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「太王四神記」 全話観終わりました!

2008年06月09日 11時27分51秒 | 日常
BShi 太王四神記 -キャスト紹介-|NHK海外ドラマ

 長男と次男と三人揃ってドラマを観るという条件が、長男が部活&学業で忙しい為になかなか実現しなかったので、今頃になってようやくBSで放映されていた「太王四神記」を観終わりました(録画していたんです)いや~、近年まれに見る面白い作品でした。三人揃っての盛り上がりは、ドラマ版「電車男」以来ですよ。



 最終回・24話の終わり方は、なるほど噂どうり賛否両論まっぷたつになるものでした。実際、次男は「つまらない」と言っていましたが、私と長男はこのお話が”伝説”である以上、こういう終わらせ方しか出来なかっただろうという意見で一致しました。

例えるなら、漫画版「ナウシカ」の終わりを、もしもアニメ化するとして「こうであったとも言われるし、ああであったとも言われる」と描いてあるのを、「ナウシカは、風の谷に帰って暮らした・終わり」としたら、え~?!と思う人が居るだろうという感じです。ここまでドラマ化(創作化)しといて、そりゃないだろうと思う人もおられるとは思いますが(苦笑)”韓国の皆さんの、心の中にある伝説”という想いを大切にされたんじゃないかなと思います。



 それにしても、俳優さんの演技は素晴らしかったです。最終話前のニ話くらいから、火天会大長老役のチェ・ミンスさんが恐~い、すご~いと煩い煩い(まぁ、いつも家族でぎゃあぎゃあ言いながら観てたんですが)あの圧倒的な存在感は、ダースベーダーと双璧でした。最後にキハの体に憑依する場面は、キハ役のムン・ソリさんと共にまさに”熱演”でした。

それと青龍・チョロの「スジニセンサー」凄すぎ!(大笑)陛下とWで、我が家では大笑いのネタでした(ファンの方すいません)ホゲ様の「キング・オブ・ヘタレ」も堪らなかったですね~。これも演じられたユン・テヨンさんが素晴らしいのですが、ほんとホゲは我が家では可哀相な人NO.1決定でした。あとはコ将軍の死に様が素晴らしくて、ごめんなさい、陛下に頭を抱きしめられて亡くなる場面は密かに萌え発動しました。

勿論、ロマンチックな場面もいっぱいあったんですが、私はスジニとの別れの場面よりも、川辺で再会した場面の陛下のセリフにメロリンキューでした。これ、中山星香の「花冠」で、世界を救う為にリゾレットを元の世界に返すと言った後のエスターのセリフ「今度は僕が彼女の為に世界を捨てる」と同じ鳥肌ものでした。王様なのに、しかも世界を救うチュシンの王なのに、普段なら絶対にそんな事考えもしないくらい民を大切にしている人が、愛する女性の為に世界を捨てちゃうって言うんですよ。ここで萌えなかったら女じゃないっ!(大笑)

 忘れるところでしたが、久石譲さんの音楽も素晴らしいです。特にメインテーマはトリツカレマス(笑)一回聴いちゃうと、絶えず脳内再生されてますから。そう考えると、映像と音楽の総合芸術のチカラって大きいですよね。映画でも名作と言われる作品には、やはり名曲と言われるテーマがついてますもの。そのうちここに張りつけておこう♪



 あぁ、また録画テープをひっくり返して観なおしたくなりました。いっぱい好い場面があるんですよ、これがヨン様ファンの方なら、日がな一日観てなきゃなりませんよ(笑)それくらい、この太王四神記のヨン様は素敵です。はっきり言っちゃうと、「冬ソナ」よりも「ホテリアー」よりも、陛下役の方がカッコイイ!ま、黒髪長髪で歴史モノ(大好物)という欲目がありますが、未見の方はぜひぜひ一度ご覧になって下さい。あ、でも目下NHK総合で放映中の吹き替え版よりも、字幕版の方を激しくお勧めします。俳優さんの生声だって演技の一部なんだから、絶対に字幕版の方が素敵です!


  


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