よったろーのせーさく日記3

よったろーのせーさく日記からの引き継ぎです。
ちょちょいのよったろーと申します。
改めましてよろしくお願いします。

ぴえろ君の恋愛事情(プレイバック)005

2019-11-08 06:28:44 | 日記
 それにより出来たアイテムは紐状の様なものであり、【運命の赤い糸】にちなんで一字違いの【運命の誓い糸】と名付けられた。
 この【運命の誓い糸】は恋愛の苦手な高校生以上の男女に配布され、おのおのの恋愛のサポートアイテムとして、活用される事が決まったのだ。
 これは申請のあった生徒に【因果律スキャナ】という装置に入ってもらい、因果律をスキャニングしてもらう。
 そして、生成されるものが約三十センチメートルの糸、すなわち【運命の誓い糸】である。
 使用方法はそのままではなく、何でも良いので何かに結びつけて使う。
 結びつけたものがラブアイテムとなって所有者をサポートしてくれるというものだ。
 糸が太い程、相手と強い結びつきがあるとされていて、【運命の相手】が近づくとラブアイテムは何らかの力を発揮してくれるというものだ。

続く。

ぴえろ君の恋愛事情(プレイバック)004

2019-11-08 06:28:06 | 日記
 昨今の少子高齢化を嘆いた時の政府は様々な発明家にあるものの発明を依頼した。
 それは、若い男女の恋愛をサポートするアイテムだった。

 【運命の赤い糸】――将来添い遂げる運命にある異性の相手と小指と小指が赤い糸でつながれているというあれである。

 【運命の赤い糸】を作り出すために【因果律】を研究していた研究者を中心に、発明家や科学者など多数の専門家の研究チームが組織され、研究に研究を重ねられ、ついにあるアイテムを完成させた。

ぴえろ君の恋愛事情(プレイバック)003

2019-11-08 06:27:10 | 日記
 館山早樹(たてやまさき)嬢攻略戦失敗…
 太輔は泣きたくなってきた。
 緩川太輔十五歳……
 いつも、モテる誰かの引き立て役。
 彼の人生はいつもこうだった。
 だけど、彼は諦めない。
 いつか大本命中の大本命、江戸葵(えどあおい)嬢の本丸(ハート)を落とすまで…

 太輔はイケメン――とまでもいかないまでもそこそこの顔立ちだった。
 それなのに彼は全くモテなかった。
 それは何故か?
 それには大きな理由が一つあった。

ぴえろ君の恋愛事情(プレイバック)002

2019-11-08 06:25:55 | 日記
 ――が――

「じゃあ、これ、比野本(ひのもと)君に渡しておいてね~」
「了解……って、俺のじゃねぇの?」
「うん、俺のじゃねぇの、頼んだわね~」
「いや、頼んだって……俺の熱くたぎった気持ちは一体、どこへ……」
「そこに川があるから冷やして来れば?」
「いやいや、川でって……」
「良いじゃない名字に川がついてるんだし」
「いや、名字は関係ないから……」
「頼まれたって良いでしょ……同じ【大介(だいすけ)】繋がりだし……」
「いやいや、あいつは【だいすけ】だけど、俺は【たすけ】だし……大体、漢字も違うから……」
「細かいこと気にしないでよ、良いでしょ、別に……」
「良いでしょって……あの……」
「使えない男ね……あんたは」
「えぇ~何でそうなるのぉ……」
「もう、いい……嫌いよ、あんた」
「………」

ぴえろ君の恋愛事情(プレイバック)001

2019-11-08 06:25:09 | 日記
序章 いざ、出陣 恋愛の神様?



「あの……緩川(ゆるかわ)くん……これ……」
「こ、これが…噂に聞く……ららららぶれたぁというやつでは」
「う、うん……」
「たたた、館山(たてやま)さん、おおお俺……」
 緩川太輔(ゆるかわたすけ)は誰もいない音楽室に呼び出されてラブレターを渡された。

 太輔にとってはこれが初めてのラブレター……
 興奮するなと言う方が無理だった。
 彼のボルテージはどんどん上がっていって、マックスを飛び越えていた。

今後の制作予定10

2019-11-08 06:23:41 | 日記
続きです。

とまぁ、そんな感じで作業予定がかなりあるので、バランスを考えながら、1つ1つ仕上げて行きたいと思っています。

それ以外にも【まめぼす もういっちょ】の新作(曼荼羅関係で最低1話は追加する予定です)も作ったりなどもしなくてはならず、いっぱいいっぱいな状況ですが、どんなに多くても1つ1つこなして行けばいつかは終わります。

頑張って作業をしていきます。

以上です。