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毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

室伏さん 金メダルおめでとう!

2011年08月30日 09時32分52秒 | スポーツ
 夕べは、次男とずっと「世界陸上」をTVで観ていました。圧巻の試合運びで、室伏さんの勝利を確信していたんですが、最後にコーチさんと二人で掲げた国旗のひとつを見てびっくり!世界に「門脇中」の文字が放送されたんだ~と、ありがたくて涙がでました。

石巻市の門脇中がある「門脇(かどのわき)」という場所は、まず地震で建物が崩れ、そこへ津波が来て流され、何らかの原因で火のついた家や車が、流されながら残った家などに燃え移り、三日近く燃え続けた結果、本当になんにも無くなってしまったところです。戦争で爆撃をうけた跡って、こうなんだろうなという光景でした。

死者も行方不明者も多くて、生き残った人たちは散りじりになって避難所や仮設住宅で暮らしています。門脇中もすっかり燃えてしまい、子供たちは転校したり近くの中学校を借りて勉教しています。今は、あれだけあったガレキの山も随分と片付けられ、ただ乾燥した地面が広がっているところに、残された壊れた家がぽつんぽつんと立っています。

室伏さんは、世界陸上へ向けて調整や準備にお忙しかっただろうに、来て下さったんですね。子供たちや先生、親御さんたちは、どんなにか嬉しかったでしょう。


心の底から、万雷の拍手を贈ります  室伏さん、金メダルおめでとう





★「鉄人・室伏、世界最年長で「金」獲得…世界陸上」(
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110830-00000042-sph-spo )より引用

 男子ハンマー投げ決勝で鉄人・室伏広治(36)=ミズノ=が81メートル24を投げ、現行の方式となった83年以降の大会では男子最年長の金メダルを獲得した。04年アテネ五輪金メダリストの室伏は、日本人で初めて五輪と世界陸上で優勝という偉業を達成した。

どうしても勝利を届けたかった。6月、東日本大震災で被災した宮城・石巻市を訪問。津波による大きな被害の爪痕が3か月たっても残っており「言葉にならない。あまりに気の毒で…。ただそれだけでした」とショックを受けた。だが、訪問した門脇中の生徒から「頑張ってください」と励まされ、力をもらった。

大邱到着後には同中の生徒が寄せ書きした日の丸の旗が届いた。「勇気をありがとう」「心はひとつ」など中学生のメッセージを選手村の部屋の壁に貼り、一言一言に目を通した。スタジアムでも見えるところに設置。何度も目をやり気持ちを高めた。「石巻の復興とみんなの夢も乗せて投げることができた」。優勝後は思いを込めて、その日の丸とともにスタジアムを1周した。

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まったくの余談ですが、室伏さんのフルネームは「室伏アレクサンダー広治」なんですね!何もかにもがカッコ良過ぎて、もうため息しかでないです

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