底に王様印のシールが貼られたタコの貯金箱とシールが貼られていないけれど同一製造者のものと思われるゾウの貯金箱を収蔵しました。
上の写真、王様印のシールが貼られたタコの貯金箱、陶器製、高さ12センチです。
銀色の鉢巻に真っ赤な体、日の丸?の扇をかざしています。厚手の陶器製で結構重く丈夫そうです。お金の入れ口がしっかり作られていますが出し口が無く、お金を出すときは壊します。新品の様に状態の良いものです。
王様印のシールには2種類が有るようで、これには製造者が記載されていません。もう一つのシールには「愛知 常滑 永和商店製造」と記載されています。
これらの貯金箱は昭和30~40年代にかけて多種類のものが作られた様です。土を型に流し込んで作る量産品、彩色は手作業です。
射的の景品に使われたり、子供がお小遣いを貯めたりしたようです。現在も当時の王様印の貯金箱などかなりのものが出回っている割合にはこれに関係する詳細が分かりません。
上の写真、王様印のものらしいけれどシールが貼られていないゾウの貯金箱、陶器製、高さ13センチです。
お座りしたゾウが長い鼻を上げて雄叫び声を発しているのか、素朴な感じの中に写実的な面も見られます。