SpiMelo! -Mie Ogura-Ourkouzounov

L’artiste d’origine Japonaise qui mélange tout sans apriori

スパイラル・メロディー初演舞台裏 Creation Spiral Melody se termine!

2019-05-24 07:08:00 | Essay-コラム
May 24, 2019


Merci beaucoup pour ceux qui sont venus me soutenir pour la création "Spiral Melody"!!

Je continurai l'année suivante au CMA19 et en éspérant aussi ...des autres endroits!


昨日小学生向け公演を経て今年度分やっと終わりましたー!

今は充実感と心地よい疲れで身体が満たされている感じ。

 

先週土曜日の公開公演では、もうどうなることかとドキドキでしたが、親愛なる同僚たちや古くからの大切な友人たち、それにこの日のために私を支 えにやって来てくれた可愛い小さな生徒たち!!舞台に上がって、一緒に即興演奏したり、覚えてきたテーマをフルートで吹いてくれたり、、、この子たちの表 情を見てると、もう最高で。あのRくんが本人の希望で最後にビートボックスで飛び入り、という事件もあり(それはもう最高のインプロで会場を全部飲み込んでめでたく終了(才能ってすごいわ。10歳の子にトリップさせられた!賛同してくれる人なら誰でも参加できる、という「スパイラル・プロジェクト」の趣旨がちゃんと成立し てるじゃないですか!





L'improvisation final avec mes élèves

それで小さな輪ながら、無事初演を終えることが出来たのです。本当に来てくださった皆様に感謝しています!!

 

この初演を境に、私と共鳴するエネルギーが集まってきた感じです。自分自身の表面的で身勝手な欲求とは別に、私のエネルギーに共鳴しないものは勝手に排除され、共鳴するものは勝手に集まってくる。自分は自分ができる最大限の事をしていればそれでよい。

こう考えると、怒ったり、人の行動で神経質になったりする感情も、すぐに引っ込んで納得できる。それはそういう運命だったのだと。でも色んな感情が演奏中出てきた場合は、隠さず絶対自分に正直になるようにしています。

それがネガティブであれポジティブであれ。だから、このスペクタクルは毎回どんな風になるのか、終わるまで自分でも想像がつかない。ああ、終わったばかりなのに、またやりたくなってきた!

 

あと不思議なのは、若い時はすぐに疲れていたような気がするのに、46歳の今、もっと元気になっているということなんです。

 

どうやら年を取るということは、若返ることらしい?!(能天気)





L'utilisation de "pédale de loop"

1年前に購入したルーパー。

最初はおっかなびっくりだったけど、随分使いこなせるようになりました。

でも多分、普通に使われているようには使っていない(と思う。)

 

例えばタイミングを合わせる点滅クリックや、テンポを調整してループ同士を合わせる機能など、音楽が機械的になってしまうものは演奏形態に合わないので、短いループを長く使う曲以外では解除、耳だけで合わせるようにした。オフ!

 

音を変質させる機能やリズムマシンは、2曲必要性で4度でハモる機能と半音上げる機能を使う以外は、自分のフルートで実際にアナログ的にやりたい為使わない。オフ!興味なし。

 

という風に、機械があってそれで音楽を作ったのでなく、音楽があってから仕方なくそれをこの機械を使ってどう表現するか考えたので、こういう結果になったのだと思う。

 

そして、こういうライヴに欠かせないのが音響さん。ピエール、ダニエル、ジェラルド、3人ともめちゃ時間かけてやってくれて、、、一緒に音を作り上げてくれた。そして思ったのが、

こういう人達って、実は音楽院の教授達とは違った意味で音楽をよく知っているし、本当に音楽に情熱を持っているんだなあと。先生たちの中には、その2点で失望させられる人も少なからずいるのにね。

 

このライヴを聴きに来てくれた、数少ない気の合う同僚、フランスを代表する凄腕ドラマーで作曲家のフランソワ・メルヴィルが、「曲が本当に良 かった、これだけ良い曲があるのだからグループでやったらいい、本当こんなライヴを一人でやるのは気が狂ってる()」と言ってました。

 

でもねー、本当過去何度もグループ作ろうとしたけど上手くいかなくて。色んな面でグループって大変だから。資金面や信頼関係、、、でも究極的に はこのソロプロジェクトを元に、だんだんグループが出来ていったら良いなーとは思っている。フランソワのような素晴らしい人にそう言って頂けたら、自信が持 てるしね。

 





Le costume (l'arc en ciel) est fait par l'artiste, ma chère copine Fukuko Ando.

衣装は一番シンプルな白のTシャツにジーンズ、それに友人のアーチスト、今は日本在住の安藤福子さんが今日の為に作ってくださった「虹」の装飾を付けて。いつも応援してくださっている福子さんとも時空を超えたコラボ実現!

 

 

昔からの親友ピアニスト&作曲家の棚田さんが「衣装がとても音楽にマッチしていて、いっぱい楽器をいつも持ち歩いているパパゲーノみた いだった」って()あと「ここに来てこれまで色んな方向でやってきていたことが集約された」と言ってくれて嬉しかった!私を昔から見ている人の言葉が やっぱり一番励みになります。

 

母親いわく「ピアノの月謝も払ってきた甲斐があった」(笑)

 

書き溜めてきた曲たち、ジャズをベースにはしているけど入り乱れる色んなルーツのリズムやカラー、現代性と伝統。即興と厳密な記譜パート。楽器 は自分が出来るフルートとピアノとパーカッション-以上出来る順位順()がベースだけど、おもちゃや声も含めた雑多な音。舞台上(客席乱入も含め)の動 線の自由。それと大好きなローランド・カークのみんなに笛を配ったり、動物園で即興したりするアイデアを拝借してやってみれたのも楽しかったし。

 

ストロー笛は作りすぎて、(70本!)ストローを見たら反射的に作りたくなってしまう。

 





 J'emprunte l'idée de Roland Kirk...les petites flûtes distribués aux public à la fin du spéctacle...

プラスチックの縦笛(実はボールペン)はいつも行ってるマルシェで発見、カラフルで可愛くて、思わず30本まとめ買いして顔を覚えられてしまった笑

でもこれで100人キャパのホールで笛をみんなに配れるんですねー。

 

ほらそこの「どんなライブや?!」と思った方。絶対次回は来てくださいね!日本でもぜひいつかやりたいなぁ!



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