よったろーのせーさく日記3

よったろーのせーさく日記からの引き継ぎです。
ちょちょいのよったろーと申します。
改めましてよろしくお願いします。

姫野華玖耶と七つの悪夢(プレイバック)170

2019-11-01 06:13:33 | 日記
 二十九 新【闇】・【山本光彦(やまもとみつひこ)】



 三番目の悪夢……新たなる【闇】……【山本光彦】との対決はアイドル佐々木明美(ささsきあけみ)のコンサートに行く前日にあった。
 連日の恐怖にさらされ、意気消沈している姫野に何とか元気になってもらおうとコンサートのチケットを手に入れたんだ。
 正直、佐々木明美のファンという訳ではなかったのだが、テレビで困っているあなたを元気づける為に抽選で一名に招待するという企画があり、ダメ元で応募したら、当たった。

 こんな事もあるんだと思って姫野にプレゼントした。
 護衛のため、俺たちもバカ高いチケットを買って同行する事にした。
 九州であるというので、俺たちは前日にホテルにチェックインした。
 そのホテルに【山本光彦】が混じっていたのだ。

 こんなところまで来やがって……

続く。

姫野華玖耶と七つの悪夢(プレイバック)169

2019-11-01 06:12:33 | 日記
 だけど……
「いや、俺はまだまだだ……認めたくないけど敵は強い……そして、俺はまだまだ弱い……」
「それが解っただけでもあんたは成長しているって事よ。自信を持ちなさい。あんたは確かに強くなっているわ」

 俺はずっと不安だった。
 俺と姫野は釣り合わないんじゃないかって。
 俺に姫野はふさわしくないんじゃないかって。
 いつもその事を考えていて不安だった。

 だけど、今は少しだけ自信が持てた。

姫野華玖耶と七つの悪夢(プレイバック)168

2019-11-01 06:11:53 | 日記
 それは、近くにあったはずの大木がズタズタに引き裂かれていたからだ。
 【昏】の言う通りだった……
 どうやらかまいたちかなんかの力を得ていたようだ。
 確かに、当たっていれば俺は死んでいた。
 大木は俺の身代わりになってくれたようなものだ……

 また、増長していた。
 これは俺の悪い癖だ。
 気持ちを改めないとまた、負け癖がついてしまう……

「やったわね、悟…すっかり見違えたわ。頼もしくなったわ」
 倫が珍しく褒めてくれた。
 倫は滅多な事では俺を褒めてくれない……
 自信持っていいのか……俺……

姫野華玖耶と七つの悪夢(プレイバック)167

2019-11-01 06:10:54 | 日記
「そこだ!」
(うぎゃああああぁぁぁぁあっ……)
 今度こそ俺はカウンターを決めた。

(当たってさえいれば……)
 負け惜しみをして【昏】の声も途絶えた。

 勝った……
 勝ったんだ……
 これで二連勝

 勝利の余韻にひたり……【昏】の見せていた目くらましが消えた時、俺は気持ちを改めた。

姫野華玖耶と七つの悪夢(プレイバック)166

2019-11-01 06:09:41 | 日記
 俺は拳に聖気を込めて攻撃を仕掛けてきた【昏】にカウンターを浴びせる……

 いや、浴びせたように見えたのは気のせいだった。
 実際には空振りだった。

 こいつの力はまやかし……
 それに引っ掛かったんだ……
 冷静になれ……
 クールに事を運ぶんだ……
 
 俺は再び集中した。
 その間も姫野の手は放さない。
 姫野を心配させたくないからだ。
 こいつの行動は大体読める。
 姑息なこいつの事だ、死角から攻めて来るに違いない……
 だったら、自分の死角に意識を集中すればいい……

 案の定、死角から【昏】は攻めてきた。

さて……

2019-11-01 06:09:08 | 日記
さて、それでは、今日も【よったろー屋本舗】三号店の【復活の森】の中の小説を【プレイバック】として、毎日更新の代わりに記事として載せさせていただきます。

【姫野華玖耶と七つの悪夢(プレイバック)】の34日目です。

5回更新という事でお願いします。

今日明日の予定

2019-11-01 06:08:22 | 日記
今日の予定ですが、午前中はバイト、午後は所用で外出します。

明日の予定ですが、明日も午前中はバイト、午後は所用で外出します。

外出ばかりですみません。

日曜日と月曜日はお休みですが、たまりに溜まった番組を見ていきます。