What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

第140回芥川賞&直木賞 決定

2009年01月16日 09時01分24秒 | 
第140回芥川賞に津村記久子氏、直木賞に天童荒太氏と山本兼一氏が決定(オリコン) - Yahoo!ニュースより引用

○直木賞 天童荒太氏 『悼む人』 & 山本兼一氏 『利休にたずねよ』

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 前回、「恩田さんのファンは、今度こそ直木賞を獲って欲しいと思っておいででしょうね」と書いたんですが、「いやしのつえ」のじっぽ様が日記で、

>「いやしのつえ じっぽ当直日誌」 ( http://www5f.biglobe.ne.jp/~iyatsue/ )

 ネットで第140回芥川賞・直木賞の候補作が発表されたことを知ったのだが、恩田陸さんは、まだ「これから直木賞をあげるかもしれない人」のリストに入っていたのだなあ。ここ何回かはスルーされていたし、もうすっかり「直木賞を獲れなかった有名作家組」というか、「この人にいまさら直木賞あげてもねえ……」という存在として扱われているものだと思っていたのに。

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と、書かれておいでで、なるほどなァと目から鱗の達観なご意見を拝見していたので、この結果を見てもそうだろなァと思いました。確固たる作風と作品の数々を積み上げて、人気を不動のものとした恩田さんにとっては、もう直木賞というタイトルは必要ないんですよ。

だからといって、W受賞はよしと思わないんだけど。そんなに甲乙つけがたかったんでしょうか?どちらの作品も未読なんで(汗)選評者の方々の感想を待つとしましょう。

お二人の作品は、これからきっとたくさん本屋さんで見かけることになるんでしょうねぇ。う~ん、普段まったく読まない作家さんが選ばれてしまうと、流行に逆らってる自分の好みが浮き彫りなって可笑しいわ。


★山本兼一さんの略歴

 1956年(昭和31年)、京都市生まれ。同志社大学卒業後、出版社勤務、フリーランスのライターを経て作家になる。1999年、「弾正の鷹」で「小説NON創刊150号記念短編時代小説賞」佳作。2002年、『戦国秘録 白鷹伝』(祥伝社)でデビュー。2004年、『火天の城』(文藝春秋)で第11回松本清張賞を受賞。2005年、同作が第132回直木賞候補に選出される。2008年、『千両花嫁―とびきり屋見立て帖』(文藝春秋)で第139回直木賞候補になるなど、いま最も勢いのある時代小説作家として注目されている。

その他の著作に、『雷神の筒』(集英社)『いっしん虎徹』(文藝春秋)『弾正の鷹』(祥伝社)『狂い咲き正宗―刀剣商ちょうじ屋光三郎』(講談社)がある。

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