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えぇっ?!「ダーウィン映画、米で上映見送り=根強い進化論への批判」

2009年09月14日 10時20分22秒 | 映画
時事ドットコム:ダーウィン映画、米で上映見送り=根強い進化論への批判より引用

 進化論を確立した英博物学者チャールズ・ダーウィンを描いた映画「クリエーション」が、米国での上映を見送られる公算となった。複数の配給会社が、進化論への批判の強さを理由に配給を拒否したため。12日付の英紙フィナンシャル・タイムズが伝えた。

 映画は、ダーウィンが著書「種の起源」を記すに当たり、キリスト教信仰と科学のはざまで苦悩する姿を描く内容。英国を皮切りに世界各国で上映される予定で、今年のトロント映画祭にも出品された。

 しかし、米配給会社は「米国民にとって矛盾が多過ぎる」と配給を拒否した。米国人の多くが「神が人間を創造した」とするキリスト教の教義を固く信じている。ある調査では、米国で進化論を信じるのは39%にすぎず、ダーウィンにも「人種差別主義者」との批判があるという。

 今年はダーウィン生誕200年で、「種の起源」出版150年の節目の年。英国では関連イベントが盛り上がっている。

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 ちょっとあまりにもびっくりしたので、全文を貼りました。信仰と科学のぶつかり合いがあるのは判っていますが、現代であっても、ここまでとは思ってもみませんでした。

最初、昨日かな?ネットのニュースで「米では上映しない」という見出しを観た時は、版権の問題とかかな~とうっかり思っていたんですが、こんな理由だったんですね。私は、信仰心ゆえに科学的根拠のある事実を否認する気持ちに、歪みを感じてしまうのですが、それに耐えられる人が大勢おられるんですよねぇ。

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4 コメント

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これ、ビックリしました ()
2009-09-14 18:31:17
すずさん、こんばんはー。
このニュース、私も最初知った時はすごくビックリしました。
そういう対立というか矛盾があるのは知っていたけれど「米国で進化論を信じるのは39%」って……。
そうすると残りの60%は、聖書の通り神様が人間をつくったと思っているってことでしょうか。でもってアダムの肋骨からイヴが生まれた?…あり得ない…。

信仰は信仰、科学は科学って割と簡単に思っちゃうけど、宗教色が濃くない日本人だからなんでしょうかね。
記事を読むと、英国ではむしろ歓迎されているようですが。ダーウィンが英国人ということもあるにせよ、同じキリスト教圏でもこんなに違うんですね。
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ぼーんとぅーびーわーいるど (クロンシュタット)
2009-09-15 06:14:58
ブラジルの日系人社会には、いまだに「勝ち組」が存在していると言われています。
「遠隔地」「開拓地」の社会は純粋化・先鋭化しやすいのです。

アメリカのキリスト教には、純粋な教義を保持する、アーミッシュやモルモン教が存在します。
また牧師が何万もの聴衆相手に熱狂的な演説をし、保守的な志向をあおったりします。

基本的には大都市以外に住む平均的アメリカ人は非常に保守的ですからね。
ダーウインを肯定する映画を上映したならば、放火されかねません。
イージーライダーのラストシーンですね。
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なんだかねぇ・・・。 (すず)
2009-09-15 10:13:34
>高様
 おはようございます♪
>ダーウィンが英国人ということもあるにせよ、同じキリスト教圏でもこんなに違うんですね。
 細かく宗派が分かれている上に、様々な思惑があるだろうと思います。なにせ「国を大きく動かす力=宗教」ですから、思っている以上に、難しい問題なんだと思います。

外国の方から見ると、日本人の宗教観は無茶苦茶だそうですが(苦笑)良いか悪いかetc.、どう判断するかの機会を最初からシャットアウトされないぶん、私は日本が好きですけど。



★らばQ(http://labaq.com/archives/51266625.html )

★ナショナルジオグラフィック
http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/feature/0411/index.shtml )
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矛盾を感じている人も、居るのでしょうにね。 (すず)
2009-09-15 10:22:37
>クロンシュタット様
 あ~、映画はね、こういった対立を取り上げた作品が数々ありますよね。それだけ矛盾を感じている人が居るという事なんでしょうね。

>基本的には大都市以外に住む平均的アメリカ人は非常に保守的ですからね。
 この事をミステリーでもなんでも、米の小説を読むと強く感じます。広い土地でコミニュティを創り上げる基盤のひとつが、キリスト教なのですよね。だから、例え心中如何な考えであろうとも、公言すると生活そのものが成り立たなくなるという。

↑のコメント欄に貼った、ナショナルジオグラフィックの特集を読んで、初めて知った事がたくさんありました。この映画が、日本で公開されるかどうかは判りませんが、これは観たいなと思います。
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