紫のオルフェ~何でもかんでも気になる音楽、名曲アルバム独り言

ジャズ、ラテン、クラシックを中心として、名曲、アルバム演奏者を紹介します。&私の独り言を…

クラッシックと言うお題…

2007-09-06 00:49:05 | 独り言
私の敬愛するブロガーの、「加持顕」さんから、『バトン』なるものが廻ってきました。
加持さんによれば、『バトン』とは下記の内容の事だそうです。

以下…加持さんの『バトン』についてのコメントを拝借(コピー)させて頂きました。

《加持さんのコメント 》
『バトン』何のことか判らないので、時間を頂いて調べました。

起源はよく判りませんが、笑点の大喜利のようなものなんでしょうかねえ。
ルールは簡単。次の3項目をクリアしてお答えを出すというものらしいです。

1.まわってきた人以外、やっちゃいけない。
2.もらったお題を 「 」の中に入れて答える。
  1、好きな「 」 2、嫌いな「 」 3、最近思う 「 」
3.次にまわす人を三人決めなければいけない。

 それでは説明終わり(笑)、私の回答です。

※えりっく$Φより回答させて頂きます。

1.好きなクラシック…順位をつけましょうか?
  A)作曲家で言えば、①.J.S・バッハ、②.チャイコフスキー、③.ストラヴィンスキー
  B)演奏家なら、①.カルロス・クライバー、②.マウリツィオ・ポリーニ、③.グレン・グールド
  C)好きな曲なら、①.春の祭典、②.ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界から」③.ショスタコーヴィッチ交響曲第5番「革命」

好きな理由も言っておきましょう。
その前に、私自身はクラシックは、若かりし頃、レコード収集するきっかけになった最初のジャンルであり、今現在でもCDよりも遥かに多くLPを所有しています。
逆を返せば、ジャズにのめり込んでからは、クラシックの新盤は殆ど買っていません。
私の紹介するクラシックの曲は、古いレコーディングアルバム(名盤)ばかりである事もその一つの証拠になりますね。

そんな訳で、好きな演奏家や曲について言えば、多感な思春期に好きになって、その頃のめりこんだ物ばかりです。
特に好きな(曲)なんか、まるっきり昨日今日クラシックを好きになった(ド素人)が選曲した様な感じで、本当にお洒落じゃねぇなって自分でも思います。

それから、好きな演奏家ですが、これもジャズのミュージシャンと違って、こいつが一番って言うのは、正直いないなぁ。
クラシック好きな人の中には、指揮は「フルトヴェングラー」じゃなきゃ駄目だ!
いや、俺は絶対に「ハンス・クナッパーツブッシュ」だ!とか。
オペラなら「マリア・カラス」がヒロインじゃないと聴かない!なんて人もいるみたいだけど、私個人的に言えば、クラシックはジャズほど自由じゃないので、こいつと心中みたいなアーティストって余りいないんじゃないかな?って感じます。
ですから、ここでの順位は2~3年後には、劇的に変わっているかもしれないね。
ただ、一言だけ付け加えるなら、「バッハ」と「モーツァルト」は普遍で、どの時代になっても、永久に不滅なのは間違いないです。
それだけは「断言」出来ます。
次いで「ベートーヴェン」が準普遍かな。

2.嫌いなクラシック…これも答えるのは、以外に難しいぞ!
「何でもかんでも~」って言うブログを書いている私には、嫌いな作曲家や演奏家って言うのは、特にいないなぁ。
ただ、クラシックのジャンルとカテゴリーについて言えば、声楽曲と現代曲がきっと苦手分野だろう。
後は、長~いドイツェ・オペラ(ワーグナーのニューベルングの指環)なんかが滅多に聴かないな?「カラヤン」と「ショルティ」の全曲を持ってるけど…。

「デートリッヒ・フィッシャー=デュースカウ」が歌う「シューマン」や「ヴォルフ」の歌曲集全集も持っているが、多分今まで全曲は聴いていない。
って言うか、全曲を聴く気がしねぇな。

現代曲も「三枝成章」の「ラジエーション・ミサ曲」なんてすごーいの持ってるけど、一回聴いただけで、箪笥の肥やしになってるよ。
「シェーンベルグ」や「ヴェーベルン」ぐらいなら、たまに聴くけどね。

嫌いな(苦手な)クラッシックはこんなとこだろうね。

3.最近のクラシック…前文通り、今はクラシックは卒業して数十年になるので、雑誌の「レコ芸」や「音友」なんかは、年に数回立ち読みするくらいで、若手の有望アーティストとか、人気のアルバムなんかは興味も無いし、全然知りません。
最近どのアルバムが「レコ芸大賞」とか「ACCディスク大賞」とか、「ドイツ批評家賞」を取ったとかも知らないし…。

ただ、「のだめ」が流行って、若い人を中心にクラシックがブームになった事は、まじめに嬉しいし、本当に喜ばしいと思う。

私がクラシックを聴くようになった理由の一つとしては、通常の若いやつはそんな高尚な?音楽は聴かないので、クラシック好きなら所謂「知的人」になれそうと思った事なんかそういう下心が多分あったと思う。(かなり生意気なガキだ!)

それと、人と同じ事をしたくないと言う天邪鬼な所もあったと思う。

だから、今となっては当たり前だが、私は多くの成人男子が、タバコを吸うのが当たり前の時代に、タバコを一本も吸った事がなかった。(今も吸わないけど…)
別に二十歳になったからってタバコを吸う理由も必要もないし、1箱200円を煙に吸って消えてしまうのなら、10箱吸ったつもりでレコード1枚買った方が数百倍良かったってのも理由になるのかな。

何か自分のくだらない話ばかりでゴメンナサイ。

「のだめ」に戻るけど、クラシック…まじに良い音楽だよね。
先日書いたけど、「バッハ」の曲なんか聴くと、身も心もシャキっとするしね。
老若男女、クラシックを気軽に聴ける時代になったって事は、みんなも「知的人」に近づいているって事になんのかな?
いや、なんねぇよな。
別にクラシック聴いてるやつが偉いわけでも何でもないしね。

ただ、「音楽は国境レス」をテーマにブログを書いている私には、10年ぐらい前までなら、クラシックを聴くのが趣味なんて言うと、一寸近寄り難い人物に思われていた気がするんだけど、今は「お洒落~」みたいなノリで、かえって親近感を持たれたりするんだろうから、良い時代になったと思うし、そういう意味では「のだめ」に感謝しなきゃいけないんだろうな。

ってな訳で、「クラッシックと言うお題」の答えになったかどうか、自信ないけどこんな所で御開きとしましょう。

ちなみに私が次の方へ出す『バトン』のお題は、ずばり、『アンドレ・プレヴィン』です。

次の方々にバトンを渡したいと思います。
1.ナオさん、2.poohさん、3.ダンベルドアさん(garjyuさんのお友達)
皆様宜しくお願いします。