ジャズ界のビッグ・ネーム・サックス奏者、「ジャッキー・マクリーン」と「デクスター・ゴードン」が、コペンハーゲンのモンマルトルで競演した、伝説的なライヴ・アルバムがこれです。
年代に多少差がありこそすれ、二人とも「チャーリー・パーカー」直系のブロー派サックス吹きにカテゴリーとして、入るだろう。
アルバムタイトル…ザ・ミーティング
パーソネル…リーダー;ジャッキー・マクリーン(as)
デクスター・ゴードン(ts)
ケニー・ドリュー(p)
ニールス・ペデルセン(b)
アレックス・リール(ds)
曲目…1.イントロダクション、2.オール・クリーン、3.リュー・ドゥ・ラ・アルプ、4.コーリン、5.サン・セット、6.オン・ザ・トレイル
1973年7月20日、21日 コペンハーゲン、モンマルトルにてライヴ録音
原盤…Steeple Chase 発売…ビデオ・アーツ・ミュージック
CD番号…VACE-3016
演奏について…冒頭の2曲目「オール・クリーン」から、必聴に値する名演。
「ゴードン」の豪快なテナー、「マクリーン」の切れ味鋭いアルト、バッピシュな「ドリュー」のピアノ、深々とした重厚な低音でソロをぶちかます「ペデルセン」
と、ソロを取る何れのプレイヤーも、聴かせ所を的確に演奏して、期待通りの出来栄えです。
3曲目「リュー・~」…「サハブ・シハブ」が作曲したバップ・ナンバーだが、序奏から「マクリーン節」全開で、「マクリーン」が熱いアルトを吹き切る。
「ケニー・ドリュー・トリオ」たる、バックの3人も、ハード・ドライヴィングで、強烈に「マクリーン」をアシストする。
特にドラムス「リール」の、回転系?ドラムでの推進力は、この演奏のエンジン役を担っている。
後半にアドリブを吹く「ゴードン」は、味わい深い、そして豪快なテナーで「マクリーン」のソロを受ける。
5人が渾然一体となった、ハード・バップ満開の演奏です。
5曲目「サン・セット」は、「ドリュー」のオリジナル曲で、やはり、「ドリュー」らしい、メロディアスなフレーズのバラッド佳曲。
冒頭の「ゴードン」と「マクリーン」のユニゾン&掛け合いから、耳を奪われる。
中途からは、二人のソロが始まって、「マクリーン」は、彼独特の塩辛いトーンで、アドリブをぶいぶい吹き捲る。
センチメンタリズム満載の「ドリュー」の伴奏ソロも、勿論センス抜群で、「マクリーン」を援護する。
後半に出てくる「ゴードン」のアドリブは、余裕と貫禄の、正に大人吹きで、「マクリーン」の演奏を、ガッチリ胸で受け止める。
「リール」のブラッシュ・ワークも、とても真面目な演奏で、好感が持てます。
アルバム中で、最も気に入った1曲です。
6曲目「オン・ザ・トレイル」…クラシック作曲家「グローフェ」の、組曲「グランド・キャニオン」から、通称「山道を行く」と言われている、組曲中での1曲がこれです。
「ドリュー」「ペデルセン」のリズム・セクションに引っ張られて、「マクリーン」「ゴードン」とも、魅力たっぷりのソロを吹いて、アルバムのラストを飾るに相応しい名演奏で盛り上がる。
しかし、この二人のソロ…言葉で言うなら、「渋カッコいい」で決まりかな?
年代に多少差がありこそすれ、二人とも「チャーリー・パーカー」直系のブロー派サックス吹きにカテゴリーとして、入るだろう。
アルバムタイトル…ザ・ミーティング
パーソネル…リーダー;ジャッキー・マクリーン(as)
デクスター・ゴードン(ts)
ケニー・ドリュー(p)
ニールス・ペデルセン(b)
アレックス・リール(ds)
曲目…1.イントロダクション、2.オール・クリーン、3.リュー・ドゥ・ラ・アルプ、4.コーリン、5.サン・セット、6.オン・ザ・トレイル
1973年7月20日、21日 コペンハーゲン、モンマルトルにてライヴ録音
原盤…Steeple Chase 発売…ビデオ・アーツ・ミュージック
CD番号…VACE-3016
演奏について…冒頭の2曲目「オール・クリーン」から、必聴に値する名演。
「ゴードン」の豪快なテナー、「マクリーン」の切れ味鋭いアルト、バッピシュな「ドリュー」のピアノ、深々とした重厚な低音でソロをぶちかます「ペデルセン」
と、ソロを取る何れのプレイヤーも、聴かせ所を的確に演奏して、期待通りの出来栄えです。
3曲目「リュー・~」…「サハブ・シハブ」が作曲したバップ・ナンバーだが、序奏から「マクリーン節」全開で、「マクリーン」が熱いアルトを吹き切る。
「ケニー・ドリュー・トリオ」たる、バックの3人も、ハード・ドライヴィングで、強烈に「マクリーン」をアシストする。
特にドラムス「リール」の、回転系?ドラムでの推進力は、この演奏のエンジン役を担っている。
後半にアドリブを吹く「ゴードン」は、味わい深い、そして豪快なテナーで「マクリーン」のソロを受ける。
5人が渾然一体となった、ハード・バップ満開の演奏です。
5曲目「サン・セット」は、「ドリュー」のオリジナル曲で、やはり、「ドリュー」らしい、メロディアスなフレーズのバラッド佳曲。
冒頭の「ゴードン」と「マクリーン」のユニゾン&掛け合いから、耳を奪われる。
中途からは、二人のソロが始まって、「マクリーン」は、彼独特の塩辛いトーンで、アドリブをぶいぶい吹き捲る。
センチメンタリズム満載の「ドリュー」の伴奏ソロも、勿論センス抜群で、「マクリーン」を援護する。
後半に出てくる「ゴードン」のアドリブは、余裕と貫禄の、正に大人吹きで、「マクリーン」の演奏を、ガッチリ胸で受け止める。
「リール」のブラッシュ・ワークも、とても真面目な演奏で、好感が持てます。
アルバム中で、最も気に入った1曲です。
6曲目「オン・ザ・トレイル」…クラシック作曲家「グローフェ」の、組曲「グランド・キャニオン」から、通称「山道を行く」と言われている、組曲中での1曲がこれです。
「ドリュー」「ペデルセン」のリズム・セクションに引っ張られて、「マクリーン」「ゴードン」とも、魅力たっぷりのソロを吹いて、アルバムのラストを飾るに相応しい名演奏で盛り上がる。
しかし、この二人のソロ…言葉で言うなら、「渋カッコいい」で決まりかな?