What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

有川浩 「クジラの彼」 

2006年12月29日 15時10分38秒 | 図書館で借りた本
 先日、今年の図書館での借りおさめという感じで、家人ともども26冊も借りて来ました。隣にお孫さんと座っていたおばあちゃんに、はれ~という感じであからさまに見つめられちゃいました(笑)

 そんな中の大収穫の一冊が「Sweet Blue Age」(角川書店)でした。帯にある「いま、最も鮮烈な7人の書き手がおくる青春文学ベストトラック集」という煽り文句に偽りなしという感じです。
 
 角田光代さん、坂木司さん、桜庭一樹さん、日向蓬さん、三羽省吾さん、森見登美彦さん、そして有川浩さんですよ!

 有川さんのお話は、あの「海の底」で活躍した冬原さんと彼女さんの切ない遠距離恋愛を描いた「クジラの彼」とい短編なのですが、もう恥も外聞も無く使いましょう!乙女心がキューン♪となるお話でした。勿論単独でも読めますが、あのエビとの戦いを読まれた方なら、更に美味しいです。彼女さんの日常の辛さに、あるあるある!と思われるお嬢さんたちがきっとおいでなハズです。

 「野生時代」に連載された作品を集めたもので、平成18年初版となっていますから、ご存知の方もおいででしょうけれど、有川さんのファンには是非オススメします。(あ、勿論他の作家さんのお話も素敵ですよ♪)
コメント (2)
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