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今日は、ブルー・ノート専属ギタリストの「ケニー・バレル」のライヴ盤で行っちゃいましょう。
ライヴなので…と言う事も有りますが、参加のメンバーと、取分け「ファイズ・スポット」と言う場所故か、かなり熱い演奏がなされていて、行けてるんですよ。
アルバム(レコーディング)を熱くさせた最大の功労者?は…ずばりテナー・サックス奏者の「ティナ・ブルックス」だと断言しちゃいましょう。
そして、ファンキーの伝道師「ボビー・ティモンズ」と御大「アート・ブレイキー」が、コンボのメンバーにいる事も、見逃せません。
今宵は熱いライヴ・ディスクの宴を召し上がれ!!
アルバムタイトル…アット・ザ・ファイヴ・スポット・カフェ
パーソネル…リーダー;ケニー・バレル(g)
ティナ・ブルックス(ts)
ボビー・ティモンズ(p)
ローランド・ハナ(p)
ベン・タッカー(b)
アート・ブレイキー(ds)
曲目…1.イントロデューシング・バイ・ケニー・バレル、2.バークス・ワークス、3.ハレルヤ、4.レディ・ビー・グッド、5.ラヴァー・マン、6.36-23-36
1959年8月25日録音
原盤…BLUE NOTE 84021 発売…東芝EMI
CD番号…TOCJ-4021
演奏について…「イントロデューシング~」は曲紹介だけなので、割愛させて頂く。
2曲目「バークス・ワークス」…私の大好きな曲の1つですが、序奏から「ケニー・バレル」のブルージィで、青黒い(藍色)のトーンのディープな感覚のアドリブ・ソロが演奏される。
それを受けて、「ティナ・ブルックス」が、テナー音としては、幾分軽めのサウンドだが、良く歌わせる演り方で、軽快なアドリブ演奏を決める。
音色やフレーズの繊細さを考えると、かなり「レスター・ヤング」的な感じで、正直ブルー・ノート臭くは無いんだけど、しかしライヴと言う事も有って、静かに燃えているのは分る。
「ボビー・ティモンズ」は、もう彼の世界を全面的に押し出して、「ティモンズ」節を演り捲くり…出し捲くりで、聴いていれば、思わず納得しちゃう。
「アート・ブレーキー」は、かなり地味目にシャンシャンとシンバルを刻み、「ベン・タッカー」は、ズンズンズンとぶっといベースを演り続ける。
「ブルックス」の音色は軽めだが、非常に男っぽい硬派な熱い1曲に仕上がっています。
3曲目「ハレルヤ」…この曲ではピアノが「ローランド・ハナ」に代わり、「ティナ・ブルックス」は抜けるので、前半は「バレル」をフューチャーさせた演奏になっていて、1曲目とは、うって変わって「バレル」がファイトした闘志むき出しのソロを演ってくれます。
「ローランド・ハナ」はファンキーさは無いものの、右手の華麗なシングル・トーンを活かして、「ティモンズ」以上にエキサイティングなピアノ・アドリブを弾いて、「バレル」いや、御大「ブレイキー」をも触発して、ファイトさせます。
それを受けた「ブレイキー」は、スネアでリズムをキープしつつ、アフリックなドラミングで、ライオンが遠吠えする様に、エキサイトして行きます。
この曲での御大のドラム・ソロ…まじに聴き所満載です。
その御大一人のソロが長く続くんですが、ガンガン敲いているのに、非常に歌心溢れたドラミングで、リズム楽器なのに、メロディがイメージ出来るのは何故?…流石、御大…とても良い仕事をしてくれて…この曲では、「バレル」と「ハナ」も良い仕事をしているとは言っても、総合的に見ると御大の圧勝です。
続きは又、書きましょう。
ライヴなので…と言う事も有りますが、参加のメンバーと、取分け「ファイズ・スポット」と言う場所故か、かなり熱い演奏がなされていて、行けてるんですよ。
アルバム(レコーディング)を熱くさせた最大の功労者?は…ずばりテナー・サックス奏者の「ティナ・ブルックス」だと断言しちゃいましょう。
そして、ファンキーの伝道師「ボビー・ティモンズ」と御大「アート・ブレイキー」が、コンボのメンバーにいる事も、見逃せません。
今宵は熱いライヴ・ディスクの宴を召し上がれ!!
アルバムタイトル…アット・ザ・ファイヴ・スポット・カフェ
パーソネル…リーダー;ケニー・バレル(g)
ティナ・ブルックス(ts)
ボビー・ティモンズ(p)
ローランド・ハナ(p)
ベン・タッカー(b)
アート・ブレイキー(ds)
曲目…1.イントロデューシング・バイ・ケニー・バレル、2.バークス・ワークス、3.ハレルヤ、4.レディ・ビー・グッド、5.ラヴァー・マン、6.36-23-36
1959年8月25日録音
原盤…BLUE NOTE 84021 発売…東芝EMI
CD番号…TOCJ-4021
演奏について…「イントロデューシング~」は曲紹介だけなので、割愛させて頂く。
2曲目「バークス・ワークス」…私の大好きな曲の1つですが、序奏から「ケニー・バレル」のブルージィで、青黒い(藍色)のトーンのディープな感覚のアドリブ・ソロが演奏される。
それを受けて、「ティナ・ブルックス」が、テナー音としては、幾分軽めのサウンドだが、良く歌わせる演り方で、軽快なアドリブ演奏を決める。
音色やフレーズの繊細さを考えると、かなり「レスター・ヤング」的な感じで、正直ブルー・ノート臭くは無いんだけど、しかしライヴと言う事も有って、静かに燃えているのは分る。
「ボビー・ティモンズ」は、もう彼の世界を全面的に押し出して、「ティモンズ」節を演り捲くり…出し捲くりで、聴いていれば、思わず納得しちゃう。
「アート・ブレーキー」は、かなり地味目にシャンシャンとシンバルを刻み、「ベン・タッカー」は、ズンズンズンとぶっといベースを演り続ける。
「ブルックス」の音色は軽めだが、非常に男っぽい硬派な熱い1曲に仕上がっています。
3曲目「ハレルヤ」…この曲ではピアノが「ローランド・ハナ」に代わり、「ティナ・ブルックス」は抜けるので、前半は「バレル」をフューチャーさせた演奏になっていて、1曲目とは、うって変わって「バレル」がファイトした闘志むき出しのソロを演ってくれます。
「ローランド・ハナ」はファンキーさは無いものの、右手の華麗なシングル・トーンを活かして、「ティモンズ」以上にエキサイティングなピアノ・アドリブを弾いて、「バレル」いや、御大「ブレイキー」をも触発して、ファイトさせます。
それを受けた「ブレイキー」は、スネアでリズムをキープしつつ、アフリックなドラミングで、ライオンが遠吠えする様に、エキサイトして行きます。
この曲での御大のドラム・ソロ…まじに聴き所満載です。
その御大一人のソロが長く続くんですが、ガンガン敲いているのに、非常に歌心溢れたドラミングで、リズム楽器なのに、メロディがイメージ出来るのは何故?…流石、御大…とても良い仕事をしてくれて…この曲では、「バレル」と「ハナ」も良い仕事をしているとは言っても、総合的に見ると御大の圧勝です。
続きは又、書きましょう。
このライブK・バレル自身は、ギター・トリオで録音したかったそうですが、A・ライオンが無理矢理(笑)、ピアノとテナーを加えたみたいです。そんなことをふと思い出しました。
まあ新人T・ブルックスの売り込みに利用したかったのでしょうね。
そういえばK・バレルも、K・ドーハムのライブにゲスト出演させられたことがありますからね。
当初はギター・トリオの予定だったんですか?
さすが、加持さん、良くご存知でいらっしゃいますね。(私はそこまで知りませんでした…恥)
たら・ればになりますが、もしも、「K.バレル」がギター・トリオでファイヴ・スポットのライヴ・レコーディングしていたら、全く違って演奏になっていたんでしょうね?
私、フェイヴァリットの5曲目「ラヴァー・マン」はトリオ演奏では有りませんが、「ブルックス・レス」になっていて、かなり好演ですので、トリオだったら、それ以上になっていたかもしれないって想像しただけで………。
眠れなくなっちゃいますね(大爆笑)
蛇足な情報です(笑)。
このアルバム…是非、手に入れて聴いてみたいと思います。
情報ありがとうございます。