leaf*

ナツノの日常のことを書いています。
しばらくの間コメントお休みさせてくださいね…by ナツノ

八重桜の頃…

2007-04-13 | 母のこと

一重の桜が終わったら、そろそろ八重桜の出番ですネ! 青空を背景に、どっしりとした八重桜を仰ぎ見れば、春から初夏へと…時の流れを感じます。

母の病院の駐車場でもソメイヨシノが散り、八重桜に変わりつつあります。
八重桜の花とツボミの重さに耐えかねてか、たくさんの枝がトンネルのように枝垂れています。その下を駐車場所を探してゆっくり通過します。八重桜の葉は、やや薄茶色ですね。幼い頃よく手に取ったアブラゼミの羽の色に似ている…とフト思ったりします(笑)。

「今日は昨日よりふらふらするの…。会計…してきてくれる? 車…病院の玄関までまわしてくれる…?」 私「う~ん。自分で歩きなよ!」 「……」 「じゃ、車椅子にする?」 「…いやだ」

いやなんだよね? なら、ヘンでも(病院にヘンだなんて思うヒト居ないと思いますが…)ゆっくりでも歩けばいいじゃない…ありのままでいいじゃない。
「手押し車も便利なんじゃない?」 「…いやだ」 以前は、杖をついて歩くのも嫌がっていました。でもそれで転倒しちゃ、元も子もありません。

「ベッド、介護用の手すり付のにする?」 「…まだいい」
大げさに言えば、母の、母なりの人生観。しんどいけど、止めてしまったら…動かなくなる、という重く暗い気持ちが、絶えずココロのどこかにあるのでしょうか。トシをとる、ということは、そういうことなのでしょうか…。
でもその気持ちがあるから、まだまだ母もナントカ自力でやれているのかもしれないですね…。私も、複雑な気持ちです。


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6 コメント

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Unknown (suiren)
2007-04-16 09:59:43
ナツノさん、おはようございます。

そして、いつもお疲れ様です!
病院へ行くのはそれだけでも大変でしょう?!
半日はかかりますもんね。
それに、お母様のことも。

傍にいるといろいろ心労があるかと思います。
離れていても、両親のネガティブな気持ちや状況は娘としてほんとに辛いですもん。
残りの時間を穏やかに過ごして欲しいのにね。
お母様や両親のような年齢の方は、もうある程度考え方が固まってしまっているので、もう見守るしかない…と思ってしまいます(><)

トシをとると子供に戻るってなんだか納得です。
自分の意思ではどうにもならないことが増えて
仕舞いにはすべて身を任すことになる…赤ちゃんみたいに。
自然なことなのにね、受け入れるのは結構大変ですよね。
日本では福祉の面がとても遅れているので、どうしても「トシをとること」が社会的にも自分の中でもネガティブに捉えられてしまうけど、もっともっと大きな顔して面倒みてもらっていいんだよぉ~とそんな社会の雰囲気ができるといいなぁと思います。

お母様のココロが柔らかく明るくなってくれるといいですね。
どんな子どもも母親が傍にいてくれるだけで安心なように、ナツノさんが傍にいてくれてどんなに心強いことでしょうね。
子どもを無償で立派に育てて得る心の代償と同じように、ナツノさんもきっといつかお母様とのこの時間が「よかった!」と思える日が来るのだろうなぁと、あまり親の傍にいない私は思ってしまいます^^ 体に気をつけて頑張ってね!(長くなってしまってごめんなさい!!)
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Unknown (海月)
2007-04-17 22:59:02
ナツノさんの今回のお話読んで、何故だかすぐにコメント出来ずに行ったり来たりしてしまいました(^_^;
お母様の気持ち、ナツノさんの気持ち。
痛いほどに伝わってくるから…言葉がなかなか見つかりませんでした。
親はいつか子供にかえり、そんな親を今度は自分が親の目線で見守るようになるのかな~なんてふと思いました。それが自然の掟なのでしょうか…

でも、お母様は間違いなくナツノさんのそばにいられて幸せと安心感を感じてらっしゃいますよね…ナツノさんは大変かもしれないけれど、suirenさんのおっしゃる通り、いつかこの時間があって良かったと思う時があると思います。
ナツノさんご自身もお体労ってくださいね…☆
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Unknown (イーハトーブ)
2007-04-23 09:45:18
ナツノさん、おはようございます。
そちらはもう色とりどりのお花に囲まれているのでしょうね。
こちらもやっと暖かくなってきました。(*^^*)
お母様の通院やお世話、頑張っていらっしゃるのですね。
年をとると人間はなぜか我儘になってくるような気がします。
でもきっとそれは、今までぐっとこらえて生きてきた分、その緊張の糸が少しずつ解けてくるからなのかな?と
このごろ思うようになりました。
私にも2人の母がまだ健在です。
今は元気でもいつかは。。と思うと優しくしなくてはと
いつも思うのですが、なかなか上手く言葉が出ない娘です。言うこととやってることが違うなぁっていつも反省。。(^^;
ナツノさんの大好きなバラの季節もやってきました。
どうぞ花たちに元気をもらいながら、お体に気をつけて
お過ごしくださいね。

今日はお知らせに参りました。
7年間続けてきたHPを4月いっぱいで閉鎖することにしました。
少し充電させていただこうかと。。
つきましてはリンクの削除をお願い致します。
でもブログは続けますのでまたお顔を見せてくださいね。
私ももちろん、遊びに伺いますよ♪

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suirenさんへ (ナツノ)
2007-04-24 18:52:08
こんばんわ、そしてどうもありがとうね。

ハイ…そうなんですね、子供に戻ってゆくって
こういうことなんだ、と思います。
でも、父はどうだったか、というと…
頑として、父は、父であり続けました。

そんな父も、最期に家から病院へ戻されるとき
「家に置いてくれ」といいました。

あの時は、父はもう父ではなかったかも…
忘れられない目をしていたのです。忘れられません。

わたくし事ばかりで恐縮ですが、ホント、「老い」を見つめなくてはならない逃げて入られないトシに、自分もなったのだと痛感します。

お心遣い、ほんとにありがとうね…
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海月さんへ (ナツノ)
2007-04-24 19:06:33
こんばんわ そして どうもありがとうネ!

海月さんにも色々と悩ませてしまったようで…
ホント申し訳ないです…!

親といっても私は、自分の親を見ることができて
シアワセなのかな…とも思ったり、
しかし、どんどん他力本願になる母を見ていると
「老いる」ことに直面しているようで…
それを受け止めることがチョット重かったりもします。

確かに…順番なんですよね!(#^.^#)
こうやってずっと人間がつながってきているんですよね~
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イーハトーブさんへ (ナツノ)
2007-04-24 19:12:52
こんばんわ。

来てくださって有難うございます(#^.^#)
そうですか、HPを…お名残惜しいですが、
了解です。でもブログは続けられるとのこと、
安心しました~!
これからもブログのほうで、よろしくお願いしますネ!

イーハトーブさんのお母様もお二人ともお元気で、
何よりですネ!
ハイ、なかなか心で思うことと、言葉にすることとが
一致せず、私もいつも後になり後悔したりして…

トシとともに気持ちが緩んでくる…
そうなのかもしれないですよね、
今まで頑張って生きたぶん、周囲が感謝をこめて、
これからは優しくしてあげなければいけないのですよね…!
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