この宿は、海に沈む夕日、温泉、地元の魚介類と平田牧場の豚、遠浅の海水浴場が売りです。
実は私は、宮城県で泳いだことはほとんどない。こちらの海は、
(松島を)見る海であり、(船で)釣る海であり、(ウニやアワビを)食べる海であり、(学生時代に)叫ぶ海・・・という認識なのである。
翌日は、加茂水族館へ
クラゲの展示が有名です。ノーベル化学賞を受賞された「クラゲ博士」も訪れたそうな。
二日目の夕日
夕食
庄内名物、ごま豆腐とそうめん
ヒラメのお造り
鯛のかぶと煮
クルマエビ塩焼き、バンバンジー
たらば蟹の酢の物
平田牧場三元豚ほっぺ肉煮込み
フルーツ
なんて平和な海なんだ・・・・。
翌日の朝食です。
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仙台空港があの惨状だった時、甲子園球児を含む多くの人が山形空港から搭乗した。
庄内地方(日本海側)も大きく揺れたそうだけど、仲居さんもワタシを気遣って、あまり話題を振らない。
でも宮城県でも、海に面してない地域は復旧が早く、仙台市の中心部はどんどん立ち直っているので、その気遣いが心苦しい。
「自分は被災者ではない」という意識も、津波の惨状を知った3月12日の朝刊を読んでから芽生えた。
ライフラインが全滅したくらいなんだ、家が壊れても残っているだけいいじゃないか、という(少しやけっぱちな)気持ち。
それにしても、地元紙の河北新報は偉い。震災の翌日にちゃんと朝刊が届いた。
それを震災翌日の町内会の集まりで、宝物のようにして、皆で回して読んだ。
全国紙は他人事のように「東北地方では・・・」という感じなのに、河北新報は地元の視点で、被災者の心情を思いやりながら、書いている。
記者をやっている学生時代の同期も「今やっと自分のデスクに座れた」と3月30日のメールで告げていた。
その河北新報に連載中の、仙台在住の作家。元女優の奥様と、ご自宅で地震に遭われました。
うちの娘がこの本のファンでねぇ・・・・。
とあるご縁で顔見知りなんで、本人直々にサインを頂いたんですよ。
「名前なんて言うの?」って聞いて下さって(泣)
「○○さんへ」って書いて下さった。(家宝です)
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