先日、群馬県埋蔵文化財調査事業団に行ってきました。
発掘情報館で
「甲を着た古墳人の武器・武具」
という企画展を開催中です。
古墳時代の人が
甲を着た状態で発掘されたものです。
調査の結果、6世紀初頭、
榛名山の噴火の火砕流に巻き込まれた人でした。
こちらはレプリカです。
今まで何度か見たことがあるけど
改めてみるとさびだらけ。
さびているということは鉄製、
当時、貴重だった鉄の甲を着ている有力者ということです。
近くから出た女性も
装飾品で身を飾っていたそうです。
近くから「赤玉」と呼ばれる
赤くて丸い染料がごろごろ出土しています。
この頃、古墳の石室内部を赤く塗っていたのですけど
古墳を作る準備をしていたのかも。
展示してあるのは本物の甲です。
さびてすっかり合体していますが
よく見ると小さい札状の鉄板が分かります。
榛名山は石灰質で
酸化しにくくて、さびの進行が遅かったのかも。
特に枚数が多い(千枚超え)そうです。
個人的に面白いと思ったものは
骨で作った甲です。
硬度を考えると実用品では無いそうです。
白い甲・・・
やっぱり「漫画で白ランは生徒会長」的な発想は
古墳時代からあったのかも。
注:甲の古墳人はおじさんです。
骨の小札の隣に
鉄製品がいくつか展示してありました。
こちらは銅鏡です。
祭祀用の鏡は直径10センチくらいですごく薄いものでした。
残念ながら氏族などはまったく不明。
文献などがなくて
裏付ける資料が無いのが残念です。
発掘情報館で
「甲を着た古墳人の武器・武具」
という企画展を開催中です。
古墳時代の人が
甲を着た状態で発掘されたものです。
調査の結果、6世紀初頭、
榛名山の噴火の火砕流に巻き込まれた人でした。
こちらはレプリカです。
今まで何度か見たことがあるけど
改めてみるとさびだらけ。
さびているということは鉄製、
当時、貴重だった鉄の甲を着ている有力者ということです。
近くから出た女性も
装飾品で身を飾っていたそうです。
近くから「赤玉」と呼ばれる
赤くて丸い染料がごろごろ出土しています。
この頃、古墳の石室内部を赤く塗っていたのですけど
古墳を作る準備をしていたのかも。
展示してあるのは本物の甲です。
さびてすっかり合体していますが
よく見ると小さい札状の鉄板が分かります。
榛名山は石灰質で
酸化しにくくて、さびの進行が遅かったのかも。
特に枚数が多い(千枚超え)そうです。
個人的に面白いと思ったものは
骨で作った甲です。
硬度を考えると実用品では無いそうです。
白い甲・・・
やっぱり「漫画で白ランは生徒会長」的な発想は
古墳時代からあったのかも。
注:甲の古墳人はおじさんです。
骨の小札の隣に
鉄製品がいくつか展示してありました。
こちらは銅鏡です。
祭祀用の鏡は直径10センチくらいですごく薄いものでした。
残念ながら氏族などはまったく不明。
文献などがなくて
裏付ける資料が無いのが残念です。