕生日でして、年齢は言えませんが、まぁめでたいと言う事でご勘弁ねがいます。

さて、実は私のブログにコメントを寄せて下さる、ナオさんの今日のブログで、以前私も紹介した事がある、「カーティス・フラー」の「ブルースエット」が紹介されておりました。
その影響もあったのか、今日は「トミー・フラナガン」がサイドメンとして参加している良いアルバムがないかなぁと考えた末に、このアルバムを思いついたので、皆様に紹介します。

アルバムタイトル…ブルージー・バレル

パーソネル…リーダー;ケニー・バレル(g)
      コールマン・ホーキンス(ts)1.4.5.7曲目に参加
      トミー・フラナガン(p)
      メイジャー・ホリー(b)
      エディ・ロック(ds)
      レイ・バレット(conga)1.4.6.7曲目に参加

曲目…1.トレ・パラブラス、2.ノー・モア、3.ギルティ、4.モントノ・ブルース、5.アイ・ソート・アバウト・ユー、6.アウト・オブ・ジス・ワールド、7.イッツ・ゲティング・ダーク

1962年9月14日録音

演奏(曲)について…まずフューチャーされている各ミュージシャンの出来から言うと、最高のお薦めトラックは二つ。
ラテン(ボサノヴァ)の1曲目「トレ~」と、ラストのブルース「イッツ~」が双璧です。
但し、ラテン大好きな私は、個人的にはオープニング曲がベスト1です。
ここではとにかく、バレルとトミフラの哀愁を帯びたアドリブソロが最高で、涙がチョチョ切れもんです。
バックの二人はあえて?リズムに徹しきっています。

一方、ラストの「イッツ~」も、特にこの二人が素晴らしく、非常にブルージーな演奏をしていて、更にバレットも好演しているので、世間的にはこちらの方が評価は高いかもしれません。
いずれにせよ、バレルとフラナガンが最も優れた名演をしているのは、この2曲でしょう。

次に「ホーキンス」ですが、彼の名演は5曲目「アイ~」のバラードがナンバー1で、次いでお得意の、自身のダミ声スキャットを、ホリーのボーイングに乗せて歌い、大いに楽しんだプレイをしている4曲目「モントノ~」が良いです。

最後に、コンガのバレットのベストプレイは、大御所「ホーキンス」が不在の、6曲目「アウト~」で、これぞパーカショニスト!の真髄を見せつけます。


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