つぶやき・ツッコミ・つれづれ語り

言わないけど内心でツッコミ入れている、日常語り。

本棚の片付け効果。

2018年07月10日 | 日常のこと
うちの本棚には
本が焼けないようにのれんがしてあります。

ふと、のれんを除けたら
本棚を片付けたくなってしまいました。

本当は時間がたっぷりあるときにしか
片付けってしないんですけど。

私は活字が好きで
呼吸をするように本を読むのですが
わりと本棚を片付けているだけでも満足できるようです。

今度活字に飢えたら本棚の整理をしよう。

梁瀬二子古墳へ。

2018年07月06日 | 歴史散策
6/30は梁瀬二子塚古墳の説明会がありました。

国指定史跡になった記念の現地説明会で
普段は締め切ってある石室を公開するそうです。

こう聞けば
石室の中に入れると思うじゃないですか。

動ける服装に懐中電灯に軍手を持ちました。

石室に入る気満々です。

いざ、梁瀬二子塚古墳へ。

住宅が途切れると
突然目の前に現れる大きな山。

緑の芝生に覆われてふさふさしています。



石室近くにスタッフが立っていて
朝早くから来た人に質問攻めになっていました。

古墳の全長は80メートル。
前方後円墳の中でも小ぶりなもの。
6世紀前半のもの。
石室から骨は見つかっていない。

そんな話を耳に入れながら石室見学の列に並びます。

スタッフ「あ、中には入らないでください」

え-。

今日は中をのぞき込むのと
カメラを入れて撮影するまではOKだそうです。

石室公開って
普段閉じてある扉を開いただけだったんです。

ざ、残念-。

石室入り口の写真を一枚。
石室内部は奥が遠すぎて撮影できません。



内部は階段を降りるようになっている珍しい羨道だそうです。





玄室の中はべんがらで赤く塗られていました。

保存状態が良くなくて
べんがらはほとんど退色してしまっているそうです。

説明会まで時間があったのでガイダンス施設へ。

3Dで再現した
石室の動画を見ることができました。

ほとんど加工していない自然石を積んであるようです。
天井の石は大きいです。

やはり中に入りたかったな。

説明会の時間になりました。

夏の熱い日差しの中、たくさんの人が集まりました。

古墳前に集まるように言われて
ぞろぞろと古墳へ。



集合場所にあった倉庫の扉がツボでした。
石室にたまにある扉石がこれと同じなのです。

説明内容は石室の列に並びながら聞いたものとほぼ同じでした。

くびれからのぼって前方部に行き
次は後円部に行きました。



こちらはくびれ。

後円部の上には石碑がありました。
そのうちの1つは地主さんが古墳の主の供養のために立てたそうです。



後円部。



前方部。

ここは竹林に覆われていたため
古墳の墳丘がほとんど作られた当時のまま残っているそうです。

古墳の表面に敷いてある石を葺き石と呼ぶのですが
古墳時代のままにしては葺き石がないな~と思ったのです。

そうしたら
古墳の上に厚さ50センチの保護土を盛り芝生を植えてあるため
葺き石は土の中だと言われました。

古墳は芝生でふさふさしているイメージだったのですが
あれは保護土だった模様です。

石室の前にはたくさんの人が並んでいて
説明を聞いた人がその後に並びました。

石室に入る気満々だったため、物足りず
副葬品が展示してあるという「ふるさと学習の森」へ行きました。

ここの古墳から出土した
三連の金箔入りガラス玉を見てみたいなと思ったのですが
「貸し出し中」って書いてありました。

ガッカリ。

でも、こちらの施設で
梁瀬二子塚古墳の企画展をしたときの冊子を買うことができました。

梁瀬二子塚古墳を最初に発掘調査したのは明治初期、
その時に描かれた副葬品の図解も載っていました。

個人的にすごいと思ったのですけど
出土した装飾品の図に紐が通っていたのです。

板状の石製品を中央につけて
紐も網のように複雑に編んであって
ガラス玉や勾玉をちりばめるように付けたように見えます。

古墳時代、もしかしたら
装飾品をすごくおしゃれに付けていたんじゃないかな。


なかなか興味深い古墳でした。

埋蔵文化財調査事業団へ。

2018年07月04日 | 歴史散策
先日、群馬県埋蔵文化財調査事業団に行ってきました。

発掘情報館で
「甲を着た古墳人の武器・武具」
という企画展を開催中です。



古墳時代の人が
甲を着た状態で発掘されたものです。

調査の結果、6世紀初頭、
榛名山の噴火の火砕流に巻き込まれた人でした。



こちらはレプリカです。

今まで何度か見たことがあるけど
改めてみるとさびだらけ。

さびているということは鉄製、
当時、貴重だった鉄の甲を着ている有力者ということです。

近くから出た女性も
装飾品で身を飾っていたそうです。

近くから「赤玉」と呼ばれる
赤くて丸い染料がごろごろ出土しています。

この頃、古墳の石室内部を赤く塗っていたのですけど
古墳を作る準備をしていたのかも。

展示してあるのは本物の甲です。





さびてすっかり合体していますが
よく見ると小さい札状の鉄板が分かります。

榛名山は石灰質で
酸化しにくくて、さびの進行が遅かったのかも。

特に枚数が多い(千枚超え)そうです。

個人的に面白いと思ったものは
骨で作った甲です。

硬度を考えると実用品では無いそうです。



白い甲・・・
やっぱり「漫画で白ランは生徒会長」的な発想は
古墳時代からあったのかも。

注:甲の古墳人はおじさんです。

骨の小札の隣に
鉄製品がいくつか展示してありました。



こちらは銅鏡です。

祭祀用の鏡は直径10センチくらいですごく薄いものでした。

残念ながら氏族などはまったく不明。

文献などがなくて
裏付ける資料が無いのが残念です。

他人が読んでいる本は何か。

2018年07月04日 | 日常のこと
三浦しをんさんのエッセイに
電車で隣に座った人が読んでいた本を探し出して読む、
というのを読んだことがあります。

最初にこれを読んだとき、
なんて恐ろしいことをするんだと思ったものです。

うっかり変な本を読めないじゃないですか。
(ちなみに私は怖い本が好き)

以来、隣に座った人が本を読んでいると
何の本を読んでいるのか気になるようになってしまいました。

先日、首都圏に行ったとき
隣の人と正面に座った人が本を読んでいました。

正面の人は
カバーをつけていなかったので
すぐに本のタイトルが分かりました。

なにやら真剣に読んでいますが
眉根を寄せていて、面白そうではありません。

隣の人は
カバーを外して読んでいました。

こういう持ち歩き方もあるのかと思いました。

こちらは少し読んではしまって、
また取り出して読んで、を繰り返していました。

年配の女性だったのだけど
横からチラ読みした感じでは
内容がなんとなく韓流ドラマみたいな感じ?

表紙が見えた時に
タイトルを覚えてしまいました。

帰りに本屋さんにいったら
たまたま正面の人が読んでいた本(上下巻でした)と
隣の人が読んでいた本(1~7巻でした)、両方を見つけました。

どちらも話題作だったようです。

こういう事ってあるんですね。

三浦しをんさんだったら
買って読んでネタにしたのだろうけど
私は止めておきました。

新しい分野の本と運命の出会いだったかもしれないけど・・・
すでに大漁の欲しい本を手にしていて重かったので。

隣の人が読んでいたのはライトノベルでした。
少し意外だ・・・
美麗なイラストの表紙が恥ずかしくてカバーを外していたのでしょうか。

実は読んでいるのがラノベ系だなと思った時点で
失礼ながら隣の人の顔をのぞき込んでしまいました。

ライトノベルは少し苦手なので
よく知らないのをいきなり7冊買うのはやっぱり怖い。

でも、年齢がいくつになっても
夢中になって読める本があることはすばらしいと思う。

そして、今、積読がたくさん。
ちょっと幸せv

旧友と親交がちょっと深まる。

2018年07月04日 | 日常のこと
今日、古い知り合いに会いました。

向こうはひと目で私が分かり
嬉しそうにあいさつをしてくれたのですが
私は分からなかったので、キョトン・・・

その人がいなくなったときに
こっそり上司に「今のはどなたですか」と聞いて
名簿で確認したら、古い知り合いでした。

あんなににこやかな笑顔を見せてくれるなんてねぇ。
嬉しいやら、申し訳ないやら。

帰りがけに捕まえることができて
「さっき、気がつかなかったでしょー」って言われました。

素直に謝罪ができたので良かったです。

こういう友人は大事にしないとね。

上記の人と共通の知り合いがいます。

すぐに気がつかなかったことが引っかかっていて
つい、へんな切り出しのメールを送ってしまいました。

イエ~~~ ←あいさつ と。

いきなりイエ~~~と書いてOKな友人も大事にしないとな、と思いました。

久しぶりに会ったことと、
すぐに気がつかなかったことなど
メールに顛末を書いて送ったら返事が来ました。

ウェ~ィ(笑) と。

あれに対してウェ~ィと返信してくれるような友人は
超大事にしないとな、と思いました。