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毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

有川浩 「別冊 図書館戦争 Ⅰ」 読みましたー!

2008年05月13日 14時04分19秒 | 図書館で借りた本
 ようやく図書館で回って来ましたよ。

読み終わってすぐに、これは「甘い」に、二重の意味がこめられているんじゃなかろうか?と思いました。

虐待や差別用語、日本人の危機意識の希薄さ、そういった諸々の「甘さ」を、有川さんは堂上さんと郁ちゃんの「甘い」恋愛話に、どしどし挟んでいました。たぶん、木島ジンさんのように自分の意見を主張するなら、どんな方法を取れば良いか?と有川さんも考えられたんじゃないでしょうか。うっかり読み進めて行くと、その硬いひんやりとした意志に触れて、はっとさせられた、そんな読者もおられるんじゃないでしょうか。そんな「作家・有川浩」の魅力を感じた一冊でした。

勿論、堂上さんと郁ちゃんも、ますます可愛かったですよ(二人共ね!)それと柴崎女史が、遂に手塚さんの前で泣きましたね!次巻が手塚さん主人公オンリーの話でも、私は一向にかまいませんよ(笑)





 こちらでは視聴出来ませんが(涙)「アニメ・図書館戦争」について、有川さんが日記でこう書かれておいででした。

>有川日記 5月9日より引用

 テレビはやはり放送コードのきつさが書籍の比ではない、ということなんですが(皆さんも驚かれたことと思いますが小牧と毬江のエピソードを放送できない、ということはアニメ化話の大前提として真っ先に聞かされました)、その厳しい放送コードと限られた尺の中でアニメは本当によく作っていただいていると思います。役者さんも皆さん本当によく演じてくださっててありがたいことです。

 そして毬江の話を飛ばされると小牧の見せ場はどうなるんだ、という話なんですが、来週の6話が小牧メインになります。制作サイドが小牧をメインに据えてどんな物語を作ってくださったか、それは放映までのお楽しみということで。私は脚本段階でとても楽しませていただきました。小牧出ずっぱりな回になると思いますので石田さんファンの方も楽しんでいただけたらなぁと思います。

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アニメ視聴可能な皆さん、どうぞ第6話の感想をお聞かせ下さい!


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