2017年1月14日(土)
モ―ニングコ―ル 6:30
朝、起きて外に出てみると まだ薄暗く肌寒い 日本と同じ気候とはいえ、
その日その日、着る物に神経を使う。即 脱ぎ着出来る物をザックに入れバスの中に持ち込んでおく。
7:00朝食
フロントの脇にあるレストランで朝食を頂くが、前日バス移動が多くあまり歩かなかったせいか、
腹がすいてないが・・・、貧乏性なせいか、しっかり食べてしまった!
あぁ~なんて、愚か者なのだろうか、お腹がはちきれんばかりに 、苦しい。
昼食は、ちょっと自粛しよう?と思った、朝の出来事でした。
ホテル出発 8:30
7:00朝食で8:30出発というのは、時間的にゆとりがあって嬉しい出発時間なのだ。
昨夜のホテルは海外でいう、モ―テル的なホテル。
日本でいう民宿的な感じでしょうか。
バスに荷物を詰み込み、バスの中へ。
冷たい北風が吹いてます。
この日の我々の座席は一番後ろ、やったぁ~!
ドライバーさんに朝のご挨拶、ポンデヤ・・・。
『世界遺産』カルカソンヌ観光
昨夜、ライトアップ見学したシテの城塞見学へ。
カルカソンヌは、フランス南部の都市、オクシタニ地域圏に属するオ―ド県の県庁所在地。
古代ローマ時代に要塞都市が建設されたことで有名な場所。
古代ローマ時代から発達城塞都市であるシテとオ―ド川をはさんだ、向かいに展開した下街との二区画からなる都市。
地中海沿いにある場所、割合に温暖な気候なのだが、
日本列島を覆っていた寒波の影響と同様にヨ―ロッパも寒波で北風が冷たく、
観光中ホント寒かったです。
シテを覆う城塞の門は、ラヌボンヌ門とオ―ド門の2つがある。
ラヌボンヌ門を潜り抜けると、そこには城塞に囲まれた小さな城塞都市があった。
そんな城塞の中の小路には、ホテルやお土産屋さんがびっしり建ち並んでいます。
このカルカソンヌは、
フランス国内では『モン・サン=ミシェル』の次に、年間来訪者数を誇る一大観光名所となっています。
このシテを訪れる年間の観光客数は200万人ほどと言われており、
観光シーズンに行くと、この小さなシテの中に、一体どれだけの人が集まってくるのだろう・・・と、
考えずにはいられません。
また、カルカソンヌは、映画『ロビンフッド』など、様々な話の舞台となった場所でもあります。
我々が観光した時間が早かったのか、オフシーズンで観光客が居ないからなのか、
お土産屋さんもレストランも閉まっていました。
人が居ない静かな観光を望むなら、オフシーズンがお薦めの場所です。
旧市街地の中にあるサン・ナザール聖堂
サン・ナザール聖堂のステンドグラス
こちらの城壁は2重構造、お城を含めると、3重構造の厚い城壁に囲まれています。
旧市街地を散策した後は、城壁の間をそぞろ歩きしながら・・・
ラヌボンヌ門まで戻りました。
シテからカルカソンヌ駅までは2Km強の道のり、
ミディ運河沿いをバスは走り、カルカソンヌ駅へと向かいます。
動力を持たない当時の船舶を人や馬が引くために、運河の両側に道がつくられ、
日差しを遮るために45,000本ものプラタナスや糸杉が植えられています。
2㌔くらいならば、ミディ運河が流れる木立の中を散策しながら歩いてみたかった!
駅前を流れるミディ運河は世界遺産
ミディ運河は、フランスのトゥ―ル―ズでガロンヌ川から分岐し、
地中海に面したト―湖にいたる全長240キロ、支流部分も含め総延長では360キロに及ぶ運河。
19世紀に鉄道に取って代わられるまで、大西洋と地中海との間を船舶で結ぶ、大量輸送ル―トであった。
船は高低差のある運河を水門によってコントロールしながら、のんびり進んでいきます。
いっけん、この駅前を流れている運河だけをみると、「えっ、これが世界遺産?」的な・・・。
のんびりクルーズしながら、良いとこどりをしてみたかったですね。
ミディ運河の周辺はふつうの住宅街です。