紫のオルフェ~何でもかんでも気になる音楽、名曲アルバム独り言

ジャズ、ラテン、クラシックを中心として、名曲、アルバム演奏者を紹介します。&私の独り言を…

ソウル・ジャズを聴こう!

2007-03-04 22:22:58 | ジャズ・アルト・サックス
今日はファンキーでグルーヴィーなソウル・ジャズの好盤、「ソニー・スティット&バンキー・グリーン」の「ソウル・イン・ザ・ナイト」を紹介しましょう。

アルバム・タイトル名…「ソウル・イン・ザ・ナイト」

パーソネル…ソニー・スティット(as)
      バンキー・グリーン(as)
      オーデル・ブラウン(org)
      ブライス・ロバートソン(g)
      モーリス・ホワイト(ds)

曲目…1.ソウル・イン・ザ・ナイト、2.イッツ・オー・フリー・ナイス・トゥ・ビー・ウィズ・ユー、3.ホット・ライン、4.ホーム・ストレッチ、5.ザ・スパイズ、6.ワン・アローン、7.スニーキン・アップ・オン・ユー

録音…1966年4月15日 シカゴにて

演奏&お薦め曲について少し解説しましょう。
このアルバムお気づきの様に、アルト・サックス・プレイヤーが二人いる、ジャズ用語で言う、所謂「バトル物」です。

大御所のスティットに対して果敢に若手のグリーンが挑んで行くのがとても楽しい。
バックのオルガン名人、オーデル・ブラウンは全編に渡りご機嫌なプレイを見せるし、(特に6曲目のソロは行けますよ)ドラムのモーリスも乗っています。
さて、お薦め曲ですが、ダントツで5曲目のザ・スパイズが最高です。
解説や帯を見ていただければ分かり易いのですが、昭和の歌謡曲を彷彿させる名曲・名演です。
二人のユニゾン、ハーモニー、ソロのバトル&掛け合いも最高です。
それから、4曲目の真っ向勝負のバトルや、1曲目のタイトル曲がその次にお薦めでしょうか。

この盤にも全曲駄曲、駄演がございません。
グルーヴィーな演奏に乗って頂戴!