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毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

北海道胆振東部地震 牛乳、サンマ、野菜…地震の影響、食卓にもじわり

2018年09月13日 14時06分14秒 | 日常
 近所のスーパーで、サンマが一匹100円(税別)で売りだされて、嬉々として実家に一箱送ったのが、ついこのあいだの出来事だったんですが、非常に残念な事に、昨日は一匹195円(税別)になっていました。 今年は豊漁と聞いて、すごく嬉しかったのに、残念でたまりません。

でも、同じスーパーの野菜売り場では「頑張れ北海道コーナー」が設けられていて、北海道産のジャガイモやニンジンやトウモロコシなどの野菜が並べてありました。本当に小さい事ですが、できることからと思いピーマンなどを買ってきました。

どうぞ、一日も早く流通が復活しますように。


【北海道震度7地震】牛乳、サンマ、野菜…地震の影響、食卓にもじわりより引用

 地震の影響は魚介類にも及んでいる。東京・築地市場によると、地震前の4日の卸値(中値)が1キロ756円だったサンマは、停電で出荷に支障が生じた影響などで11日には1512円の値を付けた。

店頭で1匹150円前後だったサンマは地震後、2倍前後に高騰しているケースもある。「旬のサンマを楽しみにしていたのに、価格が上がって手が出ない…」。都内のスーパーに買い物に来ていた男性は残念がった。

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 被災して、どれほど多くの業者さんが関わって、モノが流通しているのか、思い知らされました。

漁船が魚を捕獲しても、受け入れる港が地震と津波でで大規模な被害を受けて入港すらできない。ライフラインが全て途絶え、魚を入れて運ぶ発砲スチロールの会社も被害を受けてダメ。冷蔵するための製氷会社も被害を受けてダメ。トラックが走る道路は寸断。貨物を運ぶレールも寸断。

冷凍保存されていた魚は腐ってゴミとなる。夏がきて、腐敗したゴミの山には、真っ黒で大きなハエがわんわんとたかる。海風が吹けば、道路に山と積まれたガレキが、ホコリと悪臭をふりまく。

それをひとつひとつ、人のちからで片づけて、直して、みんな我慢して耐えて生活して、何年もかかってようやくここまで普通の暮らしができるようになりました。街が燃えてガレキの集積場となった土地が津波復興祈念公園になっても、あの光景は忘れられないです。
コメント (2)
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