What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

「たばこのお話」で思う事。

2011年09月09日 10時26分09秒 | 日常
 酔漢様のお宅で、たばこのお話についたコメントを読んでちょっと思ったこと。(これで煙上なんてしたらご迷惑をおかけするので、拙宅で話します。)

★「酔漢のくだまき / たばこ遍歴」( http://blog.goo.ne.jp/tsukutaku8384/e/74ba75ba9e9f4836c7fb94d0163c3188 )のコメントより引用

>校庭の外で吸えとか、建物の出入口から10m離れろだなんて、気が狂ってるとしか言いようがありませんね。

 まず、私はたばこは吸いません。たばこの臭いも煙も抵抗はありますが、吸われる方が配慮して下さるんなら、「嗜好品」ですから全面禁止とまでは思いません。

ただ、小・中学校や高校の職員室や休憩室で、「たばこは二十歳を過ぎてから」と指導なさる先生がたが喫煙されていると、嫌な気持ちになります。健康に関してもですが、興味の対象になっているんです。

残念ながら、自己コントロールの未熟な未成年の子どもたちが、隠れて喫煙している証拠は、いまでもちらほら見かけます。親御さんのたばこに、こっそり手を出すという話も、変わらずあります。

毎日顔を会わせる先生がたを、子どもたちはよく観察しています。家族以外の大人で、接する機会の多いのは学校や習い事などの先生でしょう?その先生がなさる事に興味を持つのは当然です。

だいぶ前ですが、構内禁煙になる前から給湯室の換気扇の下で、中学校の校長先生が一服なさっておいでだったのは微笑ましたかったですよ。それと怪我の功名でしょうね、構内で喫煙できなくなった先生方が、一服するために学校をぐるっと一周する際に、側溝や茂みにたばこの吸殻があるのをチェックして、指導にあたっているそうです。

今は、子どもの健康に関しては、更に注意しなければならない状況になっています。「気が狂ってる」と仰られても、ちょっとでもましな状況にできるんなら、親はやりますよ。

まぁ、親だからと言ってもいろいろで、喘息を持っている自分の娘さんの前で、部屋の換気扇をつけてまでたばこを吸っているお母さんを見て、好い人なんだけどこれはないなぁと思いましたけどね。息子(×学生)の部屋の、たばこの吸殻を片付けるのが面倒でとこぼすお母さんも居たし。


酔漢様も記事内の思い出話で書かれてますが、私も仕事をしていた頃に、職場のある部屋が(本当に)たばこの煙で真っ白になるくらいこもっていて酸欠になった事があります。気づいた人が、すぐに窓と入り口のドアを開けて換気して下さいましたけど、その部屋に居た喫煙者の皆さんが、全員なんで?という顔をしていたのを覚えています。そこに居るうちで、たばこを吸わないのは私だけだったんです。

ぶっちゃけ、吸わない者への配慮がまったくされなかった10年・20年前には戻りたくないです。分煙や禁煙の飲食店があるとほっとするし、建物の入り口さえ我慢すれば、あとは綺麗な空気が吸える。”選べる&断れる”好い時代になったもんだ!と私は思います。

高級車であればあるほど、環境への配慮を組み込んだハイブリッド車が、ステータスになっています。決して「気が狂ってる」とは思いません。

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2 コメント

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たばこ (KGR)
2011-09-11 14:48:02
「嗜好品」「愛煙家」と言う言葉は聞こえがいいですが本当に嗜好品なんでしょうか。

喫煙者のマナーはかなり良くなったと思います。
歩行中に吸う人はずいぶんと減り、ポイ捨ても減ったと思います。
でも、いまだに車の窓から火のついた吸殻を捨てたり、人ごみの中で平気でたばこを吸う人もいます。
健康もありますが、危ないです。

先日「グラン・プリ」(1966)をBDで見ていたら映画の中で男女問わずタバコを吸うシーンが多く出てきました。
タバコを勧めて断られるシーンはありましたが、誰一人、只の一回も「吸っていいですか」と言いませんでした。
時代の変遷を感じます。
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喫煙マナーは、ずっと向上しましたね。 (すず)
2011-09-12 10:08:46
>KGR様

 「喫煙=仕草がかっこいい、大人の嗜み」という認識は、もう随分と長い間猛威を振るってきました。それを思うと、この2・30年間の変化は劇的なのもしれません。
 
>先日「グラン・プリ」(1966)をBDで見ていたら~

 映画は如実にその「時代」を映し出す最たるものですね。私も映画を観るとき、作品の内容もですが、そいういう細かい違いに気づくと、なんだか嬉しくなります(笑)

漫画『ワンピース』という作品のキャラの一人が、ヘビースモーカーという設定なんですが、アニメ化するにあたって、くわえタバコが飴(チュッパチャップス)に変えられています。架空世界での海賊の冒険を描いた作品でも、子ども向けだとそこまでするようになりました。
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