2021年4月11日(日)
因島 白滝山・五百羅漢
因島の北部にある標高227mの白滝山。
白滝山も、しま山100選にも選定されている山。
白滝山登山道入り口と五百羅漢案内
白滝山は、その昔因島を拠点とした村上水軍の当主だった村上吉充が建立。
その後、この地に住む柏原伝六が弟子らと五百羅漢を造ったと伝えられています。
管理棟の前にある多宝塔。
高さおよそ6m、岩の周りには石仏が彫られていました。
。
岩に彫られた仏像の頭のすぐ脇に十字架が掘られていました。
珍しいと言うより初めてみた十字架観音。
ドックも見えます。
そしてこちらも珍しい天狗の石仏。天狗三種です。
アップで左から一般の天狗・からす天狗・赤鼻天狗
五百羅漢は実際には700以上の羅漢像があり、自分と良く似た顔の石仏があるらしい。
一体一体、自分探しは難しいです。
北向きに並んだ7体の過去七佛
釈迦が出現する前に入佛さた方々だとか、出生が過去になるから過去七佛というらしい。
釈迦三尊像
普賢菩薩(左) 釈迦如来(中) 文殊菩薩(右)
釈迦三尊像の後ろから。
下にも沢山の石仏があります。お弟子さんでしょう?
三大師坐像
道元大師(右) 弘法大師(中) 達磨大師(左)
ゴリラに見えるゴリラ岩
向島と因島をつなぐ因島大橋
対岸の島は、向島。
阿弥陀三尊像を後ろから、
五百羅漢の「らかんさん」とは実在したお釈迦様のお弟子さんなんだそうです。
山頂から三原方面
山頂に設けられた展望台からは360度のパノラマで瀬戸内海を見下ろすことができます。
瀬戸内の海を見下ろす山頂にある鐘楼
正面の大きな島は、佐木島です。
石仏と橋
因島にこのようなスポットがあることを、これまで知りませんでした。
とっても素敵な場所ですねぇ~。
冬は霧が多いんだって。偶然にもちょうど良い季節に行ったようです。
下山後、岡山駅でレンタカーを返却して新幹線で東京へ。
これにて四国 しまなみ海道の山旅おしまい♪