leaf*

ナツノの日常のことを書いています。
しばらくの間コメントお休みさせてくださいね…by ナツノ

得体の知れない、春のチカラに…

2008-04-07 | 季節

またも、花ぐもりの日のことを…

この頃、毎年おもいます。芽吹きの季節には、なんだかもぞもぞ…あるな。と。

この季節の、晴天であったかな、暑いくらいの日には、まったく文句なくて。

春だ、春だ、花も草も、木々の芽も、芽吹け、育て、背伸びして~と、
幸せな気持ちです。

でも、花ぐもりの日になると…テンションは下がり…

何となく、頭が重い、気分が優れない…なのにもぞもぞ、ソワソワと、ココロのどこかが動いてる…

気晴らしに、ワンの散歩に出かけても…公園前の横断歩道で、信号待ち。
通りの向こうの桜の木々は、もうはらはら散り逝きて…ちょっと寂しい。
信号が青になり、ワンと歩き出す…と
桜の木々の向こうには、芽吹き始めたケヤキの大木たちが…わっさわっさと。
それ芽吹け、やれ芽吹けと…

無言のままですが…大地の下のほうから、チカラをもらって、ケヤキの大木の枝先の隅々にまで広がる…
得体の知れない、春のチカラ…

そんな、春の生命力が… 春のチカラが… 花ぐもりのこんな日には、
世の中の、街中の、あちこちに満ち満ちているように思えて…

春を迎えた、すべての生き物から発せられる、無言の生命力が発する重圧感に
押しつぶされそうな気持ちになるんです。
だから花ぐもりのこんな日は、チョット、ツライような気がします。