つぶやき・ツッコミ・つれづれ語り

言わないけど内心でツッコミ入れている、日常語り。

夏の思い出は何かの出発点。

2017年08月15日 | 日常のこと
ぐんまちゃんブログの方にちょこっと書いたのですが
先日、たむらやさんの店頭でヴァイオリンをちょっと弾きました。

この日、
午前中レッスンだったので
ヴァイオリンを持っていました。

日差しが強くて
車の中に置いたままだと危険だと思い
店先の日陰になるところに置いたのです。

それをぐんまちゃんが見つけました。

これは何?と仕草で聞くので

「楽器だよ、ヴァイオリン」
「暑いので日陰に置いておかせて」

ぐんまちゃんはヴァイオリンを弾くまねをしました。

ぐんまちゃんも弾きたい?と言ったら
私の方に迫ってきました。

弾きたいんじゃなくて、聞きたい、だそうです。

たむらやのぐんまちゃんは
弾いてって言うかなと予想はしていたので
楽器を取り出しました。

集まった人は顔見知りばかりだったし
演奏しても大丈夫かなという雰囲気だったんです。

この日のレッスンで
私は先生にものすごく注意を受けていました。

弾くときに力が入りすぎ、
もっとオーケストラを聴いて耳を鍛えないとダメ、

レッスン前と後で音が変わったのに
まったくそこに気がついていない事がダメ、

弾けるのに弾けていないのがもったいない。

いっぱいダメだしくらったんです。

レッスン帰りに
群馬の森で練習しようと思ったら

群馬の森の一角に
「スズメバチに注意」って看板が立てられていて
野外練習を断念。

それからたむらやさんに来たのでした。

私は野外で弾くのが好きな方です。

空の下で弾くと音が空気の中に溶けて消えてしまう、
その抜け感が好き。

今まで公園で弾いた事はあっても
街頭みたいなところで弾いたのはこれが初めてでした。

普段、
レッスンで弾いている曲は
楽譜がないと弾けないんですね。

指が動くままに少し弾いて
ふと思いついたのが「夏の思い出」でした。

弾いたのは最初のほんの数小節でした。

私の隣でぐんまちゃんが
ヴァイオリンを弾くまねをしてくれていました。

気持ちよさそうに
弾いていてくれたんです。

ちょっと幸せなひとときでした。

私、本当にアホだったと思うのですけど
どうもおかしいと思ったら
1オクターブ高く曲を弾いていました。

ぐんまちゃんが途中で
拍手をして止めてくれたので、そこに甘えてしまいました。

楽譜がないと
うまく弾けないんだよ、って。

1オクターブ間違えなければ最後まで弾けたと思うけど
今さら言っても後の祭り。

うまく弾けたら
ちょっとしたいい思い出になったかもしれないけど

うまく弾けなかったので
すごくいろんな事が心残りでした。

「夏の思い出」なんて
超簡単な曲を即興で弾けなかったとは。

今度から
即興でも弾けるように
そして楽譜無しでも弾けるように
もうちょっとレパートリーを増やそうと思います。

私は時々、ヴァイオリンではなく
ヴィオラを背負っている事があります。

合奏の時、
主に伴奏パートを弾く楽器なので
ヴィオラで何か弾いてと言われたら、本当に思いつかない(苦笑)

持っていたのがヴィオラだったらやばかった(汗)

こちらも緊急時に弾けるくらいには
何らかの対策をしておきたいと思います。

たむらやぐんまちゃん、きっかけをありがとう。

すっごい冷や汗ものだったけど
ぐんまちゃんと弾いたのは楽しかったよ。

何かこう、濃厚な「夏の思い出」になりました。

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