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いもりんのヒルズ的生活+貧乏昔話

教師から起業家へ。無一文の外国人夫との超ビンボーな暮しから脱出、奮闘の末つかんだ、ちょこリッチな生活をおバカ調で公開。

卵子の老化について:若くして母になりキャリアを積む大変さ

2013年01月31日 09時08分15秒 | 時事問題(こムツカシイ話題)
神の汚れた手〈上〉 (文春文庫)
クリエーター情報なし

文藝春秋

曽野綾子さんの小説をずいぶん昔に読んた。彼女はカトリック信者であるから、キリスト教的倫理観が多分に書かれてある。しかし信者ではなくても、非常にためになった小説である。人生でベスト5に入る書籍かもしれない。

その中で、厚生省(当時)が30歳を「まる高」(高齢出産)としていたことに触れている。
高齢で出産すると染色体異常が増えて、面倒見る国家の負担が増えるから早く産ませようとけしかけた・・・・だったと思う(うろ覚えです)。

ところが女性が子供を産まなくなった(今の団塊世代は4~5人兄弟がざらですよね)。
焦った厚生省は「まる高」を35歳に引き上げて「みなさん大丈夫ですよ、安心して子供を産みましょう」と変えた。つまり厚生省のやることはいい加減なんです・・・・という文章だったと思う(うろ覚え)。

さて前回の続きです。

私の周りには中高の恋人と結婚した人が少なく、学生時代もしくは職場で出会った人が大半。
なので、10代で結婚する想像力に欠けている、と前置きします。

最初の結婚で子供を産み、キャリアの過程で新たな伴侶を見つけたり、子供が巣立ってから別のパートナーというのが珍しくない社会(アメリカみたいに)にならない限り、卵子の状態に応じた出産は難しいと思う。
人間は他の動物と違って、繁殖適齢期に学業とキャリア形成期が重なっているのだから。

こんなことを書くのもうちの姑が、18歳、19歳、21歳で出産して離婚、その後大学に行って政府の仕事に就き、結婚4回目で素敵なパートナーと出会ったからだけどね。
でもなかなか大変な人生です。


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