SpiMelo! -Mie Ogura-Ourkouzounov

L’artiste d’origine Japonaise qui mélange tout sans apriori

デュオ・ウルクズノフ日本ツアー、来月です!!

2023-09-16 12:41:00 | Info Concert-コンサート予告

前回の日本ツアーから、4年半ぶり!!


パリを拠点として世界各地で演奏するデュオ・ウルクズノフhttps://www.facebook.com/profile.php?id=100089344929855 

ミエ・オグラ・ウルクズノフ (フルート) x アタナス・ウルクズノフ (ギター) with 佐藤洋嗣(コントラバス)


の日本公演ツアーが、ブルガリア大使館の後援で行われます!


その名も


すぱいらる・うるくずのふ・プロジェクトvol.2 @JAPAN 2023 日本とブルガリア ~現在の音のカクテル 



伝統音楽xクラシックx現代音楽=? 


現在の音って、何だろう。 



誰でも世界中を旅行できる現在。


今も世界中のあらゆる地域に根ざした伝統音楽が演奏され、人々はクラシッ クを学び、様々なジャンルの音楽を縦横無尽に聴き、作曲家は新しい言語を創造する。世界的な人々の移動は、それらをものすごいスピー ドでスパイラル状に交わりさせつつある。 


そんなグローバルな音楽を体現するのは、フランス・パリを拠点とするフルート奏者で即興家のミエ・オグラ・ウルクズノフ (日本出身)&作曲家でギター奏者のアタナス・ウルクズノフ (ブルガリア出身)。 



20年間に渡り世界中のフェスティバルでスタンディングオベーションを受け てきたウルクズノフ・デュオが、日本を代表するコントラバスのパイオニア 佐藤洋嗣を迎え、それぞれのルーツの音を、高度な天衣無縫のテクニックで、自由自在に混ざり合せる。



これからの新しい時代を象徴する、グローバルな現在の世界の音のカクテル を、先入観なしで、ただただお楽しみいただきたい。



1021() 14 公園通りクラシックス 佐藤紀雄プロデュースシリーズ番外編 with Yordan Markov (Gadulka)  (渋谷・東京


1022()15 音降りそそぐ武蔵ホール (入間・埼玉



1025()19 ティアラこうとう* (江東区・東京)


 1027() 19 高知県立美術館ホール (高知


1028() 15時半 うみか (多度津・香川



112()19 穴吹学園ホール (高松・香川



113(金・祝)14 サーラ・アウローラ* (高松・香川



115()11時/151第5回岸和田こなから音楽祭* /杉江能楽堂(岸和田・大阪


*印の公演はデュオのみとなります。


全ての公演のチケット、又お問合せは

wawa8awaw(アットマーク)gmail.com


まで宜しくお願い致します!



日本の皆さまにお会いでき、コロナ禍で長い間実現出来なかった音楽の共有をできますことを、心より楽しみにしております!! 






プログラムノート

2022-03-24 21:47:00 | Info Concert-コンサート予告

(前回のブログのまたまた続き)

写真は文中に出てくる、アーチスト安藤福子さん作の黒いドレス。


〜〜プログラム・ノート〜〜


私が3月27日、フランス・フルートオーケストラのコンサートのために書いた曲は、次の4曲です。



-La reine du tabou en robe noire

黒いドレスを着たタブーの女王〜安藤福子さんへのオマージュ (世界初演)


この奇妙なタイトルの由来。2019年に、パリ在住で仲の良かった服飾アーチストの安藤福子さんが日本に永久帰国するということで、パリのアパルトマンの掃除をしていたときに、なんとトイレから黒い布が出て来たんですって。そしてその布で私の舞台衣装を作ってくださった。


ずっと私の音楽活動を見守って来てくださった彼女は、私が「ずっと音楽のタブーに挑戦するように地下を掘ってきた」のだと言う。確かにそれは輝かしいスターダムを駆け上ったミュージシャンたちと私の通って来た道の違いかも知れない。しかしどのような道を通ろうとも、芸術的な高みに辿り着くことが出来るのであれば、どう言う訳かそこは同じ次元である筈なのである。


そのドレスには「トイレというタブーな場所から出て来たこの布で作ったドレスで、一番の高みを目指す」という願いが込められている。その時の話が強烈に印象に残っていて、いつかこの題材で曲を書きたいと思っていた。


だから曲想的にはブラックミュージックやプログレッシブロックやヒップホップなど、割に反抗的?な音楽が基調だと思う。


私にしてはいっぱいいっぱい音符を書いてあるつもり()だが、アンサンブルによる自由即興に任せる場所が二箇所ある。楽しみ!



-You don’t know this spring 

あなたはこの春を知らない〜キース・ジャレットへのオマージュ (世界初演)


パリの2月は冬と春の入り混じったような微妙さが好きな季節であるのだけど(特に今年のように春の度合いの多い2月は。)昨年の2月までに数人の親しい人々や尊敬する人が亡くなってしまった。

まだまだ寒い2月の公園で「この人たちはこの春を知ることはなかったんだな」という想ったことで、この曲を構想した。


はっきり言ってこのイメージを楽譜にするのは難しかったし、最後まで難航した。


キース・ジャレットへのオマージュにしたのは、ジャレットのピアノソロ即興で、彼が流れに完全に乗っているときに天に昇って行くような感覚があって、その彼の弾き方や和声感がこの曲のイメージを助けたから。その彼ももうピアノが弾けなくなってしまった。

即興箇所は、奏者に冒頭と最後の「you don’t know...」を4ヶ国語で音楽に合わせて即興的に発音してもらうところと、中心部分の4和音で私がアドリブソロをとるところ。多分ピアノでやろうかな。


-Spiral Melody 

スパイラル・メロディ


香川県多度津町という田舎で小学生だった頃、(季節は春だった)、学校の授業中に、音楽室からみんながリコーダーで一斉に「グリーングリーン」だったような気がするけど、練習しているのが私のいる教室の窓から聴こえてきた。その音たちが春の光と風と相まって、スパイラルになっていた、そんな私的な原風景から生まれた、スケッチ的な曲。


今回は、私のアドリブ部分のバックで、数音しか出ない小さいリコーダー型のペンを数人のフルート奏者に持ち替えてもらい、即興演奏してもらう予定。



-Ondulation

オンデュラション〜波動〜チック・コリアへのオマージュ


元は即興アトリエの生徒たちのために書いた曲。

なので私にしては珍しく4/4拍子、8小節単位の割り切れる曲。


完全なジャズコンセプトで、とにかく誰にでも簡単に即興のインスピレーションが生まれるよう!という願って生まれた曲なので、とにかく色々考えずにフランス語でいうs’éclater(夢中に楽しんで)が出来る曲。

非常に影響されているチックコリアの明るい精神とリズム遊びによるヴィルトゥオジティーみたいなのが強く出ているので、相方アタが「おい、これお前チックコリアへのオマージュって、副題つけるべきだろ!」と言ったので素直にそうしました()


実際に生徒たちはこの曲が大好きで、レッスンに来ると笑顔満開でこの曲が譜面台の一番上に乗っていたりして、「こらっ、宿題のタファネルゴーベールは?ケーラーのエチュードは??あっ、オンデュラションをかくれのみにして下に隠してある!!なんたるちあ!これ、いい加減に年貢を納めなさい笑」となる。


今回は、この単純明快な曲をせっかく上手いプロ奏者たちに演奏していただくということで、各楽器細部まできっちりアレンジし、アドリブ部分は一箇所で思いっきりソリストがs’éclater出来るようしぼってあります。


ちなみにこの曲にワザと難しいパッセージを書き足し、生徒が奮闘しているのを横目に「タッファネルゴーベールをちゃんとやってたら1年後に吹けるようになるかもねー笑」っなんて、嫌いな野菜を食べさせるためには色んな作戦があるのです。ってどんな先生や!


前置き、めちゃくちゃ長っ(笑)


ということで、日本語で書いてもしゃーないのですが、コンサートは3月28日(月)19時、パリ南郊外のヴィルジュイフ音楽院です。


メトロⓂ️7番線Paul Vaillant Couturier から徒歩1、2分です。



« Trio Ralchenitsa » A concert from Bulgaria on YouTube (free!) らるちぇにっつぁトリオYouTube無料配信コンサート、今週日曜です!!

2022-03-17 10:01:00 | Info Concert-コンサート予告

皆様こんにちは。


You can watch our concert (free!) on YouTube this Sunday✨ 


ついに今週末日曜に決定いたしました!どうぞお見逃しなく🎶


日時/ 3月20日(日)

日本時間17時と20時の2回配信


Ce dimanche, vous pouvez regarder ce concert sur YouTube gratuitement...le 20 Mars matinée à 9h et à 12h(heure française)


らるちぇにっつぁトリオ〜YouTube無料配信コンサートfromブルガリア


Trio Ralchenitsa ~A concert from Bulgaria (Pleven)😃🇧🇬


リンクはこちらです(時間が来たら自動的に開演します)↓

(プレミア交換は終わりましたが、3月24日現在アーカイブ公開中です!!)





2021年度日本万博記念基金助成 

国際文化交流事業採択記念スペシャルCD

〜ブルガリアと日本の架け橋〜


2021 The Japan World Exposition 1970 
Commemorative Fund Grant program 


~The bridge between Bulgaria and Japan~


らるちぇにっつぁトリオ


Trio Ralchenitsa 


ペーター・ラルチェフ (アコーディオン)

Petar Ralchev (accordion)


ミエ・ウルクズノフ (フルート)

Mie Ogura-Ourkouzounov (flute)


アタナス・ウルクズノフ (ギター)

Atanas Ourkouzounov (guitar)


日本万博助成事業国際交流事業/らるちぇにっつぁトリオ〜ブルガリアと日本の架け橋〜

ブルガリア屈指のアコーディオンの巨匠、ペーター・ラルチェフと、フランス在住日本人フルート奏者ミエ・ウルクズノフ、ブルガリア人ギタリスト作曲家アタナス・ウルクズノフという世界的な顔ぶれがタッグを組む、前代未聞のトリオ。

各人の即興、作編曲能力をフルに活用し、日本ではまだ馴染みの少ない鮮烈なブルガリア音楽に、日本のお馴染みの楽曲を交えてお届けする、国境を超えた驚愕の1時間。一体どんな音楽が出てくるのか?!それは聴いてのお楽しみ!!なんと無料?!それはあの日本万博基金助成採択プロジェクトだからこそ。こんな機会はまたとありません。どうぞお見逃しなく😊


:::::Program::::プログラム


1. ラザルスキ・ダンス (ペーター・ラルチェフ) Lazarski Tanz (Petar Ralchev)


2. 永遠のカヴァル (ミエ・ウルクズノフ)Eternal Kaval(Mie Ourkouzounov)


3. 證誠寺の狸囃子(日本民謡)/白うさぎ(ブルガリア民謡)〜ブルガリアン・リズムでの変奏 (らるちぇにっつぁトリオ編)Sho-jo-ji (trad.Japanese)/Zaichenceto biyalo (trad.Bulgarian)on Bulgarian rythme (arr. Trio Ralchenitsa)


4. 少女は薔薇の花を摘む(ブルガリア・ロドッパ地方民謡/ペーター・ラルチェフ編)Brala moma ruja cvete

(trad.Bulgarian, arr. Petar Ralchev 


5. 人生のメリーゴーランド(ハウルの動く城テーマ久石譲 /ミエ・ウルクズノフ編 

Merry-Go-Round of life(Joe Hisaishi/Arr. Mie Ourkouzounov)


6. ラズミサウ〜反映(ペーター・ラルチェフ) Razmisal(Petar Ralchev)


7. カラフル・スケッチ (アタナス・ウルクズノフ) Colorful Sketches (Atanas Ourkouzounov) -Allegro malicioso

-Rubato melanconico

-Presto preciso


8. プロシュカ〜赦し(ペーター・ラルチェフ) Proshka (Petar Ralchev)


録音/ニコライ・ミハイロフ

Recorded by Nikolay Mihaylov


2022 22627日 ブルガリア・プレヴェン国立芸術学校大ホールにて

26,27 February 2022 At the Bozhko Shoykov hall, Pleven National school of arts Panayot Pipkov 


カバーデザイン/進藤一茂

Cover design Kazushige Shindo


使用楽器/ヴェルトマイスターアコーディオン、マテキフルート+頭部管フォリジ18K&木管サクライ、アンドレアス・キルシュナーギター

Instruments/Weltmeister accordion, Mateki flute+Faulisi 22K&Sakurai wood headjoints, Andreas Kirschner Guitar


Special thanks to Konstantin Shotev, Milena Gramova-Mihaylova, Stephanos Demetriou 


Have a good concert!

Bon concert!

それではお楽しみください!


ミエ・ウルクズノフ らるちぇにっつぁトリオ







« Ralchenitsa Trio » Japan Tour schedule in October! らるちぇにっつぁトリオ10月日本ツアー日程発表!と今の心境。

2021-06-28 14:04:00 | Info Concert-コンサート予告

ここまで全速力で企画してまいりました、「大阪万博基金expo’70」の国際文化交流事業の助成事業に採択されました「らるちぇにっつぁトリオ10月日本ツアー」の日程を発表させて頂きます。


  1013()19時 入間市武蔵ホール (YouTube配信あり)

  15()19時 東京・オペラシティ近江楽堂

  16()13時 渋谷クラシックス(ブルガリア音楽ワークショップ)

        17()16時 高松穴吹学園ホール

  21()13時 高松サンポート内()(ブルガリア音楽ワークショップ)

  23()15時 高知市オーパスクラブ/ライラホール

  24()~28()九州/確定待ち(決定次第お知らせ)

  30()1345分 大阪府立労働センター内プチエル/ブルガリア音楽レクチャーコンサート


« Ralchenitsa Trio » Japan tour in October 2021 Schedule;


(This tour is subsidized by Expo’70 fund for the culture exchange projects.)


13/10 19h Iruma-city at Musashi-hall (also online concert on YouTube)


15/10 19h Tokyo Opera city/Omi-Gakudo


16/10 13h Tokyo Shibuya/Bulgarian music Workshop at koendori-Classics


17/10 16h Takamatsu Anabuki-Gakuen hall


21/10 13h Takamatsu/Bulgarian music Workshop at Sunport hall 


23/10 15h Kotchi-city at Opus-Laila hall


(24/10-28/10  at Kyushu waiting confirmation)


30/10 13h45 Lecture concert at Osaka Petit-L hall 





Promotion vidéo 






詳細はこのブログにて随時発表していきます。九州の一箇所が未定になっておりますが、数多くの市町村が文化事業のキャンセルを選択したこの厳しいコロナ禍の中、日本で稀に見る精神のオープンさ、類稀な文化への強い好奇心で私たちのプロジェクトに興味を示して下さったその市は、現在オリンピックのホストタウンとして大変なご試練の只中にいらっしゃいまして、まだ10月の予定の詳細が出せない状況ですので、確定してからの発表になります。


その市の関係者方々、また間に入って対応してくださっている企業の方は、顔見知りでもないのに私たちの音楽にかけて下さる情熱で、度々ヘコみそうになる私に多大なる勇気を与えてくれます。


それに地元香川で助けてくださる方々、各地のアコーディオン奏者の方々、多大な音楽への情熱を持った日本の友達のみんな。。。大きな風に煽られて倒れそうになりながらも、こうしてブレない人たちがいるからこそ、文化は救われるのだと思います。その出会いに心より感謝したい。


私は一ミュージシャンで、ただでさえ企画のシロウトなのに、ここまで状況が視界不透明だと、一体なにが勇み足でなにが遅すぎるのか、まったく分からなくなってくる。でも、今は世界中がそういう状況なんである。数ヶ月先のことは誰にも分かりはしない。。。


チラシやホームページ、運営の全てが遅れていることを、この場を借りて関係者の皆さまにお詫び申し上げます。


私たちは2回の接種を終え、ヨーロッパ旅行パスを得て、この夏はヨーロッパ内のコンサートが可能になるけれども、未だオリンピックを控え論議の只中にある日本で、10月にそれが可能になるのか?


それは運命のみが知る、です。

すること全てやったら、もう天に任せます。

疲れてヘコみそうになるたびもう、そう言い聞かせます。

何事も無理矢理押し通すのでなく、運命に乗ってサーフィンして行きたいと思います!



皆様どうか引き続き「らるちぇにっつぁトリオ」の応援を宜しくお願い致します!


らるちぇにっつぁトリオメンバープロフィール✏️

ペーター・ラルチェフ/アコーディオン


ついに待望の初来日を果たす、ブルガリアの「アコーディオンの王」ペーター・ラルチェフ。世界有数の超絶技巧を擁し、目眩くテクニックでブルガリア音楽の魂を表現するラルチェフ は、聴いたものの心を深く捉えて別世界に誘う。伝統音楽の盛んな自国ブルガリアで、巨匠と呼ばれ国民的スターとして知られる。

自身のグループでのツアー、ソロ、オーケストラとの共演及び国際マスター クラスを精力的に行うラルチェフは、今や世界中のアコーディオン奏者のインスピレーションの源である。国境を超えた奏者との共演を通して、伝統に留まることのない創造への挑戦を熱望する。ミエ&アタナス・ウルクズノフと意気投合し「らるちぇにっつぁトリオ」を始動。ヨーロッパ各地のフェスティバルでスタンディングオベーションを受ける。


ミエ・ウルクズノフ(小倉美英) /フルート


香川県出身、高松第一高校音楽科卒。パリ国立高等音楽院フルート科に入学、その後即興科を最高位で卒業。現代音楽、ジャズ、インド音楽、ブルガリア音楽に魅せられる。そのフルートを超える圧倒的表現力は「色彩の扇」と呼ばれ、世界各地で演奏。多様な言語をミックスし、聴衆をも巻き込みながら複数楽器演奏で臨む自作自演即興プロジェクト「スパイラル・メロディー」をパリを拠点に展開。一方でアタナス・ウルクズノフとデュオでの20年に渡る共同作業は「他の追随を許さない至宝」と国際的に評される。

教育面でも「多様性」に向けて挑戦し、パリ市立音楽院唯一の日本人フルート科、即興科教授として、人種の坩堝パリ19区で生徒達と共に音楽の可能性を探る。


アタナス・ウルクズノフ/ギター


ブルガリアの民族音楽とストラヴィンスキーに挑発され、ギターを弾き始めると同時に作曲し始めた鬼才。パリ国立高等音楽院ギター科主席卒、現在パリ市立モーリス・ラヴェル 音楽院教授。 その作品は数々の国際コンクールで最高位を受賞、ギター作品を始め室内楽曲や協奏曲など、怒涛の創作意欲は今日までとどまるところを知らない。トレードマークであるキャッチーで親しみやすいメロ ディーや強烈なブルガリアン・リズム、斬新な現代奏法などが世界中の注目を集め、ソロやミエ・ウルクズノフとのデュオで数多くの国際フェスティバルに招聘される。

トップ奏者でありながら非常に多作な独特のスタイルで、現代ギター界を牽引する孤高の存在。


佐藤洋嗣/コントラバス(ゲスト)


高校時代はエレクトリック・ベースを演奏し、卒業後コントラバスの魅力に触れ、転向。東京音楽大学卒業。日 本現代音楽のパイオニアである「アンサンブル・ノマド」のコントラバス奏者に就任し、数多い現代作品を初 演、コントラバス界の時代の寵児となる。 オーケストラやタンゴで下から音楽を支えつつも、ソロで4回のリサイタルを実現するなど、精力的な活動でコ ントラバスの可能性を極限まで探る。20192~3月、スパイラルウルクズノフプロジェクトと題し、ウルクズノフデュオと共に日本ツアーを 実施、全国8カ所で公演、大成功を収める。

現在バンドジャーナル誌でワンポイントレッスン連載中。


Presentation Video « Ralchenitsa Trio » らるちぇにっつぁトリオPV完成!

2020-10-26 11:08:00 | Info Concert-コンサート予告
« Ralchenitsa Trio » Presentation Video is now, online!!

2021年10月、「らるちぇにっつぁトリオ」がついに日本に上陸予定🎉🎶

ブルガリアの至宝、巨匠アコーディオン奏者のペーター・ラルチェフの記念すべき初来日となります🎊

つきましては、皆さまにより私たちを知っていただくため、ご紹介ヴィデオを制作しました。

どうぞお楽しみ下さい!
Bulgarian great accordion master, Petar Ralchev’s international new trio « Ralchenitsa Trio »🎉
Three artists are creating today’s new Bulgarian music and playing all over the world🌍!!

Artists;

Petar Ralchev (accordion, Bulgaria🇧🇬)

Mie Ogura-Ourkouzounov (flute, Japan🇯🇵)

Atanas Ourkouzounov (guitare, Bulgaria 🇧🇬)

「らるちぇにっつぁトリオ」ご紹介

ブルガリアの至宝、圧巻のアコーディオン奏者率いる新トリオ。

中東のトルコと国境を接するヨーロッパ最南端の国、ブルガリア。そこではバルカン山脈に息づく透明なブルガリアン・ヴォイス、ジプシー音楽、中東のアラブ音楽、ギリシャなどの地中海的音楽、ユダヤ音楽などが奇跡の融合を果たした。

伝統音楽の盛んなブルガリアでは、熟達した楽器奏者のみが国民的スターとなる...

アコーディオンのペーター・ラルチェフは、腕利き楽器奏者たちが切磋琢磨するブルガリアで、巨匠と呼ばれる国民的奏者。現在自国のみならず、世界有数の目眩くアコーディオン奏法で、潤沢なブルガリア民族音楽の魂を披露している。

「らるちぇにっつぁトリオ」は巨匠ラルチェフの名前から作った言葉遊びの造語で、同ブルガリア出身のギターのアタナス・ウルクズノフ、日本人フルート奏者のミエ・ウルクズ ノフを迎え、ラルチェフの音楽を国際的に発展させ、日本とブルガリアの音楽的架け橋にしようという願いが込められている。

「らるちぇにっつぁトリオ」メンバー

ペーター・ラルチェフ/アコーディオン

ブルガリアの国民的アイコンであるアコーディオン奏者。世界的に5本の指に入る超絶技巧を擁し、その目眩くテクニックで、ブルガリア音楽の魂を表現するラルチェフは、聴いたものの心を深く捉えて別世界に誘う。自国ブルガリアで神と崇められる所以である。60歳を迎える現在、ブルガリア国立民族オーケストラとの共演、自身のグループでの世界ツアー、国際マスタークラスを行う。国境を超えた奏者との共演を通し、伝統に留まることのない創造への挑戦を熱望する。

ミエ・ウルクズノフ(小倉美英)/フルート

香川県・多度津町出身、高松第一高校音楽科卒。フランス・パリ在住。パリ国立高等音楽院卒。クラシックでは飽き足らず、ジャズ、即興、民族音楽、現代音楽、自身の作品発表と縦横無尽な活動を展開。そのジャンルの境界さえも消失させる圧倒的な表現力は、フルートの粋を超えた「色彩の扇」と国際的に評される。現在パリ市立ジャックイベール音楽院フルート科、即興演奏科教授。

アタナス・ウルクズノフ/ギター

ブルガリアの民族音楽とストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」に挑発され、ギターを始めると同時に作曲し始めた鬼才。その才能を見出されてフランスに移住。パリ国立高等音楽院卒、現在パリ市立モーリス・ラヴェル音楽院教授。その作品は数多くの国際コンクールで最高位を受賞する。トレードマークであるキャッチーで親しみやすいメロディーや強烈なブルガリアン・リズム、現代的奏法などが世界中の注目を集め、現在国際的にギター界をリードする孤高の存在。